ログのサイズと保持

表がDATA CAPTURE CHANGESを使用して定義されている場合、DATA CAPTURE NONEを使用して定義されている場合より多くのデータが記録されます。次のいずれかに該当する場合、アクティブ・ログとアーカイブ・ログの数とサイズを増やす必要があります。

  • アプリケーションで大量のDb2データを生成します。

  • アプリケーションであまりコミットは発生しません。

  • Extractを長時間停止することが想定されています。

  • ネットワークが安定していないか、遅いです。

ログ保持を制御するには、DSNTIJUZインストール・ジョブでDSN6LOGP MAXARCHシステム・パラメータを使用します。

Extractを停止した後または計画外の停止の後、Extractがチェックポイントから再度起動できるように十分なログ・データを保持します。Extractは、コミットされていない、最も古い作業ユニットの開始点を含むログと、それ以降のすべてのログにアクセスできることが必要です。

処理時にExtractで必要なデータがオンラインまたはアーカイブのログに保存されていなかった場合、次のいずれかの修正処理が必要になる可能性があります。

  • Extractを変更して、ログ・データが使用できる後の時点から取得します(さらにターゲットで起こり得るデータ損失を受け入れます)。

  • ソース表とターゲット表を再同期してから、Oracle GoldenGate環境を再開します。

ノート:

IBM社のドキュメントに、ログの読取りのパフォーマンスの改善に関する推奨が記載されています。特に、大規模なログ出力バッファ、大規模なアクティブ・ログおよびディスクへのアーカイブを使用できます。