ターゲット開始分散パスについて

マイクロサービスのターゲット開始パスにより、Receiver Serviceはターゲット・デプロイメントおよびプル証跡ファイルのDistribution Serviceへのパスを開始できます。

この機能を使用すると、Receiver ServiceはDMZ (Demilitarized Zone)パスまたはクラウドからオンプレミスなどの環境にターゲット開始パスを作成できます。この場合、ソースOracle GoldenGateデプロイメントのDistribution Serviceは、ネットワーク・セキュリティ・ポリシーのために、ターゲット環境でReceiver Serviceへのネットワーク接続を開けません。

Distribution ServiceがReceiver Serviceへの接続を開始できないときに、Receiver ServiceがDistribution Serviceを実行しているマシンへの接続を開始できる場合、Receiver Serviceは、Oracle GoldenGateを使用してファイアウォールまたはDemilitarized Zone (DMZ)を通過してDistribution Serviceへのセキュアまたは非セキュアなターゲット開始パスを確立して、リクエストされた証跡ファイルを取り出します。

Receiver Serviceエンドポイントには、証跡ファイルの取得がReceiver Serviceによって開始されたことが表示されます。

このオプションを有効にするには、Configuration Assistantウィザードのセキュリティ・オプションを使用します(「デプロイメントの追加」を参照)。