7.3.3 ライブ検索の使用

ライブ検索では、表示されたグラフを検索し、各アイテムにライブのファジー検索スコアを追加できます。これにより、検索結果をすぐにグラフで視覚的に示す強調表示を作成できます。

問合せを実行してグラフが表示された場合は、設定ダイアログにライブ検索を追加できます。「全般」タブの下部に、次のオプションが表示されます。

  • ライブ検索の有効: ライブ検索機能を有効にし、検索入力をビジュアライゼーションに追加して、検索をさらにカスタマイズできるようにします。
  • 検索範囲の有効化: 「頂点」、「辺」、またはその両方のプロパティを検索するかどうかを選択できます。
  • 検索するプロパティ: 「検索範囲の有効化」で選択した内容に基づいて、検索する1つ以上のプロパティを設定できます。たとえば、辺の検索を無効にしても辺からのプロパティを選択していた場合、辺の検索を再度有効にすると、プロパティが保存されて追加されます。(これは頂点に対しても機能します)。
  • 詳細設定: 検索をさらに詳細に調整できます。それぞれの拡張オプションは、コンテキスト・ヘルプとともにドキュメント化されており、有効にすると表示されます。
    • 場所: テキスト内でパターンが見つかると予想されるおおよその場所を決定します。
    • 距離: あいまいな場所(「場所」で指定)に対する一致の距離を決定します。あいまいな場所から一定文字数離れた完全文字一致は、スコアが完全な不一致となります。距離0では、指定した正確な場所に一致が存在する必要があり、距離1000では、しきい値0.8を使用した場合にその場所から800文字以内に完全一致が見つかる必要があります。
    • パターン最大長: パターンの最大長。パターン(つまり、検索問合せ)が長いほど、検索操作はより集中的なものとなります。パターンがこの値を超えると、エラーが発生します。
    • 最小文字一致: パターンの最小長。パターンの長さがこの値を下回ると、エラーが発生します。

検索が有効になっている場合、入力はグラフ・ビジュアライゼーション・コンポーネントの左上に表示されます。入力を開始すると、設定と検索の一致に基づいて、すべての頂点または辺にスコアが追加されます。

結果を視覚的に確認できるようにするには、補間をライブ検索のスコアに設定した強調表示と、必要な視覚的変更に基づく別の設定を追加する必要があります。