21.2.29での変更点

バグとパフォーマンスの修正

  1. 20.2以前で記述されたSTRING型の同種のJSON配列を持つ行が20.3以降でデシリアライズに失敗する問題が修正されました。この問題は、get()で見つからない行や、行の値をデシリアライズする必要がある問合せで発生します。データはそのまま残りますが、アクセスできません。

    [KVSTORE-1347]

  2. リリース19.5より前に作成され、一度も変更されていないデータがある表に対して問合せが実行され、"modification time not available"を示すエラーで失敗する可能性がある問題を修正しました。このような行に対してRow.getLastModificationTime()がコールされると、同じエラーが発生する可能性があります。

    [KVSTORE-1234]

APIの変更点

  1. Row.getExpirationTime()およびRow.getLastModificationTime()は、基礎となる行メタデータが使用できない場合に、例外をスローしなくなりました。かわりに、有効期限なし、使用可能な変更時間がないことを示す0が返されます。TTLがないか、TTL機能の導入前に書き込まれた行の有効期限は0です変更時間0は、変更時間の導入(リリース19.5)より前に書き込まれた行に対してのみ発生します。

    [KVSTORE-1234]

  2. IndexKeySizeLimitExceptionは非表示としてマークされ、内部使用専用です。

    [NOSQL-408]