GLOBALSパラメータの概要

MicroservicesおよびClassicアーキテクチャで使用可能なGLOBALSパラメータのリストを次に示します。

表1-1 MicroservicesおよびClassicアーキテクチャのGLOBALSパラメータ

パラメータ 説明

ALLOWINVISIBLEINDEXKEYS

ExtractおよびReplicatが、Oracle非表示索引の一部である列を一意の行識別子として使用できるようにします。

ALLOWNULLABLEKEYS | NOALLOWNULLABLEKEYS

キー選択ロジックを変更して、null値可能一意キーを、行を一意に識別するための有効な候補と見なさないようにします。

ALLOWNONVALIDATEDKEYS

Extract、Replicatおよびその他のOracle GoldenGateコマンドが、検証されていない主キーまたは無効なキーを、一意の識別子として使用できるようにします。このパラメータは、Oracle GoldenGateによって使用されるキー選択基準より優先されます

CHECKPOINTTABLE

1つ以上のOracle GoldenGateインスタンスのすべてのReplicatグループで使用できるデフォルトのチェックポイント表の名前を指定します。

CREDENTIALSTORELOCATION

このパラメータは、Oracle GoldenGate資格証明ストアの場所をデフォルトの場所から変更するために使用します。

CRYPTOENGINE

このパラメータは、セキュリティ・プリミティブの実装を提供するために、Oracle GoldenGateプロセスで使用する暗号化ライブラリを選択するために使用します。

unresolvable-reference.html#GUID-BE5F7685-E74E-4E59-A9FA-514F6983ABC7

DDLトリガーにRULEヒントを追加します

DDLTABLE

デフォルトのGGS_DDL_HIST以外の場合に、DDL履歴表の名前を指定します。

ENABLECATALOGNAMES

SQL/MXデータベース用の3つの部分からなる名前のサポートを有効化します。

ENABLEMONITORING

Oracle GoldenGate MonitorからOracle GoldenGateインスタンスのモニタリングを有効化し、パフォーマンス・メトリック・サービスのための傾向データを収集します。

ENABLE_HEARTBEAT_TABLE | DISABLE_HEARTBEAT_TABLE

Oracle GoldenGateプロセスがGG_HEARTBEAT表からのレコードを処理するかどうかを指定します。

EXCLUDEWILDCARDOBJECTSONLY

除外パラメータにワイルドカードが含まれる場合に、TABLEまたはMAPパラメータに指定された、ワイルドカード指定されていないソース・オブジェクトを含めるようにします(そうしない場合、そのオブジェクトは除外されます)。

GGSCHEMA

Oracle GoldenGateデータベース・オブジェクトを含むスキーマの名前を指定します。

HEARTBEATTABLE

ハートビート表のデフォルト以外の名前を指定します。表名GG_HEARTBEATがデフォルトです。ハートビート表を示すこの名前を使用して、シード表と履歴表(それぞれGG_HEARTBEAT_SEEDおよびGG_HEARTBEAT_HISTORY)が作成されます。

LOGOUT_RECV_TIMEOUT

接続を解放するときにOCIクライアントがデータベース・サーバーからのレスポンスを待機する時間を指定します。

MASTERKEYNAME

デプロイメント内のOracle GoldenGateプロセスがウォレットからキーを取得するために使用するマスターキーの名前を制御します。I

MAXGROUPS

Oracle GoldenGateのインスタンスで実行可能なプロセス・グループの最大数を指定します。

MGRSERVNAME

Windowsサービスとしてインストールされている場合にManagerプロセス名を指定します。

NAMECCSID

SQLカタログ表に保存されているデータベース・オブジェクト名のCCSID (コード化文字セット識別子)を指定します。

NAMEMATCH parameters

フォールバック名マッピングの動作を制御します。OracleおよびDB2 LUWなど、ソース・データベースが大/小文字を区別し、ターゲット・データベースが大/小文字を区別するオブジェクト名と区別しないオブジェクト名の両方をサポートする場合、フォールバック名マッピングがデフォルトで有効になります。

NODUPMSGSUPPRESSION

レポート・ファイル、エラー・ログおよびシステム・ログ・ファイルにおいて、重複した情報メッセージや警告メッセージの自動抑制を防止します。

OUTPUTFILEUMASK

Oracle GoldenGateプロセスですべてのファイルの作成時に使用される8進数umaskを指定します。

REPOUDPPORT

メトリック・データをパフォーマンス・メトリック・サービスに送信して、Classic Architecture実装のOracle GoldenGateプロセスをモニターします。

SESSIONCHARSET

ローカルのOracle GoldenGateインスタンスでOracle GoldenGateプロセスによって開始されるすべてのデータベース接続に、データベース・セッションの文字セットを設定します。

TRAILBYTEORDER

これは、OracleGoldenGateによって自動的に処理されます。

TRAIL_SEQLEN_6D | TRAIL_SEQLEN_9D

Extractまたはデータ・ポンプExtractによって書き込まれるトレイル・ファイル順序番号の桁数を制御します。

USEIPV4 | USEIPV6

Oracle GoldenGateでTCP/IP接続用にInternet Protocol version 4 (IPv4)の使用を強制します。

WALLETLOCATION

Oracle GoldenGateのマスター・キー・ウォレットの場所を指定します。

XAGENABLE

GoldenGateインスタンスがOracle Grid Infrastructure Bundled Agents (XAG)の管理対象である場合に、引き続きGGSCIを使用してManagerを起動および停止できるようにする、Oracle GoldenGateのOracle Clusterwareとの透過的な統合機能を有効にします。