ALTER HEARTBEATTABLE

ALTER HEARTBEATTABLEでは、ADD HEARTBEATTABLEで設定した既存のシード表、ハートビート表および履歴表のオプションを変更します。

このコマンドにはDBLOGINが必要です。CDBデータベースではPDBログインが必要です。

Oracle、Db2 z/OS、Db2 LUW、Db2 for i、MySQL、PostgreSQL、SQL Serverに有効です。このコマンドは、TimesTenおよびTeradataでは無効です。

構文

ALTER HEARTBEATTABLE
[, FREQUENCY number_in_seconds]
[, RETENTION_TIME number_in_days] |
[, PURGE_FREQUENCY number_in_days]
[, TARGETONLY | NOTARGETONLY]
FREQUENCY number_in_seconds

ハートビート・レコードが生成される頻度を指定します。デフォルトは60秒です。

次の制限を考慮します。

  • Oracle Databaseの場合、最小値は0、最大値は7999です。

  • DB2 for iシリーズの場合、最小値は0、最大値は7999です。

  • DB2 LUWおよびDB2 z/OSの場合、最小値は60、最大値は7999です。

  • DB2 z/OSおよびDB2 LUWの頻度は、3600未満の値では60の倍数である必要があり、3600以上の値では3600の倍数である必要があります。

  • MySQLの場合、最小値は0、最大値は7999です。

  • SQL Serverの場合、最小値は10、最大値は7999です。これは0をサポートし、SQL Serverエージェントのハートビート表UPDATEジョブを無効にしますが、ALTER HEARTBEATTABLEでのみ設定できます。

  • PostgreSQLの場合、最小値は60、最大値は7999です。

  • FREQUENCYを0に設定できるデータベースでは、ハートビート・レコード・スケジューラが一時停止されます。

RETENTION_TIME

ハートビート履歴表で保存時間を過ぎたハートビート・エントリをパージすることを指定します。デフォルトは30日です。

すべてのデータベースで、最小値は1、最大値は2147483646です。

PURGE_FREQUENCY

保存時間を過ぎた表エントリをハートビート履歴表から削除するパージ・スケジューラの実行頻度を指定します。デフォルトは1日です。

DB2 LUWおよびDB2 z/OSの場合、最小値は1、最大値は31です。

サポートされている他のすべてのデータベースでは、最小値は1、最大値は199です。

TARGETONLY | NOTARGETONLY

Oracle Database、DB2 for iシリーズ、DB2 LUW、DB2 z/OS、MySQL、PostgreSQLおよびSQL Serverに有効です。

TARGETONLYは、既存のハートビート・シード表とハートビート表のサプリメンタル・ロギングを無効にすることで両方の表を変更します。ハートビート表を更新するための既存のスケジューラ・ジョブは削除されます。

NOTARGETONLYは、既存のハートビート・シード表とハートビート表のサプリメンタル・ロギングを有効にすることで両方の表を変更します。ハートビート表を更新するための新しいスケジューラ・ジョブが作成されます。

ALTER HEARTBEATTABLE FREQUENCY 60
ALTER HEARTBEATTABLE RETENTION_TIME 30
ALTER HEARTBEATTABLE PURGE_FREQUENCY 1
ALTER HEARTBEATTABLE NOTARGETONLY