7.3.2 グラフ・ビジュアライゼーションの設定

「設定」歯車アイコンをクリックして、グラフ・ビジュアライゼーションの設定ウィンドウを表示できます。

設定ウィンドウでは、ビジュアライゼーションの一部のパラメータを変更でき、「一般」、「ビジュアライゼーション」および「強調表示」のタブがあります。次の図は、このウィンドウで「ビジュアライゼーション」タブが選択された状態を示しています。

図7-2 グラフ・ビジュアライゼーションの設定ウィンドウ

図7-2の説明を次に示します
「図7-2 グラフ・ビジュアライゼーションの設定ウィンドウ」の説明

「一般」タブには次が含まれています。

  • ホップ数: 拡張操作およびフォーカス操作の構成可能なホップ数。
  • ラベルの切捨て: 最大長を超える場合は、ラベルを切り捨てます。
  • 表示ラベル最大長: 切捨て前の最大長。
  • ホバー時にラベルを表示: カーソルを合せたときにラベルを表示するかどうかを制御します。
  • グラフの凡例の表示: 凡例を表示するかどうかを制御します。

「ビジュアライゼーション」タブには次が含まれています。

  • テーマ: 明るいモードまたは暗いモードを選択します。
  • 辺スタイル: 直線エッジまたは曲線エッジを選択します。
  • 辺マーカー: 矢印を選択するか、またはエッジ・マーカーを選択しません。これは有向エッジにのみ適用されます。
  • 類似辺: 保持または収集を選択します。
  • ページ・サイズ: 1ページごとに表示される頂点およびエッジの数を指定します。
  • レイアウト: 異なるレイアウト(ランダム、グリッド、円、同心、...)の中から選択します。
  • 頂点ラベル: 頂点ラベルとして使用するプロパティを選択します。
  • 頂点ラベルの方向: 頂点ラベルの相対位置を選択します。
  • 辺ラベル: エッジ・ラベルとして使用するプロパティを選択します。

「強調表示」タブには、エッジや頂点の外観を変更できるカスタマイズ・オプションが含まれています。強調表示は、単一または複数の要素上の条件(フィルタ)に基づいて適用できます。次の図に、頂点の条件(country = United States)と視覚的な強調表示オプションを示します。

図7-3 頂点の強調表示オプション

図7-3の説明を次に示します
「図7-3 頂点の強調表示オプション」の説明

強調表示のフィルタには、要素のプロパティに関する複数の条件を含めることができます。次の条件がサポートされています。

  • = (等しい)
  • < (より小さい)
  • <=(以下)
  • > (より大きい)
  • >=(以上)
  • != (等しくない)
  • ~ (フィルタは正規表現)
  • * (任意: ワイルドカードと同様に、任意のものと一致)

視覚的な強調表示のカスタマイズ・オプションは次のとおりです。

  • エッジ:
    • ラベル
    • スタイル
    • アニメーション
  • 頂点:
    • サイズ
    • アイコン
    • ラベル
    • イメージ
    • アニメーション

メイン・ウィンドウの「保存」および「インポート」ボタンをクリックすると、強調表示オプションをエクスポートおよびインポートできます。「保存」では、強調表示オプションを保持でき、「ロード」では、前に保存した強調表示オプションを適用できます。

「保存」をクリックすると、強調表示構成を持つJSONオブジェクトを含むファイルが保存されます。後でそのファイルをロードして、保存したセッションの強調表示を復元できます。