7.3.4 URLパラメータを使用したグラフ・ビジュアライゼーション・アプリケーションの制御

ユーザー・インタフェースのフォーム・フィールドを使用するかわりに、URLパラメータを介してグラフ・ビジュアライゼーション・アプリケーションの入力データを提供できます。

URLにパラメータを指定すると、グラフ・ビジュアライゼーション・アプリケーションにより指定された問合せが自動的に実行され、画面に入力フォーム・フィールドが表示されなくなります。このため、結果のビジュアライゼーション出力のみが表示されます。この機能は、結果のグラフ・ビジュアライゼーションをiframeなどを使用して既存のアプリケーションに埋め込む場合に便利です。

次の表に、使用可能なURLパラメータを示します。

表7-1 使用可能なURLパラメータ

パラメータ名 値(URLエンコードが必要) オプションかどうか
graph グラフ名 string いいえ
parallelism 必要な並列度 number はい(デフォルトではサーバー側のデフォルトの並列度)
query PQL問合せ string いいえ

次のURLは、PGQL問合せSELECT v, e MATCH (v) -[e]-> () LIMIT 10を並列度4のグラフmyGraphで視覚化する例を示しています。

https://myhost:7007/ui/?query=SELECT%20v%2C%20e%20MATCH%20%28v%29%20-%5Be%5D-%3E%20%28%29%20LIMIT%2010&graph=myGraph&parallelism=4