ケース2: アーカイブ・マイニング・モードでの複数のソースからのキャプチャ
次の例では、ダウンストリーム・マイニング・データベースDBMSCAPにExtractをデプロイして、データベースDBMS1およびDBMS2から変更をキャプチャします。
次のユーザーが存在するものとします。
-
DBMS1にユーザーGGADM1。Extractはこの資格証明を使用して、DBMS1からデータとメタデータをフェッチします。DBMS_GOLDENGATE_AUTH.GRANT_ADMIN_PRIVILEGE()プロシージャをコールして、DBMS1で適切な権限がこのユーザーに付与されているものとします。 -
DBMS2にユーザーGGADM2。Extractはこの資格証明を使用して、DBMS2からデータとメタデータをフェッチします。DBMS_GOLDENGATE_AUTH.GRANT_ADMIN_PRIVILEGE()プロシージャをコールして、DBMS2で適切な権限がこのユーザーに付与されているものとします。 -
DBMSCAPにユーザーGGADMCAP。Extractはこの資格証明を使用して、論理変更レコードをダウンストリーム・マイニング・データベースのログマイニング・サーバーから取得します。DBMS_GOLDENGATE_AUTH.GRANT_ADMIN_PRIVILEGE()プロシージャをコールして、ダウンストリーム・マイニング・データベースDBMSCAPで適切な権限がこのユーザーに付与されているものとします。
この手順では、ダウンストリーム・マイニング・データベースがアーカイブ・マイニング・モードで構成されていることも前提とします。
ローカルREDOをアーカイブするためのマイニング・データベースの準備
ローカルREDOをアーカイブするためにマイニング・データベースを準備する手順:
- ダウンストリーム・マイニング・データベースは、アーカイブ・マイニング・モードである必要があります。これは、次のDDLコマンドを発行して行います。
STARTUP MOUNT; ALTER DATABASE ARCHIVELOG; ALTER DATABASE OPEN; - ダウンストリーム・マイニング・データベースで
log_archive_dest_1をアーカイブ・ローカルREDOに設定します。ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_1='LOCATION=/home/arc_dest/local VALID_FOR=(ONLINE_LOGFILE, PRIMARY_ROLE)' log_archive_dest_1を有効にします。ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_1=ENABLE- Extractを起動します。
START EXTRACT ext1
ノート:
同一のソース・データベースからデータをキャプチャする(前述の例でデータベースDBMS1の変更をキャプチャするなど)かぎり、ダウンストリーム・マイニング・データベースにリアルタイムExtractモードで実行するExtractを複数作成できます。ソース・データベースからのREDOをアーカイブするためのマイニング・データベースの準備
ダウンストリーム・マイニング・データベースでを設定します。
DG_CONFIG
ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_CONFIG='DG_CONFIG=(dbms1,dbms2, dbmscap)'
REDOをマイニング・データベースに送信するための最初のソース・データベースの準備
REDOをマイニング・データベースに送信するための最初のソース・データベースを準備する手順:
- DBMS1ソース・データベースが、必要とされる互換性で稼働していることを確認します。
キャプチャに必要な最低限の互換性設定は、11.1.0.0.0です。select name, value from v$parameter where name = 'compatible'; NAME VALUE --------- --------------------- compatible 11.1.0.0.0 - DBMS1ソース・データベースで
DG_CONFIGを設定します。ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_CONFIG='DG_CONFIG=(dbms1, dbmscap)'; - DBMS1ソース・データベースでREDO転送を設定します。REDOデータをダウンストリーム・マイニング・データベースの外部アーカイブ・ログに直接送信する場合、
TEMPLATE句は必須です。ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_2='SERVICE=DBMSCAP.EXAMPLE.COM ASYNC OPTIONAL NOREGISTER TEMPLATE='/usr/orcl/arc_dest/dbms1/dbms1_arch_%t_%s_%r.log VALID_FOR=(ONLINE_LOGFILES,PRIMARY_ROLE)DB_UNIQUE_NAME=dbmscap'; - ダウンストリームの宛先を有効にします。
ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_2=ENABLE;
ノート:
同一のソース・データベースからデータをキャプチャする(前述の例でデータベースDBMS1の変更をキャプチャするなど)かぎり、ダウンストリーム・マイニング・データベースにリアルタイムExtractモードで実行するExtractを複数作成できます。REDOをマイニング・データベースに送信するための2番目のソース・データベースの準備
REDOをマイニング・データベースに送信するための2番目のソース・データベースを準備する手順:
- DBMS2ソース・データベースが、必要とされる互換性で稼働していることを確認します。
キャプチャに必要な最低限の互換性設定は、11.1.0.0.0です。select name, value from v$parameter where name = 'compatible'; NAME VALUE --------- --------------------- compatible 11.1.0.0.0 - DBMS2ソース・データベースで
DG_CONFIGを設定します。ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_CONFIG='DG_CONFIG=(dbms2, dbmscap)'; - DBMS2ソース・データベースでREDO転送を設定します。REDOデータをダウンストリーム・マイニング・データベースの外部アーカイブ・ログに直接送信する場合、
TEMPLATE句は必須です。ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_2='SERVICE=DBMSCAP.EXAMPLE.COM ASYNC OPTIONAL NOREGISTER TEMPLATE='/usr/orcl/arc_dest/dbms2/dbms2_arch_%t_%s_%r.log VALID_FOR=(ONLINE_LOGFILES,PRIMARY_ROLE)DB_UNIQUE_NAME=dbmscap'; - ダウンストリームの宛先を有効にします。
ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_2=ENABLE;
ノート:
同一のソース・データベースからデータをキャプチャする(前述の例でデータベースDBMS1の変更をキャプチャするなど)かぎり、ダウンストリーム・マイニング・データベースにリアルタイムExtractモードで実行するExtractを複数作成できます。