3 Data Modelerのダイアログ・ボックス

この章では、SQL Developer Data Modelerのダイアログ・ボックスのリファレンス情報について説明します。一部のダイアログ・ボックスには複数のペインがあり、各ペインは、そのタイプのオブジェクトに応じたプロパティの論理的なグループ分けを反映しています。

どのダイアログ・ボックスでも、「ヘルプ」ボタンをクリックするか、[F1]キーを押すと説明が表示されます。

関連項目

Data Modelerの概念および使用法

3.1 イベントの追加

このダイアログ・ボックスは、イベントが関連するオブジェクトの「イベント」ペインの「追加」(+)アイコンをクリックすると表示されます。

新規イベント: 新規イベントを作成してオブジェクトに関連付けることができます。

使用可能なイベント: オブジェクトに関連付ける既存のイベントを選択できます。

名前(新規イベント): 新規イベントの名前。

タイプ(新規イベント): 新規イベントのタイプ(「時計/カレンダ」、「個人」または「記憶域」)。

すべてのイベント: 使用可能なイベントに選択するイベントのリスト。

3.2 オブジェクトの追加/削除

このダイアログ・ボックスは、SubView表示を右クリックし要素の追加/削除を選択すると表示されます。SubViewにどの表とビューを含めるか制御できます。論理モデルSubViewの「エンティティ」と「ビュー」、およびリレーショナル・モデルSubViewの「表」と「ビュー」には、それぞれ別のタブがあります。

(「論理ダイアグラムおよびサブビュー」「リレーショナル・ダイアグラムおよびサブビュー」も参照してください)

「すべて選択」アイコン: 表示されているすべてのオブジェクトを選択し、「OK」をクリックした後でSubViewに追加します。

「すべて選択解除」アイコン: 表示されているすべてのオブジェクトを選択解除し、「OK」をクリックした後でSubViewから削除します。

フィルタ: 文字列を入力すると、名前にその文字列が含まれるオブジェクトに表示が絞り込まれます。

名前: タブに適切なタイプのオブジェクトの名前を表示します。

含める: SubViewに追加するオブジェクトを個別に選択、あるいはSubViewから削除するオブジェクトを個別に選択解除します。(SubViewが追加または削除されるのは、「OK」をクリックした後です。)

3.3 詳細プロパティ(接続)

このダイアログ・ボックスは、データベース接続を作成または編集するダイアログ・ボックスで「拡張」をクリックすると表示されます。このリージョンには次のタブがあります。

「プロキシ」タブ

この情報は、プロキシ接続に適用されます。

プロキシ・タイプ: プロキシのユーザー名とパスワードによる認証の場合は「ユーザー名」、またはプロキシのユーザー名と識別名による認証の場合は「識別名」

プロキシ・ユーザー: この接続の認証に使用するユーザーの名前。

プロキシ・パスワード(「プロキシ・タイプ」が「ユーザー名」の場合): 指定したプロキシ・ユーザー用のパスワード。

識別名(「プロキシ・タイプ」が「識別名」の場合): 指定したプロキシ・ユーザー用の識別名。

「SSH」タブ

この情報は、SSH (セキュア・シェル)接続に適用されます。

SSHの使用: SSHトンネルを使用するかどうかを指定します。このオプションを有効にした場合、接続を開いたときにデータベースへの直接接続を試みます。

ホスト: SSHサーバー。SQL Developerは、指定された情報を使用してこのホストへのSSHセッションを作成します。

ポート: SSHポート。デフォルトのポートは22です。

ユーザー名: SSHセッションの認証に使用されるユーザー名。

キー・ファイルの使用: 認証の提供にキー・ファイルを使用するように指定します。キー・ファイルには、サーバーに登録されている公開キーに対応する秘密キーが含まれています。サーバーは、SQL Developerに適切な秘密キーへのアクセス権があることを検証して、ユーザーの身元を確認します。

キー・ファイル: キー・ファイルのパス。

3.4 円弧のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、排他的リレーションシップ・グループ(arc)のプロパティが表示されます。arcは、論理モデル・ダイアグラムまたはリレーショナル・モデル・ダイアグラムで表示され、「arc」で説明されています。

一般

名前: arcの名前。

エンティティ(論理モデル)または(リレーショナル・モデル): このarcに関連付けられた論理モデル・エンティティまたはリレーショナル・モデル表の名前。

必須(リレーショナル・モデル): エンティティまたは表の各インスタンスに対してリレーションシップを1つのみ定義する必要があるかどうかを制御します。

DDLスクリプトに含める(リレーショナル・モデル): 生成されたDDL文にarc要件を含めるかどうかを制御します。

リレーション(論理モデル)または外部キー(リレーショナル・モデル)

このarcの論理モデル・リレーションまたはリレーショナル・モデル外部キーがリストされます。リストされたリレーションシップや外部キーのプロパティを表示または編集するには、その項目をダブルクリックします。

コメント、注意、サマリー

3.5 属性のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、論理モデルのエンティティの構成要素である属性のプロパティが表示されます。

一般

名前: 属性の名前。

シノニム: 属性のシノニム。

優先略語: 「エンジニアリング」ダイアログ・ボックスの「優先略語の使用」オプションが有効にされている場合、フォワード・エンジニアリング時に対応する表の列に使用される名前。

ロング・ネーム: entity-name.attribute-name形式のロング・ネーム

NULLの許可: 属性にNULL値を許可するかどうかを制御します。このオプションを有効にすると、NULL値が許可され、このオプションを無効にすると、NULL以外の値が必須になります。

データ型: 属性のデータ型として、ドメイン、論理型、固有型、コレクション型または構造型を指定できます。省略記号(...)ボタンをクリックすると、選択した型の詳細を指定できます。

エンティティ: 属性が関連付けられたエンティティの名前。

ソース名: この属性のソースのユーザー指定の名前。

ソース・タイプ: 「手動」、「システム」、「派生」または「集約」。

式の説明: ソース・タイプが「派生」または「集約」の場合の属性の式。

有効範囲: 参照が有効になっている構造型の場合、型が実装される表を指定して有効範囲を制限します。

型の置換: 参照が無効になっている構造型またはエンティティに適用される構造型の場合、置換構造型がDDLに生成されるかどうかを制御します。

デフォルトと制約

制約名: 制約の名前。

デフォルト値: 属性のデフォルト値。

ドメイン制約の使用: 関連付けられたドメインの「ドメイン管理」で定義されたプロパティが使用されるかどうかを制御します。このオプションを無効にすると、残りのフィールドを使用して、制約および範囲のデータベース・タイプまたは値のリストを指定できます。

制約: 1つ以上のデータベース・タイプの制約を指定できます。

範囲: 属性の1つ以上の値範囲を指定できます。

値リスト: 属性の有効な値のリストを指定できます。

許可されたSubType

構造データ型について、属性のすべてのサブタイプがリストされ、各サブタイプが属性に対して許可されるかどうかを指定できます。

エンジニアリング先

フォワード・エンジニアリング操作でこの属性を伝播する必要があるリレーショナル・モデルを指定できます。

エンジニア: フォワード・エンジニアリング操作時に属性を指定されたリレーショナル設計(モデル)に伝播するかどうかを制御します。

「コメント」、「注意」、「影響分析」、「測定」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

3.6 SubViewオブジェクト名接頭辞の変更

このダイアログ・ボックスは、リレーショナル・モデルまたはサブビューに対して「SubViewオブジェクト名接頭辞の変更」コマンドを指定した場合に表示されます。新しい接頭辞を指定して、指定した現在の接頭辞と置換します。選択したタイプのオブジェクトに対する変更を制限できます。

現在の接頭辞: 新しい接頭辞に変更される接頭辞。

新しい接頭辞: 選択したタイプのオブジェクトの名前における現在の接頭辞のすべての出現箇所を置換する接頭辞。

大/小文字の区別: 新しい文字列に置換される古い文字列を検索する際に大/小文字の区別を適用するかどうかを制御します。

適用先: 接頭辞の置換を実行するオブジェクトのタイプを指定します。オブジェクトのタイプは、モデルのタイプ(論理またはリレーショナル)によって異なります。

3.7 変更リクエストのプロパティ

変更リクエストによって、モデル・オブジェクトに影響する提案された変更の詳細を記録できます。実装または拒否された変更の履歴記録を保存するために使用される場合もあります。変更リクエスト・オブジェクトは、1つ以上のモデル・オブジェクトに関連付けることができます。

名前: 変更リクエストの名前。

コメント: 説明コメント・テキスト(オプション)。

注意: 背景情報や実装上の注意などの注意テキスト(オプション)。

理由: 変更リクエストの理由。

ステータス: 変更リクエストの現在のステータス(「提案済」、「同意済」(受入れ済)、「実装済」、「実装中」(実装が進行中)または「拒否」)。

完了: 変更リクエストに関する作業が完了したかどうかを示します。

リクエスト日: 変更リクエストを行った日付。

完了日: 変更リクエストに関する作業が完了した日付。

実装上のノート: 変更リクエストの実装についてのノート(オプション)。

サマリー: 読取り専用のサマリー情報が表示されます。

関連項目:

ダイアログ・ボックスの共通情報

変更リクエスト管理

3.8 変更リクエスト管理

「変更リクエスト管理」を使用すると、変更リクエストを管理できます。このダイアログ・ボックスは、「ツール」メニューから「変更リクエスト管理」を選択した場合に表示されます。変更リクエストを1つ以上のモデルの1つ以上のオブジェクトに関連付けることができます。オブジェクト・タイプは、選択したモデルによって異なります。

変更リクエスト: 既存の変更リクエストをリストします。変更リクエストをモデル・オブジェクトに関連付けるには、左側のペインから既存の変更リクエストを選択します。

モデル: モデルを選択して使用可能なオブジェクトを表示できます。

オブジェクト: 変更リクエストに関連付けるオブジェクトを選択できます。青い下向き矢印アイコンをクリックして、オブジェクトを「参照しているオブジェクト」に移動します。

参照しているオブジェクト: 変更リクエストに関連付けられているオブジェクトのリストを表示します。このリストからオブジェクトを削除するには、青い上向き矢印アイコンをクリックします。

関連項目:

変更リクエストの作成の詳細は、「ダイアログ・ボックスの共通情報」を参照してください

変更リクエストのプロパティ

3.9 更新のチェック

「ヘルプ」「更新のチェック」をクリックすると、使用可能なData Modelerの更新をチェックしてダウンロードできます。表示される可能性のあるページを次に示します。(Data Modelerプリファレンスで起動時に更新を自動的にチェックするように設定している場合や、起動時にクリックして使用可能な更新を確認する場合には、「更新」ページが表示されます。)

システムがファイアウォールで保護されているために更新をチェックできない場合は、ユーザー・プリファレンスで「Webブラウザとプロキシ」の設定が必要になることがあります。

  1. ソース: 使用可能な更新をチェックする1つまたは複数のソースを選択します。指定済のオンライン更新センターのいずれかまたはすべて、あるいは更新バンドルを含むローカルZIPファイルを選択できます。「追加」をクリックして、ユーザー定義の更新センターを追加することもできます。

  2. 更新: 選択したソースに使用可能な更新がある場合は、ダウンロードする更新を選択します。使用可能な更新には、特定のサード・パーティのJDBCドライバが含まれます。このドライバを使用するには、ライセンス規約に同意する必要があります。

    「アップグレードのみ表示」オプションを選択すると、表示が制限され、現在インストール済のData Modelerコンポーネントのアップグレードのみが表示されます。現在インストールされているかどうかに関係なく、すべての新しいコンポーネントおよび更新されるコンポーネントを表示するには、このオプションの選択を解除します。

    「次」をクリックした後、Oracle Web Accountのユーザー名およびパスワードの入力を求められる場合があります。アカウントがない場合は「サインアップ」リンクをクリックできます。

  3. ライセンス契約(ライセンス契約を必要とする更新を選択している場合にのみ表示される): ライセンス規約への同意を必要とする各更新について、ライセンス本文を確認し、「同意する」をクリックします。この操作は、使用可能なライセンスごとに行う必要があります。

  4. ダウンロード: ダウンロードする更新を選択している場合、このページにダウンロード操作の進捗状況が表示されます。

  5. サマリー: ダウンロードした更新に関する情報が表示されます。「終了」をクリックすると、更新を今すぐインストールしてData Modelerを再起動するかどうかを尋ねられます。

3.10 ディレクトリの選択

これは、ファイルを配置するディレクトリを選択するための標準ボックスです。「ロケーション」を使用して、ファイルを保存するフォルダに移動(ダブルクリック)するか、ディレクトリ名を入力します。指定したディレクトリが存在していない場合は、作成されます。

3.11 コレクション型のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、データ型モデルに含まれるコレクション型のプロパティが表示されます。

一般

名前: コレクション型の名前。

コレクション型: Varrayコレクション型(順序付けされた要素のコレクション)の場合は「Array」、ネストされた表コレクション型(複数の要素を持つことが可能)の場合は「Collection」です。

最大要素数: Varray型の場合に含めることができる最大要素数。

データ型: 各要素のデータ型。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.12 列プロパティ

このダイアログ・ボックスには、リレーショナル・モデルに含まれる表の列のプロパティが表示されます。

一般

名前: 列の名前。

ロング・ネーム: table-name.column-name形式のロング・ネーム

エンジニア: リバース・エンジニアリング操作時に列を考慮するかどうかを制御します。このオプションを無効にすると、表が論理モデルの関連エンティティにリバース・エンジニアされるときにこの列とそのプロパティは考慮されません。

NULLの許可: 列にNULL値を許可するかどうかを制御します。このオプションを有効にすると、NULL値が許可され、このオプションを無効にすると、NULL以外の値が必須になります。

: 列が関連付けられた表の名前。

データ型: 列のデータ型として、ドメイン、論理型、固有型、コレクション型または構造型を指定できます。省略記号(...)ボタンをクリックすると、選択した型の詳細を指定できます。

タイプ: 「手動」、「システム」、「派生」または「集約」。

計算: 列が仮想列かどうかを示します。仮想列はディスクには格納されません。仮想列の値は、一連の式またはファンクションを計算することによって必要に応じて導出されます。

列式: 派生または集約タイプの場合の列の値の計算式。

自動増分: 行が表に挿入されたときに、この列の値を自動増分値の順序を作成するかどうかを制御します。この順序のプロパティは、「自動増分」の指定で決定されます。

ID列: 自動増分列がID列であるかどうかを指定します。ID列は、表の行を識別するために使用できる自動増分列です。1つの表に指定できるのは1つのID列のみです。

有効範囲: 参照が有効になっている構造型の場合、型が実装される表を指定して有効範囲を制限します。

型の置換: 参照が無効になっている構造型またはエンティティに適用される構造型の場合、置換構造型がDDLに生成されるかどうかを制御します。

デフォルトと制約

制約名: 制約の名前。

デフォルトの使用: この列にデフォルト値を使用するかどうかを制御します。

デフォルト値: 列のデフォルト値。

ドメイン制約の使用: 関連付けられたドメインの「ドメイン管理」で定義されたプロパティが使用されるかどうかを制御します。このオプションを無効にすると、残りのフィールドを使用して、制約および範囲のデータベース・タイプまたは値のリストを指定できます。

制約: 1つ以上のデータベース・タイプの制約を指定できます。

範囲: 列の1つ以上の値範囲を指定できます。

値リスト: 列の有効な値のリストを指定できます。

自動増分

「一般」列プロパティで「自動増分」を有効にした場合は、表に行が挿入されたときにこの列の自動増分値の順序を作成するために使用する情報を指定します。

開始: 順序の開始値。

増分値: 順序内の連続する番号間の間隔。

最小値: 順序の下限値。デフォルトは、昇順では1、降順では-(10^26)です。

最大値: 順序の上限値。デフォルトは、昇順では10^27、降順では-1です。

サイクル: 順序が昇順では最大値、降順では最小値に達した時点で最初に戻り、番号が再利用されるようにするかどうかを指定します。値の循環を有効にしない場合、順序が最大値または最小値に達した時点で、それ以上の値は生成できません。

キャッシュの無効化およびキャッシュ: 「キャッシュの無効化」が選択されている場合、順序値はキャッシュに事前割当てされません。「キャッシュの無効化」が選択されていない場合、順序値がキャッシュに事前に割り当てられ、アプリケーションのパフォーマンスが向上し、「キャッシュ・サイズ」には、キャッシュに事前割当てする順序値の数を指定します。

順序: 要求された順序で順序番号を生成するかどうかを指定します。順序付けを指定しない場合、順序番号が要求順になるかどうかは保証されません。

順序名: 順序の名前。データベース・スキーマ内で一意である必要があります。物理モデルに同じ名前の順序がすでに存在する場合は、既存の順序が使用されます。

トリガー名: 「トリガーの生成」が有効な場合、自動的に作成されるBEFORE INSERTトリガーの名前。行の挿入時、このトリガーで順序を使用して、主キーの新しい値を生成します。物理モデルに同じ名前のトリガーがすでに存在する場合は、既存のトリガーが使用されます。

トリガーの生成: トリガーを自動的に生成するかどうかを制御します。

セキュリティ

列に関連するセキュリティ関連のプロパティ(個人情報(PII)を含めるか、機密情報を含めるかまたは表示時にマスクすべきか)を指定します。

許可されたSubType

構造データ型について、属性のすべてのサブタイプがリストされ、各サブタイプが属性に対して許可されるかどうかを指定できます。

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.13 ダイアログ・ボックスの共通情報

多くのダイアログ・ボックスでは、モデリング・オブジェクトに関するコメントやノートを含めたり、現在の情報のサマリーを表示できます。オブジェクトに関連付けられたビジネス・モデル・オブジェクト(ドキュメント、責任者など)を表示、追加および削除することもできます。

コメント

モデリング・オブジェクトについての説明コメント・テキストです(オプション)。

一部のオブジェクトでは、コメントとRDBMSのコメントの両方を指定できることに注意してください。RDBMSテキストのすべてのコメントは、データベースのオブジェクトを作成するために生成されるDDL文に含まれます。

注意

背景情報や実装上のノートなどのノート・テキストです(オプション)。

影響分析

現在選択されているオブジェクトに関連するオブジェクトのツリー表現を表示します。ツリーを展開および縮小でき、ツリーの葉ノードオブジェクトをダブルクリックできますが、ツリーの関連オブジェクトを追加または削除できません。

測定

関連するすべての測定がリストされます。測定を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、オブジェクト定義から測定を削除するには、その測定を選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「測定のプロパティ」も参照してください。)

変更リクエスト

関連するすべての変更リクエストがリストされます。変更リクエストを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックするか、ブラウザで「変更リクエスト」を右クリックして「新規変更リクエスト」を選択し、オブジェクト定義から変更リクエストを削除するには、その変更リクエストを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「変更リクエストのプロパティ」も参照してください。)

責任者

関連するすべての責任者がリストされます。責任者を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、オブジェクト定義から責任者を削除するには、その責任者を選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「責任者のプロパティ」も参照してください。)

ドキュメント

関連するすべてのドキュメントがリストされます。ドキュメントを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、オブジェクト定義からドキュメントを削除するには、そのドキュメントを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「ドキュメントのプロパティ」も参照してください。)

動的プロパティ

動的プロパティは、スクリプト作成時に作成、使用できる名前と値のペアです。スクリプト作成時に、動的プロパティに関連した次のメソッドを使用できます。

  • void setProperty(String key, String value);

  • String getProperty(String key);

  • boolean hasProperty(String key)

  • boolean hasProperty(String key, String value)

  • void removeProperty(String key);

  • void clearProperties();

  • Iterator getPropertyNames();

サマリー

読取り専用のサマリー情報が表示されます。

3.14 マッピングの比較

このダイアログ・ボックスは、「リレーショナル・モデル」ダイアログ・ボックスの「マッピングの比較の表示」をクリックすると表示されます。

ソースとターゲットの列間のすべてのマッピングが表示され、マッピングごとに選択、編集または削除を実行できます。

3.15 モデリング設計の比較

フィルタを適用して、モデルのインポート時に含めるオブジェクトのタイプと特定のオブジェクトを制限できます。

フィルタ: すべてのオブジェクトを含めたり、新規オブジェクト、削除済オブジェクトまたは変更済オブジェクトのみを含めることができます。

3.16 モデルの比較

このダイアログ・ボックスでは、2つのリレーショナル・モデルが比較およびマージされるときにマージされるオブジェクトの型と特定のオブジェクトを制御できます。開いたファイルの選択済のモデルのオブジェクトは左側に、現在開いている設計の選択済のモデルのオブジェクトは右側に配置されます。

リレーショナル・モデルの表示は、開いたり閉じたりできます。特定の表またはビューを選択すると、「詳細」、「オプション」および下部のその他のペインに、そのオブジェクトの情報が表示されます。

フィルタ: 両方のモデルのすべてのオブジェクトを表示したり、新規オブジェクト、削除済オブジェクトまたは変更済オブジェクトのみを表示できます。

新規オブジェクトのスタンプ: モデルの新規オブジェクト(インポートされたことがない)を同期操作に使用されるデータベース接続に関連付けます。すなわち、モデルの新規オブジェクトはデータ・ディクショナリと同期されます。

外部ファイルの選択済リレーショナル・モデルのオブジェクトをマージすることで、現在の設計の選択済リレーショナル・モデルを更新するには、マージをクリックします。

オプション

DDLオプション

コメントを含める: 比較およびマージ操作にコメントを含めるかどうかを制御します。

ロギングを含める: 生成されるDDL文にロギング情報を含めるかどうかを制御します。

スキーマを含める: 生成されるDDL文で、オブジェクト名にスキーマ名の接頭辞を付けるかどうかを制御します(たとえば、SCOTT.EMPに対してEMPのみ)。

記憶域を含める: 生成されるDDL文に記憶域情報を含めるかどうかを制御します。

表領域を含める: 生成されるDDL文に表領域を含めるかどうかを制御します。

DDLのタイプ: 生成されるDDL文のタイプ: 標準DDL拡張対話型DDLまたは拡張CL DDL

「拡張対話型DDL」および拡張CL(コマンドライン)DDLにより、次の入力パラメータ(開始ステップ、停止ステップ、ログ・ファイルおよびログ・レベル(1、2または3))のインタラクティブ(SQL*PlusまたはSQL Developer)またはコマンドライン(SQL*Plusのみ)の設定をサポートするスクリプトが作成されます。作成された拡張CL DDLスクリプトのSQL*Plus実行形式は次のとおりです。

SQL> sqlplus user/password@name @script_name start_step stop_step log_file log_level

既存のファイルの置換: 既存のDDLファイルが自動的に置換されるかどうかを制御します。

ディレクトリのアンロード: DDLファイルを保存するディレクトリまたはフォルダ。

比較オプション

これらのオプションは、「DDL: DDL/比較」ユーザー・プリファレンスに指定したデフォルト値に優先します。

日付/時間フォーマット

これらのオプションでは日付、タイムスタンプ、およびタイム・ゾーン付きタイムスタンプを指定できます。

再作成される表

再作成が必要なそれぞれの表について、バックアップ計画(「バックアップ」または「なし」)、データのリストア(「リストア」または「なし」)、スクリプト実行およびアンロード・ディレクトリ用に表の名前とその設定がリストされます。

「スクリプトの実行」の場合、すべてのDDLタイプに対して可能な値には「続行」があり、「拡張対話型DDL」および「拡張CL DDL」の場合は、それに加えて「バックアップ前の停止」「バックアップ後の停止」および「再作成後の停止」の値も可能です。

データ型の変換

異なるソースおよびターゲットのデータ型を持つ列についてそれぞれ、列名、現在のデータ型、新しいデータ型、および表を再作成するかどうかがリストされます。

マスクするOracleエラー

(拡張DDLおよび拡張CL DDLの場合のみ)スクリプトの実行時に無視するOracleエラーを指定します。エラー番号またはエラー・タイプについては、先頭に0(ゼロ)を付けずにハイフンおよび有効な数字を指定します(たとえば、ORA-00942の場合は-942です)。エラーの説明は情報のみであり、スクリプトの実行に影響しません。

3.17 カラー・パレットとカスタム色

カラー・パレット・エディタを使用すると、提供される「使用可能な色」または保存された「カスタム色」から色を選択できます。

グラデーション・ボックスを使用するか、色のRGB(赤、緑、青)の値を指定することでも作成できます。

3.18 接続情報

接続するには、データベース接続を選択してから、選択した接続のユーザー名とパスワードを指定します。

指定したユーザー名が接続に関連付けられたデータベースに存在しない場合、または指定したパスワードがそのユーザーの正しいパスワードではない場合、接続は拒否されます。

3.19 連絡先のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、ビジネス情報オブジェクトの一種である連絡先オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: 連絡先オブジェクトの名前。たとえば、個人、役割、グループ、部門、会社などの名前が考えられます。

電子メール

すべての電子メール・オブジェクトがリストされます。電子メール・オブジェクトを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、連絡先定義から電子メール・オブジェクトを削除するには、その電子メール・オブジェクトを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「電子メールのプロパティ」も参照してください。)

ロケーション

すべてのロケーション・オブジェクトがリストされます。ロケーション・オブジェクトを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、連絡先定義からロケーション・オブジェクトを削除するには、そのロケーション・オブジェクトを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「ロケーションのプロパティ」も参照してください。)

電話

すべての電話オブジェクトがリストされます。電話オブジェクトを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、連絡先定義から電話オブジェクトを削除するには、その電話オブジェクトを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「電話のプロパティ」も参照してください。)

URL

関連するすべてのURLがリストされます。URLを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、連絡先定義からURLを削除するには、そのURLを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「リソース・ロケータのプロパティ」も参照してください。)

「責任者」、「コメント」、「サマリー」

3.20 データベース接続の作成

このダイアログ・ボックスを使用して、データベース接続を作成します。

接続名: 接続用の名前または別名。例: HR_Local

接続タイプ: 接続するデータベースのタイプ。Oracle(JDBC)またはJDBC ODBC Bridge

ユーザー名: 接続のデータベース・ユーザーの名前。このユーザーには、データベースへの接続中に目的のタスクを実行するのに十分な権限が必要です。

パスワード: 指定したデータベース・ユーザーに関連付けられたパスワード。

ロール: ユーザーに関連付けられたデータベース・ロール(ある場合)

パスワードの保存: 接続情報にパスワードを保存するかどうかを指定します。パスワードを保存すると、接続のユーザーは、パスワードの入力を求められません。

Oracle(JDBC)の設定

カスタムJDBC URLの入力: このオプションを選択した場合は、Javaからデータベースに直接接続するURL(他のすべての接続タイプ指定より優先されます)を入力します。TNS、またはOCIドライバによるネーミング・サービスを使用している場合は、この情報を指定する必要があります。次に例を示します。

jdbc:oracle:thin:scott/@localhost:1521:orcl

この例では、「/」が必要であり、ユーザーはパスワードの入力を求められることに注意してください。

カスタムJDBCのURLを使用するには、Data Modelerを実行しているシステムに、Oracle Clientがインストールされている必要があります(このインストールは、JDBCとorai18nのライブラリを含み、指定したパス上に存在し、バージョン10.2以上です)。

ドライバ: thin(JDBC driver)またはoci8(thick)(使用可能な場合)

ホスト名: Oracle Databaseのホスト・システム。例: localhost

JDBCポート: リスナー・ポート。例: 1521

SID: データベース名。例: orcl

サービス名: データベースのネットワーク・サービス名(セキュアな接続を介したリモート・データベース接続の場合)。

JDBC-ODBC Bridgeの設定

データソース名: 既存のODBCデータソースの名前。

「追加のパラメータ」: 接続用の追加のパラメータ。

接続のテスト: 接続のテストを実行して、成功または特定のエラーを示します。

3.21 検出された外部キーの作成

このダイアログ・ボックスは、ブラウザでリレーショナル・モデル名を右クリックし、「外部キーの検出」または「暗黙外部キーの検出」を選択すると表示されます。これは、モデル内の非表示の外部キーと暗黙外部キーの関係を検出するのに役立ちます。

外部キーおよび暗黙外部キーの検出には、次の2つの方法があります。

  • モデル内のPK/UKおよび名前の一致の使用: 外部キーまたは暗黙外部キーは、現在のモデル内で、主キー列、一意制約および表内のその他の列における列間の名前およびデータ型の一致に基づいて検出できます。

  • データベースの依存性のスキャン: データベース内の次のオブジェクトが依存性の有無をスキャンされます: SQLディメンション、ビットマップ結合索引、集計を含むマテリアライズド・ビュー、属性クラスタリング、OLAP定義および分析ビュー。

検出プロセスで使用する外部キー列名のポリシーを1つまたは2つ指定して、様々なポリシーおよびその他のオプションを使用して繰り返しスキャンして、検出されたキーを確認します。

リレーショナル・モデルにすでに外部キーが含まれている場合に、検出された外部キーを作成すると、既存の外部キーの複製のような外部キー(同じ基本情報で異なる外部キー名)が作成される場合があります。検出されたすべての外部キーの名前は、createdByFKDiscovererで、 「外部キーのプロパティ」ダイアログ・ボックスの「動的プロパティ」ペインの値はtrueです。

モデル内のPK/UKおよび名前の一致の使用

  • FK列名ポリシー: 再スキャンをクリックした場合に適用される次のポリシー。

    • 参照された列: 外部キー列の名前は参照された列と同じです。

    • FK列テンプレート: 外部キー名は、「設計のプロパティ」ダイアログ・ボックスの「ネーミング標準: テンプレート」で定義されている「外部キー」テンプレートを使用して生成された名前と同じです。

    • 参照とテンプレート: 最初に「参照される列」ポリシーを適用し、次にFK列テンプレートポリシーを適用します。

    • テンプレートと参照:最初にFK列テンプレートポリシーを適用し、次に「参照される列」ポリシーを適用します。

  • FK列の単独使用: このオプションを有効にすると、外部キー列をバインドできる外部キーが1つのみになります。

  • オブジェクトの範囲: 外部キーまたは暗黙外部キーについて分析されるオブジェクトの範囲を選択します。スキャンするサブビューを選択できます。

  • 再スキャン: 指定したポリシーおよびオプションを使用して、外部キー・リレーションシップを検索し、ダイアログの上部のリストをリフレッシュします。

  • フィルタ: 表の名前、列、参照される表または参照されるキーの文字列に基づいて表示を制限できます。

  • 暗黙外部キーの作成: このオプションを選択して、暗黙外部キーを作成します。

  • : 指定した列が「参照された表」の「参照されたキー」を参照する表。

  • : 「表」内の列または列の組合せ。

  • 参照された表: 表で指定された列によって参照されるキーが含まれる表。

  • 参照されたキー: 「参照された表」内のキー。

データベースの依存性のスキャン

  • JDBC接続: 接続を定義します。モデルがデータベースからインポートされている場合、接続が自動的に表示されます。

  • メソッド:データベース内で追跡する依存性を選択して、スコープ内にあるオブジェクトの外部キーおよび暗黙的外部キー関係を検索します。

    次のデータベース・オブジェクトのメタデータがスキャンされます: ビットマップ結合索引、集計を含むマテリアライズド・ビュー、属性クラスタリング、OLAP定義(キューブとディメンション)、分析ビューおよびSQLディメンション。SQLディメンション分析は、ファクトとして分類される表にのみ適用されます。表は、このダイアログ・ボックスを使用する前または「分類タイプの設定」チェック・ボックスが選択されている場合に分析で使用される他の方法によって、ファクトとして手動で設定できます。

  • 分類タイプの設定: このオプションを選択して、リレーショナル・ダイアグラムで「ファクト」や「ディメンション」などの表の分類タイプを指定します。

  • ソース: 外部キーおよび暗黙外部キー関係の1つ以上のソースを指定します。

OK: 最新のスキャンの結果に基づいて外部キーまたは暗黙外部キーを作成し、ダイアログ・ボックスを閉じます。(検出された外部キーを削除する場合、「編集」をクリックして、検出された外部キーの削除を選択します。)

取消: 外部キーを作成せずにダイアログ・ボックスを閉じます。

3.22 キューブのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、多次元モデルの一部であるキューブのプロパティが表示されます。

キューブは、多次元形式でデータを格納する最上位クラスのデータベース・オブジェクトです。多次元データでの作業の詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』およびAnalytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

一般

名前: キューブの名前。

仮想: これが仮想キューブであるか、実際のキューブであるかを示します。仮想キューブは、複数の実際のキューブを組み合せて1つの論理キューブにします。

パーティション化: キューブをパーティション化するかどうかを制御します。パーティション化は物理的にメジャーをキューブに格納する方法です。これにより、大きいメジャーのパフォーマンスを次のように向上できます。

パート。ディメンション: キューブをパーティション化するためのディメンション。(たとえば、パーティション化計画が主にライフサイクル管理上の考慮事項によって推進される場合は、時間ディメンションでキューブをパーティション化する必要があります。)ディメンションは1つ以上のレベルベース階層を持っており、そのメンバーは特定のレベルのすべての親がほぼ同数の子を持つように均等に分散する必要があります。

パート。階層: パーティション化に使用される階層。ディメンションに複数の階層がある場合は、メンバーが最も多い階層を選択し、それをデフォルトの階層として定義する必要があります。

パート。レベル: パーティション化に使用されるレベル。そのレベルの各ディメンション・メンバーは、その子孫とともに別のパーティションに格納されます。より高いレベルのディメンション・メンバーまたは階層に存在しないディメンション・メンバーは、最上位パーティションにまとめて格納されます。最上位パーティションの大きさは、レベルベース・パーティションの大きさを超えることはありません。

グローバル・コンポジット: キューブが1つのグローバル・コンポジットを使用するか、複数のコンポジットを使用するかを制御します。パーティション化されていないキューブは、圧縮されているかどうかにかかわらず、キューブに対して常に1つのコンポジットを持っています。パーティション化された圧縮キューブは、各パーティションに対して常に1つのコンポジットを持っています。1つ(グローバル)のコンポジットと複数のコンポジットでの選択が可能なのは、パーティション化された圧縮されていないキューブの場合のみです。

不明な場合は、このオプションを選択しないでください。キューブは、各パーティションに対して1つのコンポジットを持ちます。

圧縮コンポジット: コンポジットを圧縮するか、圧縮しないかを制御します。非常に疎なキューブは、多くの場合、圧縮コンポジットを使用します。

フル・キューブ・マテリアライズ: マテリアライズド・ビュー機能で拡張されたキューブのマテリアライズド・ビュー。キューブ・マテリアライズド・ビューは、事前にスケジューリングした時間に、またはOracle Databaseのマテリアライズド・ビュー・サブシステムを通じてオンデマンドで、増分的にリフレッシュできます。ソース表に対する問合せの透過的リライトのターゲットとしても機能します。

エンティティ

キューブで使用可能なエンティティのうち未選択のものが左側に、選択済が右側にリストされます。矢印キーを使用して、選択したエンティティを一方から他方へ移動します。

ファクト・エンティティのみの使用: ファクトを含むスター・スキーマの表のみを表示するかどうかを制御します。

結合

キューブのすべての結合がリストされます。結合を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、キューブ定義から結合を削除するには、その結合を選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「結合のプロパティ」も参照してください。)

ディメンション

キューブのすべてのディメンションがリストされます。ディメンションを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、キューブ定義からディメンションを削除するには、そのディメンションを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「ディメンションのプロパティ」も参照してください。)

デフォルトの演算子: ディメンションに割り当てられるデフォルトの演算子。

IsSparse: 選択すると、領域を管理するためにNULL値と空のフィールドは除外されます。

メジャー

計算済メジャーでは、情報に富んだデータをキューブに追加できます。データ・セットはその場で計算されるため、データは格納されません。計算済メジャーは、データベースのサイズを増やさなくても、必要な数だけ追加できます。

事前計算スライス

データのメンテナンス時に値が事前計算されキューブに格納されるすべてのスライスがリストされます。事前計算されるスライスを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、キューブ定義から事前計算されるスライスを削除するには、その事前計算されるスライスを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「スライスのプロパティ」も参照してください。)

Oracle名

短縮名: ロング・ネームのかわりにアプリケーションで使用可能なわかりやすい短い名前。

ロング・ネーム: 通常は表示用に使用されるわかりやすい長い名前。

複数名: (レポート用の)複数名。例:「短縮名」がMycubeの場合はMycubes

Oracle AWへのSQLアクセス

Oracle Analytic Workspaces(AW)オブジェクトへの関連するすべてのSQLアクセスが表示されます。Oracle AWオブジェクトへのSQLアクセスを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、キューブ定義からOracle AWオブジェクトへのSQLアクセスを削除するには、そのOracle AWオブジェクトへのSQLアクセスを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。Oracle AWオブジェクトへのSQLアクセスを編集するには、その項目をダブルクリックするか、「プロパティ」アイコンをクリックします。(「Oracle AWへのSQLアクセスのプロパティ」も参照してください。)

説明

キューブの説明。

パーティション化の説明

キューブのパーティション化の説明。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.23 カスタム・レポート・テンプレート

このダイアログ・ボックスは、レポートの生成(レポートの生成を参照)時に「テンプレート」(「カスタム」タブ)の下の「管理」をクリックすると表示されます。このダイアログ・ボックスを使用すると、カスタム・レポート・テンプレートを作成、編集、削除および保存して、レポート形式を自由に指定できるようになります。(これに比べると、「レポート・テンプレート管理」で説明しているように、標準レポート形式を変更したバージョンを作成するアプローチはこれほど柔軟性が高くありません。)

テンプレート: 作成されたカスタム・レポート・テンプレートがリストされます。

新しいテンプレートを作成するには、「追加」アイコンをクリックします。リストにあるテンプレートを編集するには、それを選択します。リストされたテンプレートを削除するには、そのテンプレートを選択して、「削除」アイコンをクリックします。必要な編集を行った後にテンプレートを保存するには、「保存」アイコンをクリックします。

テンプレート名: テンプレートの名前。推奨: Columns_and_CommentsForeign_Keys_Allなど、意味のある名前を選択してください(「外部キー - 参照元」および「外部キー - 参照先」を選択した場合)。

テンプレートの説明: テンプレートに関する説明的なテキスト(オプション)。

選択可能コレクション: レポート・レイアウトに追加できる関連情報のタイプをリストします。(選択したコレクションを「選択可能コレクション」と「レポート・レイアウト」との間で移動するには、左右の矢印アイコンを使用します。)

レポート・レイアウト: このテンプレートを使用するレポートに追加する情報の関連タイプをリストします。(選択した項目をリストで上下に移動するには、上下の矢印アイコンを使用します。)

使用可能なプロパティ: 選択した「レポート・レイアウト」項目で使用できるプロパティをリストします。(選択したコレクションを「使用可能なプロパティ」と「レポート列」との間で移動するには、左右の矢印アイコンを使用します。)

レポート列: このテンプレートを使用するレポートに追加する関連プロパティをリストします。「列の幅」については、デフォルト(0,0)のままにしてData Modelerで最適な幅を選択させるか、パーセンテージで値を指定します。「列のデータ・ソート順」については、デフォルトの列ソート順(リストからの)をオーバーライドし、個々の列のソート順を指定できます。

3.24 データ・ディクショナリの接続

このダイアログ・ボックスは、リレーショナル・モデルに対して「データ・ディクショナリとのモデルの同期」または「モデルとのデータ・ディクショナリの同期」(メニューの下の青い矢印アイコンで示されます)をクリックしたときに表示されます。

同期する接続の選択: デフォルト・データベース接続を含めます。

リダイレクト接続: 同期する別のデータベースを選択できます。

データベースの同期: フィルタとしてのソース接続の使用: このオプションを有効にすると、ソース接続と宛先接続の名前が異なる場合に、同期にオブジェクトを含めるときのフィルタとしてデフォルトでソース接続が使用されます。(特定の同期操作ごとに個別に指定できます。)

データベースの同期: ソース・スキーマの使用: このオプションを有効にすると、ソース・スキーマと宛先スキーマの名前が異なる場合に、同期にオブジェクトを含めるときのフィルタとしてデフォルトでソース・スキーマが使用されます。(特定の同期操作ごとに個別に指定できます。)

データベースの同期: ソース・オブジェクトの使用: このオプションを有効にすると、ソース・オブジェクトと宛先オブジェクトの名前が異なる場合に、同期にオブジェクトを含めるときのフィルタとしてデフォルトでソース・オブジェクトが使用されます。(特定の同期操作ごとに個別に指定できます。)

データベースの同期: 全体スキーマの同期: このオプションを有効にすると、データベースに存在するがモデルに存在しないオブジェクトが、モデルをデータベースと同期する際には新しいオブジェクトとして表示され、データベースをモデルと同期する際にはデータベースから削除する候補として表示されます。このオプションを有効にしない場合は、モデルに存在するオブジェクトのみがデータベースと同期されます。

データベースの同期: データベースとモデルの同期でリモート・オブジェクトを除外: このオプションを有効にした場合、データベースをモデルと同期する際にはモデル内のリモート・オブジェクト(別のモデルのオブジェクト)が除外されます。

プリファレンス: 同期オプション用の「プリファレンス」ダイアログ。このダイアログには、Oracle Databaseの物理モデルを、それに関連付けられているリレーショナル・モデルと同期する際に適用されるオプションが含まれています。指定したオブジェクトのタイプごとに、変更を同期するかどうか(つまり、リレーショナル・モデルにおける指定したタイプのオブジェクトへの変更を、関連付けられた物理モデルに自動的に適用するかどうか)を指定できます。

関連項目:

モデル

3.25 データ・ディクショナリ・インポート(メタデータ抽出)

「ファイル」→「インポート」→「データ・ディクショナリ」をクリックすると、このウィザードが表示されます。既存のデータベース(Oracleまたはサポートされているサード・パーティ)に接続して、そのデータベースのメタデータに基づいて1つ以上のリレーショナル・モデルを作成できます。

具体的なステップおよびフィールドは、接続するデータベースのタイプによって異なります。ここでは、Oracle Database接続の情報について説明します。

データベースへの接続

選択する必要があるデータベース接続のリストが表示されます。接続が存在しないか、必要な接続が表示されない場合は、「追加」をクリックして、データベース接続エディタダイアログ・ボックスを表示するか、「インポート」をクリックして、データベース接続のインポートダイアログ・ボックスを表示します。

スキーマ/データベースの選択

インポート元のスキーマを選択します。ノート: 接続に関連付けられたユーザーがアクセスを認可されているスキーマのメタデータのみが抽出されます。メタデータが抽出されるOracle Databaseスキーマごとに、リレーショナル・モデル内に個別のサブビューが作成されます。(サブビューを表示するには、「サブビュー」ノードを開いて、サブビュー名を右クリックし、「ダイアグラムの表示」を選択します。)

すべて選択およびすべて選択解除(このページおよび次のページ): 表示された項目をすべて選択または選択解除してから個々の項目を選択解除または選択できます。

すべて選択済み: 次のページ(インポートするオブジェクトの選択)に移動する際に、はじめからすべの項目を選択済または選択解除済にするかどうかを制御します。

オプション: インポートおよび処理中に、選択したスキーマに特定のものを含めるまたは除外できるダイアログ・ボックスを表示します。

  • パーティション

  • トリガー

  • 使用される構造型

  • セカンダリ表

  • Oracle Spatial and Graphプロパティ

インポートするオブジェクトの選択

メタデータ抽出のオブジェクトを選択します。インポートする各オブジェクト・タイプについて、その関連タブ(「表」、「ビュー」、「ユーザー」など)をクリックして目的のオブジェクトを選択します。各タブで、すべてを選択または選択解除したり、そのタイプの個々のオブジェクトを選択または選択解除できます。

設計の生成

指定したタイプのオブジェクトのインポートされる数を含むサマリー・ページが表示されます。(オブジェクトがインポートされないか、すべてのタイプがインポートされる場合は、「インポートするオブジェクトの選択」ページに戻り、1つ以上のオブジェクトを選択します。)

インポート操作を実行するには、「終了」をクリックします。

関連項目

設計の保存、オープン、エクスポートおよびインポート

3.26 データベース接続エディタ

このダイアログ・ボックスは、データ・ディクショナリ・インポート(メタデータ抽出)ウィザードの使用時にデータベース接続を追加または編集する場合に表示されます。特定のフィールドは、選択する接続タイプによって異なり、ここでは、Oracle接続のフィールについて説明します。

タイプ: 接続するデータベースのタイプ。Oracle、Microsoft SQL Server 2000または2005、IDB DB2またはUDB、JDBC ODBC Bridge。

サード・パーティ・データベース接続の場合は、「一般オプション」の「サード・パーティJDBCドライバ」の適切なドライバを指定する必要があります(「Data Modeler」を参照)。

名前: 接続用の名前または別名。例: HR_Local

ホスト: Oracle Databaseのホスト・システム。例: localhost

ポート: リスナー・ポート。例: 1521

SID: データベース名。例: orcl

ユーザー名: 接続のデータベース・ユーザーの名前。このユーザーには、データベースへの接続中に目的のタスクを実行するのに十分な権限が必要です。

パスワード: 指定したデータベース・ユーザーに関連付けられたパスワード。

3.27 DDLファイル・エディタ

このダイアログは、データ定義言語(DDL)文を生成するリレーショナル・モデルを選択すると表示されます。また、「表示」→「DDLファイル・エディタ」をクリックするか、「ファイル」→「エクスポート」→「DDLファイル」をクリックするか、「DDLの生成」ツールバー・アイコンをクリックした場合も表示されます。

物理モデル(リスト): DDL文を生成する物理モデル(データベースのタイプ)を選択します。例: Oracle 11g

生成: 「DDL生成オプション」ダイアログ・ボックスが表示されます。オプションを選択すると、結果のDDL文がこのダイアログ・ボックスに表示されます。

クリア: 生成されたDDL文の表示をクリアします。生成されたDDLがニーズを満たさない場合は、「クリア」をクリックして、モデルに対して必要な変更を行い、生成プロセスを再度開始します。

検索: 生成されたDDL文でテキスト文字列を検索するためのボックスが表示されます。

保存: 生成されたDDL文をスクリプト・ファイルに保存できます。

ノート:

生成されたDDLは、データベースで実行する前に、確認、テストおよび(必要に応じて)編集する必要があります。

これは、DDLをサードパーティ・データベースのデータ辞書からインポートして、Oracle Databaseの物理モデルにエクスポートまたは生成する場合に、特に重要です。

3.28 DDL生成オプション

このダイアログ・ボックスは、「DDLファイル・エディタ」ダイアログ・ボックスの「生成」をクリックすると表示されます。これらのオプションによって、生成されたスクリプトに含めるコンテンツを制御します。

下部にあるオプション:

  • 「設計ルール」「設計ルール」ダイアログ・ボックスを表示し、ここでは、DDLを生成する前に、事前定義された設計ルールの違反を現在の設計で確認できます。

  • 「コメントを含める」では、文がコメントに含まれます。

  • 「名前置換の適用」では、「名前置換」ペインで指定されたように古い名前の文字列が新しい文字列で置換されます。

  • 「拡張対話型DDL」および「拡張CL DDL」により、次の入力パラメータ(開始ステップ、停止ステップ、ログ・ファイルおよびログ・レベル(1、2または3))のインタラクティブ(SQL*PlusまたはSQL Developer)またはコマンドライン(SQL*Plusのみ)の設定をサポートするスクリプトが作成されます。作成された拡張CL DDLスクリプトのSQL*Plus実行形式は次のとおりです。

    SQL> sqlplus user/password@name @script_name start_step stop_step log_file log_level
    
  • 別のファイルにDDLを生成: 作成されるオブジェクトごとに別のファイルを生成します(すべてのDDL文を含む1つのファイルではなく)。このオプションを有効にすると、指定した出力ディレクトリの下位に、モデル名を反映したディレクトリが作成され、その下にディレクトリ階層が作成されます。ファイルは適切な名前を付けたリーフ・ディレクトリに生成されます。SQL*Plus制御ファイルも作成されるため、これを使用して生成されたスクリプトを正しく実行できます。

「作成」選択

CREATE文の生成対象となるオブジェクトのタイプおよび特定のオブジェクトを選択できます。使用可能なすべてのオブジェクトの展開可能な表示として「ツリー表示」を選択するか、オブジェクトのサブセットのタブ(「表」、「PKおよびUK制約」など)を選択できます。

「削除」選択

新しいオブジェクトを作成する前に同じ名前の既存のオブジェクトを削除するために、CREATE文の前に選択したタイプのオブジェクトのDROP文を追加します。

DROP文にCASCADEを追加した場合は削除依存性を含めることができます。

名前置換

DDL文の生成時にオブジェクト名の古い文字列を新しい文字列で置換できます。

選択済: 生成プロセスで項目を適用するかどうかを制御します。

大/小文字の区別: 新しい文字列に置換される古い文字列を検索する際に大/小文字の区別を適用するかどうかを制御します。

マスクするOracleエラー

(拡張DDLおよび拡張CL DDLの場合のみ)スクリプトの実行時に無視するOracleエラーを指定します。エラー番号またはエラー・タイプについては、先頭に0(ゼロ)を付けずにハイフンおよび有効な数字を指定します(たとえば、ORA-00942の場合は-942です)。エラーの説明は、情報のみであり、スクリプトの実行に影響しません。

3.29 設計のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、データベース設計のプロパティが表示されます。

一般

名前: データベース設計の名前。

設定

.設計の外観および動作に影響する設定を行うペインが含まれます。

グローバルな設計レベル設定の使用: 選択すると、グローバル設計ファイル(デフォルトでは、datamodeler\datamodeler\types\dl_settings.xml)に対応する値があればそれを使用するように、現在の設計プロパティが変更されます。グローバル設計ファイルには、分類タイプ、デフォルトのフォントおよび色、デフォルトの線幅と色、命名の標準ルール、マッピングの比較などが含まれています。また、現在の設計で論理モデルまたはリレーショナル・モデルで使用されていて、グローバル設計ファイルに含まれていない分類タイプは、グローバル設計ファイルに追加されます。

インポート: 以前にエクスポートしたXMLファイルを、設計に使用する設定とともにインポートできます。

エクスポート: 現在の設計の設定をXMLファイルにエクスポートします。

保存: 現在の設定を保存します。

マッピングの比較

ソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクトを比較するためのオプションが含まれています。この情報は、列のプロパティ(名前、データ型、表内の位置など)を変更して、モデルを同じモデルの以前のバージョンと比較するといった特別な場合に適用されます(マッピングによって、変更された列と同じかどうか判断できます)。

ダイアグラム: 分類タイプ

多次元モデルで様々な分類タイプを表示するための色およびオプションで接頭辞を指定します。また、ユーザー定義の分類タイプを追加(+または「追加」アイコン)および削除(Xまたは「削除」アイコン)することもできます。

ダイアグラム: フォーマット

様々なタイプの設計オブジェクトの表示のデフォルトのフォントと色、および線のデフォルトの幅と色を指定します。

ダイアグラム: 論理モデル

ドメインの表示: ドメインに基づく属性のデータ型として何を表示するかを指定します。「ドメイン名」はドメイン名を表示します。「使用されたドメイン・タイプ」はドメイン定義に使用された論理型を表示します。

DDL

自動索引生成: 主キー制約: 各主キー制約について索引を自動的に生成するかどうかを制御します。

自動索引生成: 一意キー制約: 各一意キー制約について索引を自動的に生成するかどうかを制御します。

自動索引生成: 外部キーの制約: 外部キーの各制約について索引を自動的に生成するかどうかを制御します。

DDL生成オプションを保持: 現在のDDL生成操作のオプションに対して何か変更を行った場合、現在のDDL生成の後に元のDDL生成オプションをリストアするかどうかを制御します。

DDL: 移行

DDL文の生成時に置換する1組以上の文字列置換を指定できます。それぞれのペアでは、古い文字列と、その古い文字列を置換する新しい文字列を指定します。

選択済: 指定された置換が有効か無効かを制御します。

大/小文字の区別: DDLの古い文字列の大/小文字が、古い文字列として指定した大/小文字と正確に一致する場合にのみ、置換を実行するかどうかを制御します。

ネーミング標準

ネーミングの標準化を実装でき、論理およびリレーショナル・モデル・オブジェクト用およびドメイン用のネーミング標準を表示、追加および変更できます。「設計ルール」を適用するときに、これらの標準が確認され、標準違反があればすべれエラーまたは警告として報告されます。また、オブジェクト・ブラウザのモデル名を右クリックし、「キーと制約へのネーミング標準の適用」を選択すると、ネーミング標準をリレーショナル・モデルの主キーと外部キー、制約および索引にも適用することができます。

ネーミングの標準化を「名前略語」ダイアログ・ボックスの使用と混同しないでください。このダイアログ・ボックスでは、スペルおよび略語に一貫性を確保して、名前の変更が即座に行われます。また、リレーショナル・モデル名の文字列のみが対象になります。

ネーミング標準の詳細は、『United States Coast Guard Data Element Naming Standards Guidebook』を参照してください。

論理モデル: セパレータ: 「スペース」、「タイトルの大文字小文字」または指定した「文字」; 名前の単語の区切り方を制御します。「タイトルの大文字小文字」は、各単語を大文字で開始し、空白文字を挟まないことを意味します: 例、GovernmentAccounts。(タイトルの大文字/小文字は、CamelCaseと呼ばれる場合があります。)

リレーショナル・モデルおよびドメイン: セパレータ: 名前の単語の区切りに使用する文字。

省略語のみ: このオプションを有効にすると、省略されていない単語はリレーショナル・モデル・オブジェクト名で使用できません(つまり、使用できるのは、省略された単語のみです)。

用語集: ネーミングの標準化に使用する1つ以上の用語集ファイルを追加できます。(用語集についての詳細な説明は、「用語集エディタ」を参照してください。)

ネーミング標準: 「属性」、「列」、「ドメイン」、「エンティティ」、「表」

論理モデルのエンティティと属性、リレーショナル・モデルの表と列、およびドメインに対して、オブジェクト名の構成要素(主要語、類語、修飾子および限定子)を追加または再配置したり、それらをオプションまたは必須にすることができます。これらの構成要素の許容値は、「用語集」で指定する用語集ファイルに明記されます。

ネーミング標準: テンプレート

表およびエンティティの様々な制約について、その書式文字列を編集したり、変数文字列要素を追加することができます。

: 現在指定されている書式のサンプル名を参照するには、目的の制約タイプ(外部キーなど)を選択します。

コメント、注意、サマリー

3.30 設計ルール

設計ルールは、設計の整合性および一貫性の確認および強制に適用されるルールです。Data Modelerには、多数の事前定義済ルールがあり、独自のカスタム設計ルールを追加することもできます。また、ファンクションまたはメソッドを定義して、カスタム変換を作成でき、これらの変換をライブラリにグループ化することもできます。

「ツール」「設計ルール」をクリックすると、次のいずれかを選択できます。

3.30.1 設計ルール

このダイアログ・ボックスでは、「設計ルール」の適用および設計ルールの「ルール・セット」へのグループ化ができます。

設計ルール

このタブでは、現在の設計(論理モデル、リレーショナル・モデルおよびプロセス・モデル)にData Modelerの事前定義済の設計ルールの違反がないか確認できます。すべての設計ルールまたは選択したルールを確認でき、指定したルールの各違反について、それぞれに応じた警告またはエラー・メッセージが表示されます。特に、フォワードまたはリバース操作の前および物理モデルのDDL文の生成前に、設計ルールに対してモデルを頻繁に確認することをお薦めします。

設計ルールの警告およびエラーの例には、誤ったネーミング標準を使用した主キー、情報構造がないフロー、データ要素がない外部エージェントがあります。

すべてのエラーでは、その項目をダブルクリックすると関連するオブジェクトのプロパティを表示できます。そこで問題を修正できます。

すべて開く: 表示を展開して、すべてのカテゴリおよびサブカテゴリのすべての設計ルールを表示します。1つ以上のカテゴリを展開すると、個々のルール、ルールの範囲または組合せを選択できます。

すべて閉じる: 表示を閉じて、設計ルールの主要なカテゴリ名(「一般」、「論理」、「リレーショナル」、「プロセス・モデル」、「物理」)のみを表示します。

すべて適用: すべての設計ルールを現在の設計に適用し、ルールの各違反の警告またはエラー・メッセージを表示します。

選択の適用: 選択した設計ルールのみを現在の設計に適用し、ルールの各違反の警告またはエラー・メッセージを表示します。

クリア: 表示されたすべての警告およびエラー・メッセージをクリアします。

ルール・セット

このタブでは、名前付きのルール・セットを作成および編集できます。ルール・セットは、セットで確認できるルールの組合せです。

ルール・セットを作成するには、「ルール・セットの追加」(プラス記号)アイコンをクリックし、ルール・セットの名前を指定して、ルール・セット番号をダブルクリック(または、「ルール・セットのプロパティ」鉛筆アイコンをクリック)して、「ルール・セットのプロパティ」ダイアログ・ボックスを使用して、必要なルールを「すべてのルール」列から「選択したルール」列へ移動します。

すべてのRSの適用: すべてのルール・セット内の設計ルールを現在の設計に適用し、ルールの各違反の警告またはエラー・メッセージを表示します。

選択したRSの適用: 選択したルール・セット内の設計ルールのみを現在の設計に適用し、ルールの各違反の警告またはエラー・メッセージを表示します。

クリア: 表示されたすべての警告およびエラー・メッセージをクリアします。

3.30.2 カスタム・ルール

「カスタム・ルール」ダイアログ・ボックスでは、ルール実行エンジン(Mozilla Rhino JavaScript実装)によってサポートされる言語を使用して、カスタム設計を作成できます。

名前: カスタム・ルールの名前。

オブジェクト: このルールを適用するオブジェクトのタイプ。例には、TableColumnEntityおよびAttributeが含まれます。

エンジン: ルールの解釈および実行に使用される実装。

タイプ: ルールの違反が検出された場合の重大度(WarningまたはError)。

変数: ルールに関連付けられている変数の名前。

ルール・スクリプト・ライブラリ: ルールに関連付けられているメソッドが含まれるライブラリ。

ルール・スクリプト・メソッド: ルールに関連付けられたメソッド。(メソッドを変更するには、「カスタム・ライブラリ」ダイアログ・ボックスを使用します。)

作成したカスタム・ルールの保存、保存したカスタム・ルールのエクスポート、XMLファイルからの設計ルールのインポートを実行できます。

3.30.3 ライブラリ

「カスタム・ライブラリ」ダイアログ・ボックスでは、カスタム設計ルールをのライブラリを表示、作成および削除でき、選択したライブラリ内で、カスタム設計ルールに関連付けられているメソッドを追加、削除および編集できます。

JRubyエンジンがない場合は、次の手順を実行します。

  1. JRubyをインストールしていない場合は、http://jruby.orgから適切なキットをダウンロードしてインストールします。

  2. JRubyをインストールした場所の下で、(libディレクトリで)jruby.jarを探します。

  3. jruby.jarを、Data Modelerで使用しているJDKの下のext (extensions)ディレクトリにコピーします。たとえば、JDKを含むWindowsキットを使用して、Data ModelerキットをC:に解凍する場合、ディレクトリの場所は次のとおりです。

    C:\datamodeler\jdk\jre\lib\ext
    

設計ルールおよびカスタム設計ルールの詳細は、「設計ルール」を参照してください。

3.30.4 変換

「カスタム変換スクリプト」ダイアログ・ボックスでは、カスタム設計ルールの実装用のカスタム変換スクリプトを表示、作成、削除および編集できます。.

名前: カスタム変換の名前。

オブジェクト: この変換を適用するモデル(論理またはリレーショナル)のタイプ。

エンジン: 変換の解釈および実行に使用される実装。

変数: 変換に関連付けられている変数の名前。

スクリプト・ライブラリ: 変換に関連付けられているメソッドが含まれるライブラリ。

スクリプト・メソッド: 変換に関連付けられたメソッド。

作成したカスタム変換の保存、XMLファイルへのカスタム変換のエクスポートおよびXMLファイルからの変換のインポートを実行できます。

3.31 ディメンション・プロパティ

このダイアログ・ボックスには、多次元モデルのディメンションのプロパティが表示されます。

ディメンション(より正確には、キューブ・ディメンション)は、最上位クラスのデータベース・オブジェクトです。キューブに格納されたデータへの索引として機能する値のリストを格納します。これらの値、つまりディメンション・メンバーは集計のすべてのレベルを表します。多次元データでの作業の詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』およびAnalytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

一般

名前: ディメンションの名前。例: Customer、Product、Channel、Time

自然キーの使用: ディメンション・メンバーのリレーショナル・ソースから自然(ソース)キーまたはサロゲート・キーを使用するかどうかを制御します。このオプションを有効にすると、ソース・キーが変更なしでリレーショナル・ソースから読み取られます。このオプションを無効にすると、メンバーのアナリティック・ワークスペースへのロード中にレベル接頭辞がメンバーに追加され、サロゲート・キーの一意性が確保されます。

時間ディメンション: ディメンションが時間ディメンションであるか、またはユーザー・ディメンションであるかを制御します。このオプションを有効にすると、以前の期間から差異を計算するカスタム・メジャーなど、時間ベースの分析をサポートする1つ以上のレベルを使用して時間ディメンションを定義する必要があります。

階層

ディメンションに関連付けられている階層がリストされます。階層定義を表示または編集するには、その項目をダブルクリックします。(「階層のプロパティ」も参照してください。)

レベル

ディメンションに関連付けられているレベルがリストされます。レベル定義を表示または編集するには、その項目をダブルクリックします。(「レベルのプロパティ」も参照してください。)

緩やかに変更される属性

緩やかに変化するディメンション(SCD)の場合、ディメンションに関連付けられた緩やかに変化する属性がリストされます。属性定義を表示または編集するには、その項目をダブルクリックします。(「属性のプロパティ」も参照してください。)

計算済メンバー

ディメンションに関連付けられている計算済メンバーがリストされます。計算済メンバーを使用すると、ユーザーが指定した一連のディメンション・メンバーの合計(単純な加算または減算)または集計(キューブの集計演算子の使用)が可能になります。計算済メンバーを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、オブジェクト定義から計算済メンバーを削除するには、その計算済メンバーを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。

Oracle名

短縮名: ロング・ネームのかわりにアプリケーションで使用可能なわかりやすい短い名前。

ロング・ネーム: 通常は表示用に使用されるわかりやすい長い名前。

複数名: (レポート用の)複数名。例: 「短縮名」がMydimensionの場合はMydimensions

説明

ディメンションの説明。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.32 プロパティを表示

このダイアログ・ボックスには、表示オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: 表示オブジェクトの名前。

参照可能: (このモデルには適用されません。)

コメント、注意、サマリー

3.33 Distinct型のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、データ型モデルに含まれる固有型のプロパティが表示されます。

一般

名前: ユーザー定義固有型の名前。

論理型: 固有型の導出元となる論理型。

(残りのフィールド(「サイズ」「精度」および「スケール」)は、この固有型に適用される場合にのみ使用できます。)

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.34 ドキュメントのプロパティ

このダイアログ・ボックスでは、ビジネス情報オブジェクトの一種であるドキュメント・オブジェクトの情報を表示および変更できます。

一般

名前: ドキュメント・オブジェクトの名前。

参照: 場所などのオブジェクトに関するリファレンス情報を含む説明フレーズ。

タイプ: 「一般手順」、「技術仕様」などのドキュメントのタイプを示している説明フレーズ。

要素

このドキュメントに現在関連付けられているオブジェクトがリストされます。リストされたオブジェクトのプロパティを表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

コメント、サマリー

3.35 ドメインのプロパティ(ドメイン・モデル)

このダイアログ・ボックスには、既存のドメインに関する情報が表示されます。情報の多くは読取り専用で、一部のフィールドは、特定の種類のドメインのみに適用されます。ユーザー定義のドメインを追加するか、ドメインを削除するには、「ツール」「ドメイン管理」をクリックして、「ドメイン管理」ダイアログ・ボックスを使用します。

一般

名前: ドメイン・オブジェクトの名前。

シノニム: ドメインのシノニム。

ロング・ネーム: ドメインの長い名前。

ファイル名: ドメイン定義を含むファイルの名前。

論理型: ドメインの論理型。

サイズ: ドメインに基づく列のデータの最大サイズ。

精度: 数値ドメインの場合は最大有効桁数(10進)。

スケール: 数値ドメインの場合は小数点から最下位桁までの桁数。

チェック制約: ドメインで許可されたデータ値に対する制約(一般およびデータベース製品固有の両方)。制約がドメインに適用されると、ダブルクリックして一般および製品固有の制約を編集できます。

範囲: 許可されるデータ値の範囲。

値リスト: 許可されるデータ値のリスト。

使用中

このドメインに基づく属性(論理モデル)および列(リレーショナル・モデル)がリストされます。

コメント、注意、サマリー

3.36 ドメイン管理

このダイアログ・ボックスは、「ツール」→「ドメイン管理」をクリックすると表示されます。

ドメイン・ファイル: ドメイン定義を含むXMLファイル(デフォルト以外の場合)。「選択」をクリックしてファイルを検索できます。(ノート: 使用するドメインをインポートするには、「ファイル」「インポート」「ドメイン」をクリックします。)

使用可能なドメイン: 使用可能なドメイン(タイプ)が表示されます。プロパティを表示または編集するドメインを選択します。(一部のプロパティは、特定のドメインのみに関連します。)

名前: 選択したドメインの名前(選択されている場合)。

論理型: 選択したドメインの論理型。

サイズ: このタイプのデータの最大サイズ。

精度: 数値ドメインの場合は最大有効桁数(10進)。

スケール: 数値ドメインの場合は小数点から最下位桁までの桁数。

シノニム: ドメインのシノニム。

コメント: ドメインについてのコメント。

チェック制約: ドメインの制約(一般および物理モデルに固有)を表示および編集できます。

範囲: ドメインの1つ以上のデータ値範囲を指定できます。

値リスト: ドメインのデータ値を指定できます。

3.37 電子メールのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、ビジネス情報オブジェクトの一種である電子メール・オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: 電子メール・オブジェクトの名前。

電子メール・アドレス: 標準書式の電子メール・アドレス。例: smith@example.com

電子メール・タイプ: ニーズに適したネーミング・スキームを使用して、電子メール・オブジェクトのタイプを示す説明フレーズ。例: Work、Personal

連絡先

この電子メール・ドキュメントに現在関連付けられている連絡先オブジェクトがリストされます。リストされた連絡先オブジェクトのプロパティを表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

コメント、サマリー

3.38 エンジニアリング

このダイアログ・ボックスでは、コンテキストに応じて、選択したリレーショナル・モデルからの論理モデルの更新または論理モデルからのリレーショナル・モデルの更新、リレーショナル・モデルに反映される論理モデルの構成部分の制御、2つのリレーショナル・モデルの比較およびマージ時にマージするオブジェクトのタイプおよび特定のオブジェクトの制限が可能です。

フィルタ: すべてのオブジェクトを含めたり、新規オブジェクト、削除済オブジェクトまたは変更済オブジェクトのみを含めることができます。

詳細

選択したモデル・オブジェクトについての詳細情報が表示されます。

一般オプション

メイン・ブラウザでのエンジニアリングの表示: ブラウザ・ウィンドウの各オブジェクトにチェック・ボックスを追加するかどうかを制御します。オブジェクトがエンジニアされるとボックスにチェックマークが付きます。

座標のエンジニア: ソース・エンティティと同様にフォワード・エンジニアリング・プロセスから生成される表を配置するかどうか制御します。

"<モデル>"で作成されたオブジェクトのみのエンジニア: 指定したモデルに明示的に作成されたオブジェクトのみをエンジニアするかどうか、またはそれらのオブジェクトと、フォワードまたはリバース・エンジニアリング操作の結果として作成された他のオブジェクトをエンジニアする必要があるかどうかを制御します。

名前変換の適用: 論理モデルをリレーショナル・モデルにフォワード・エンジニアする際に正式名を短縮名に変換するかどうか、およびリレーショナル・モデルを論理モデルにリバース・エンジニアする際に短縮名を正式名に変換するかどうかを制御します。名前翻訳は、有効な名前にのみ適用されます。また、entity/attribute/keyおよびtable/column/index間の翻訳が実行されます。

優先略語の使用: 論理モデルをエンジニアしてリレーショナル・モデルを作成する際に、エンティティおよび属性の指定した優先略語を対応する表および列の名前に使用するかどうかを制御します。

コピー/比較操作

オブジェクト(エンティティ/表、属性/列、キー/索引、リレーション/外部キー、エンティティ・ビュー/ビュー)のタイプを選択し、ペアごとに、フォワードまたはリバース・エンジニアリング操作で使用するために選択されているプロパティを示すことができます。次のオプションを指定することもできます。

選択したプロパティのみの表示: 表示されたオブジェクトのすべてのプロパティを表示するか、「選択済」で有効化(選択)されたプロパティのみを表示するかを制御します。

新しいオブジェクトに適用しない:

ツリーから未チェックのオブジェクトを除外: 選択されていないオブジェクトをツリー表示に含めるか除外するかを制御します。

ツリーの更新: 論理およびリレーショナル・モデル・ツリー表示を更新して、現在選択されているオプションを反映します。

削除済オブジェクトの同期

オブジェクトのペアを選択および選択解除できます(それぞれのペアには削除済オブジェクトが含まれ、そのペアの生成済モデルにある削除対象の関連オブジェクトが選択されます)。

重複および折りたたみ一意識別子(UID)

論理モデルからリレーショナル・モデルにエンジニアする場合に、重複するキーに関する情報が表示されます。

3.39 エンティティ・プロパティ

このダイアログ・ボックスには、論理モデルに含まれるエンティティのプロパティが表示されます。

一般

名前: エンティティの名前。

略称: 名前の略称(ある場合)。

シノニム: エンティティのシノニム。

表示するシノニム: エンティティ用に表示するシノニム。

優先略語: 「エンジニアリング」ダイアログ・ボックスの「優先略語の使用」オプションが有効にされている場合、フォワード・エンジニアリング時に対応する表に使用される名前。

ロング・ネーム: entity-name.attribute-nameの表示で使用されるロング・ネーム。

構造型に基づく: エンティティが構造型に基づく場合に、リストから選択します。構造型で定義されるようにエンティティには属性が含まれます。

スーパータイプ: エンティティがサブタイプの場合、リストからそのスーパータイプを選択します。エンティティは、指定されたスーパータイプからすべての属性を継承します。

ソース: ソース・タイプの説明。例: DDL、COBOLコピーブック、IDMSスキーマ

有効範囲: 一時として分類されるエンティティの場合、「セッション」や「アプリケーション」などの有効範囲を指定できます。

型置換の許可: 参照が無効になっている構造型またはエンティティに適用される構造型の場合、DDLでの置換構造型の生成が許可されるかどうかを制御します。

サロゲート・キーの作成: 主キーではない、一意識別子を作成します。

属性

エンティティに対して現在定義されている属性がリストされます。各属性のプロパティには、その名前とデータ型、およびそれがプライマリ一意識別子(プライマリUID)、リレーション一意識別子(外部キーに相当するリレーションUID)または必須フィールド(必須を表すM)であるかどうかが含まれます。

属性を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックします。属性を削除するには、その属性を選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。属性のプロパティを表示するには、名前の左側のセルをダブルクリックします。

一意の識別子

エンティティに対して現在定義されている一意識別子(UID)がリストされます。各キーのプロパティには、その名前と、それがプライマリ一意識別子(PUID)に含まれるかどうかが含まれます。

属性を一意識別子にするには、「追加」(+)アイコンをクリックします。属性を一意識別子にしないようにするには、それを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。一意識別子のプロパティを表示するには、その名前をダブルクリックします。

リレーションシップ

エンティティに関連付けられたリレーションシップがリストされます。リレーションシップのプロパティを表示するには、名前をダブルクリックします。

サブタイプ

スーパータイプおよびサブタイプ・エンティティを使用している場合に重要となるオプションを指定します。

「エンジニアリング先」プロパティは、エンティティを特定のリレーショナル・モデルに実装するかどうかを定義します。エンティティごとにプロパティを設定するかわりに、「エンティティとサブタイプの生成が事前設定されています」セクションを使用すると、現在のエンティティとそのサブタイプの「エンジニアリング先」プロパティを一度に変更できます。

サブツリーの生成: リレーショナル・モデル表へのエンジニアリングの計画を定義します。

  • 初期設定しない: 「エンジニアリング先」プロパティを変更しません。

  • 単一表: サブタイプ・エンティティのメタデータは、スーパータイプ表に含まれます。サブタイプ表はありません。「エンジニアリング先」プロパティは、現在のエンティティに設定され、すべてのサブタイプ・エンティティではクリアされます。

  • 子ごとの表: スーパータイプ・エンティティのメタデータは、サブタイプ表に含まれます。スーパータイプ表はありません。「エンジニアリング先」プロパティは、リーフ・エンティティに対して設定され、現在のエンティティおよびサブタイプを持つすべてのサブタイプ・エンティティではクリアされます。

  • 各エンティティの表: スーパータイプおよびサブタイプ・エンティティごとに個別の表が生成されます。「エンジニアリング先」プロパティは、現在のエンティティおよびすべてのサブタイプ・エンティティに設定されます。

モデルへの適用: すべてのリレーショナル・モデルまたは選択したリレーショナル・モデルに「エンジニアリング先」プロパティを事前に設定できます。

「エンティティ・プロパティ」ダイアログで「OK」をクリックすると、「エンジニアリング先」プロパティの事前設定が行われます。「エンティティ・プロパティ」ダイアログを次に開いたときに、「サブツリーの生成」フィールドが初期設定しないに設定されます。より複雑な実装の場合は、各エンティティの「エンジニアリング先」プロパティを個別に設定します。このプロパティをすばやく設定するには、「リレーショナル・モデルに対するエンジニアリング」ダイアログを使用します。実装を選択して「選択の適用」をクリックするか、エンジニアリングを行います。

参考: スーパータイプとサブタイプが実装されている場合は、リレーショナル・モデルで表の間のリレーションシップが実装される方法を、次のいずれかで定義してください。なし識別 (スーパータイプ表に対して外部キーがサブタイプ表から作成されることを識別)、またはarcの無効化 (各スーパータイプ表のレコードに対して子表は1つだけ存在でき、サブタイプ階層が完全とマーク付けされることが必須[「完全なサブタイプ」オプションを参照])

属性の継承: スーパータイプの属性が、スーパータイプとサブタイプの両方が表として実装されるときに継承される方法を定義します(「プライマリ属性のみ」または「すべての属性」)。

識別子の生成: このオプションを有効にした場合は、識別子列が生成されます。

属性の使用: 既存の属性を識別子列として使用するために設定できます。

列名: 生成される識別子列の名前。

識別子の値: 現在のエンティティに関連した値で、識別子列に存在することが可能。このフィールドを指定しない場合、エンティティの略称または名前が使用されます。

完全なサブタイプ: このオプションを有効にした場合、サブタイプのリストは完全とマーク付けされ、これにより、生成されるarcおよび識別子列の可能な値のリストが影響を受けます。このオプションが有効ではない場合は、オプションのarcが生成され、識別子列の可能な値のリストに現在のエンティティの値が含まれます。

ボリュームのプロパティ

ボリューム: 最小値: エンティティの最小データ・ボリューム。

ボリューム: 予想値: エンティティの予想または通常のデータ・ボリューム。

ボリューム: 最大値: エンティティの最大データ・ボリューム。

増加率: パーセント: 次のフィールドで指定される期間ごとのエンティティの予想増加率(%)。

増加率: 年/月/日: 予想増加率が適用される期間(年、月または日)。

正規形: エンティティに必須の正規形(データベースの正規化)(「なし」、「第1」、「第2」、「第3」または「第4」)。

十分に正規化されたか: 「はい」は、モデルが十分に正規化されていることを示します。「いいえ」は、モデルが十分に正規化されておらず、リレーショナル・モデルでさらに正規化が必要な場合があることを示します。

エンジニアリング先

フォワード・エンジニアリング操作でこのエンティティを伝播する必要があるリレーショナル・モデルを指定できます。

エンジニア: フォワード・エンジニアリング操作時にエンティティを指定されたリレーショナル設計(モデル)に伝播するかどうかを制御します。

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

分類タイプ

エンティティの分類タイプ: 「ファクト」、「外部」、「ディメンション」、「ロギング」、「サマリー」および「一時」。

「ダイアグラム: 分類タイプ」設計のプロパティでは、ダイアグラム内で各分類タイプに対して使用される色を指定できます。

「コメント」、「注意」、「影響分析」、「測定」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.40 イベントのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、プロセス・モデルに含まれるイベントのプロパティが表示されます。

一般

名前: イベントの名前。

シノニム: イベントのシノニム。

フロー: イベントに関連付けられたフロー・オブジェクト。「フローのプロパティ」を表示または編集するには、フロー名をクリックします。

イベント・テキスト: アプリケーション定義またはユーザー定義のイベント・テキスト文字列。

タイプ: イベントのタイプを識別するアプリケーション定義またはユーザー定義の文字列。

トリガーされたプロセス

イベントによってトリガーされるプロセスがリストされます。「プロセスのプロパティ」を表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

実行日

イベントを実行する日のオプションを指定します。無制限または限定された発生回数(曜日、ある月またはすべての月の日、特定の四半期またはすべての四半期、および特定の会計年度、特定の暦年またはすべての年)。フィールドの0(ゼロ)は、すべてまたは無制限を意味します。

実行時間

イベントの実行日における時間のオプションを指定します。営業日の開始時間または終了時間、実行日での都合のよい時間、特定の時間または特定の時間間隔。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.41 Microsoft XMLAへのエクスポート

Microsoft XMLA(XML for Analysis)ファイルに、設計をエクスポートします。

データベース名: データベースの名前。

ディメンション・モデル: 多次元モデルの名前。

3.42 Oracle Analytic Workspacesへのエクスポート

Oracle Analytic Workspace(AW)にエクスポートすることで、多次元モデルに基づいてアナリティック・ワークスペースを作成できます。アナリティック・ワークスペースの操作の詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』およびAnalytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

一般

デフォルト・スキーマ: デフォルト・スキーマの名前。

ディメンション・モデル: 多次元モデルの名前。

リレーショナル・モデル: リレーショナル・モデルの名前。

Oracleモデル: Oracleモデルの名前。

Oracle AW名: Oracle Analytic Workspaceの名前。

エクスポート・モード: エクスポート操作のモードまたは範囲(アナリティック・ワークスペースの再作成、すべての計算済メジャーまたは新しい計算済メジャーのエクスポート、メタデータのみのエクスポート)。

作成済キューブへの移入: 作成済キューブにデータを移入するかどうかを制御します。

出力XMLファイル: エクスポートされた定義を含むXMLファイルの名前。出力ディレクトリまたはフォルダを選択するには、省略記号(...)ボタンをクリックします。

JDBC接続: エクスポート操作に使用するJDBC接続。

新しいJDBC接続: 新しいJDBC接続を作成できます。新しい接続を作成するには、「作成」をクリックします。

選択した接続のテスト: 選択したJDBC接続をテストするには、「テスト」をクリックします。接続が使用可能であること、またはエラーが発生したことを示すメッセージが表示されます。

キューブとスライス

エクスポート操作で選択されたキューブとスライスが表示されます。

3.43 レポート・スキーマにエクスポート

レポート・スキーマのレポート・リポジトリに設計をエクスポートします(「Data Modelerレポート」を参照)。エクスポートを実行するには、接続を選択して「OK」をクリックする必要があります。

接続: データベース接続の名前が表示され、レポート・リポジトリとして機能するものを選択する必要があります。新しいデータベース接続を作成するには、「接続の追加」(+)アイコンをクリックします。既存の接続を削除するには、それを選択して「接続の削除」(X)アイコンをクリックします。既存の接続を編集するには、そのエントリをダブルクリックするか、それを選択して「接続のプロパティ」アイコンをクリックします。

コメント: 接続についての説明テキストまたはノート(オプション)。

「オプション」タブ

ダイアグラムのエクスポート: このオプションを有効にすると、設計のダイアグラムがレポート・リポジトリに保存されます。

「メンテナンス」タブ

リポジトリの削除: 選択したデータベース接続のスキーマのレポート・リポジトリを削除できます。既存のリポジトリの削除後、このスキーマに新しい空のリポジトリが自動的に作成されます。

設計の削除: リポジトリ接続を選択してからリポジトリ内の1つ以上の設計を選択して、これらの設計に関する情報をリポジトリから削除することができます。

「用語集」タブ

用語集のエクスポート: Data Modelerの用語集ファイルを指定して、その情報をレポート・リポジトリにエクスポートします。

用語集の削除: レポート・リポジトリで用語集を選択して、リポジトリからその情報を削除します。

3.44 エクスポート・ウィザード

このウィザードにより、データベース・オブジェクトおよび必要なデータをエクスポートします。選択したデータベース接続で、1つ以上のタイプのデータベース・オブジェクトのうち一部またはすべてのオブジェクトを、出力ファイル、SQLワークシートまたはクリップボードにエクスポートできます。この出力には、これらのオブジェクトを作成するためのSQLデータ定義言語(DDL)文を含めることができます。また、これらのオブジェクトおよびその他のフォーマットされたファイルにデータを挿入するSQL文を含めることもできます。

使用可能なペインおよびオプションの数は、エクスポート操作の潜在的な範囲に応じて異なります。

「ソース/宛先」ページ

データベース接続、およびDDL、データ、ターゲットの各オプションを指定するために最大4つのメイン領域が含まれています。

接続: オブジェクトのエクスポートで使用するデータベース接続を選択します。

DDLのエクスポート: このオプションを有効にすると、DDL文がエクスポート操作に含められます。生成されるDDLに適用されるオプションを選択します。

データのエクスポート: このオプションを有効にすると、データが操作に含められます。アンロードされるデータに適用するオプションを選択します。

ノート:

フォーマットがloaderであるときにDDLとデータの両方をエクスポートしようとすると、エクスポート・フォーマット・エラーが表示されます。

フォーマット: アンロードされるデータの目的の出力形式を選択します。選択した形式に応じて、他のオプションが表示される場合があります。たとえば、xls(Microsoft Excelファイル)の場合、そのデータのワークシート名およびSELECT文を指定できます。

CLOBデータの場合、エクスポートは形式がloader (SQL*Loader)またはpdf (PDF)の場合にのみサポートされます。エクスポートのタイプによっては、文字列の後に省略記号(...)が続くサブセットのみをエクスポートするものもあります。

Microsoft Excelファイルにアンロード・データを貼り付けるには、「データのエクスポート」を指定し(「DDLのエクスポート」ではなく)、「フォーマット」に「テキスト」を選択し、「別名保存」に「クリップボード」を選択します(アンロードが完了したら、クリップボードからExcelに貼り付けます)。

別名保存: ターゲットの文およびデータの保存形式および保存先を指定します。

  • 単一ファイル: 単一ファイルにDDLとデータの両方が含まれます。DDLをアンロードする場合、データに対しては「挿入」形式のみを指定できます。

  • 個別のファイル: 各オブジェクトが、指定ディレクトリの別々のファイルに保存されます。

  • タイプ・ファイル: 同じタイプのオブジェクトが指定ディレクトリの単一ファイルに保存されます。

  • 個別のディレクトリ: エクスポートされるオブジェクト・タイプごとに、ディレクトリが1つずつ作成されます。ファイルは適切なディレクトリに作成されます。

  • ワークシート: 文が「SQLワークシート」ウィンドウに送信されます。

  • クリップボード: 文がクリップボードにコピーされます。

エンコーディング: 出力のエンコーディングに使用される文字セット。

「エクスポートのサマリー」ページ

実行されるアクションのサマリーが含まれます。何かを変更する場合は、前に戻って変更を行ってからウィザードのステップを終了してください。.

3.45 接続のエクスポート/接続のインポート

接続のエクスポート・ウィザードは、1つ以上のデータベース接続に関する情報をXMLファイルにエクスポートします。接続のインポート・ウィザードは、エクスポートされた接続をインポートします。インポートするデータベース接続は、すでに存在する接続に追加されます。

3.45.1 接続のエクスポート

接続の選択

すべての接続を選択または選択解除することも、特定の接続で同じ操作をすることもできます。

宛先ファイル

ファイル名: エクスポートする接続の定義を含むXMLファイルの名前。「参照」ボタンを使用して場所を指定します。

パスワード処理

エクスポートしたファイルでパスワードをどのように処理するかを指定します。

  • キーを使用してすべてのパスワードを暗号化: 暗号化キーの値を指定し、その値を検証します。(エクスポートしたファイルから接続をインポートしようとするユーザーが、パスワードを要求されずに、保存されたパスワードでその接続を使用するためには、暗号化キーを知る必要があります。)

  • エクスポートした接続からすべてのパスワードを削除: エクスポートした接続から、保存されているパスワードを削除します。(接続を後でインポートする場合、ユーザーは使用する予定の接続のパスワードを知る必要があります。)

サマリー

指定したオプションのサマリーを表示します。変更を加えるには、必要に応じて「戻る」を押して情報を変更します。操作を開始するには、「終了」をクリックします。

3.45.2 接続のインポート

ソース・ファイル

ファイル名: インポートする接続の定義を含むXMLファイルの名前。「参照」ボタンを使用して場所を指定します。

パスワード処理

接続をエクスポートするときにパスワードの暗号化に使用されたキーを指定するか、インポートする接続のパスワードをすべて削除します。

  • すべてのパスワードを復号化するキーを使用: エクスポート操作でパスワードの暗号化に使用された「暗号化キー」の値を指定します。(暗号化キーが使用されており、それが不明な場合は、エクスポートした接続からパスワードをすべて削除するオプションを使用してください。)

  • エクスポートした接続からすべてのパスワードを削除: インポート操作中に、エクスポートした接続に保存されているパスワードをすべて削除します。(インポートする接続のユーザーは、使用する予定の接続のパスワードを知る必要があります。)

接続の選択

すべての接続を選択または選択解除することも、特定の接続で同じ操作をすることもできます。

接続の重複: インポート操作で使用されるソース・ファイルに、接続と同じ名前がある場合に、既存の接続をどう処理するかを指定します。

  • 名前の変更: 重複した接続に、既存の接続の名前と似た名前を付けます。

  • 置換: 既存の接続の情報を、インポートされる接続の情報で置き換えます。

サマリー

指定したオプションのサマリーを表示します。変更を加えるには、必要に応じて「戻る」を押して情報を変更します。操作を開始するには、「終了」をクリックします。

3.46 外部エージェントのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、プロセス・モデルに含まれる外部エージェント・オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: 外部エージェントの名前。

シノニム: 外部エージェントのシノニム。

タイプ: 外部エージェントのタイプ(「組織単位」、「システム」、「ロール」、「その他」)。

受信フロー

外部エージェントに流入するフローが表示されます。「フローのプロパティ」を表示するには、フロー項目をダブルクリックするか、項目を選択して「プロパティ」アイコンをクリックします。(フローを追加するには、データ・フロー・ダイアグラムの「新しいフロー」を使用します。)

送信フロー

外部エージェントから流出するフローが表示されます。「フローのプロパティ」を表示するには、フロー項目をダブルクリックするか、項目を選択して「プロパティ」アイコンをクリックします。(フローを追加するには、データ・フロー・ダイアグラムの「新しいフロー」を使用します。)

データ・ファイル仕様

所有者: 外部エージェントの所有者。

ソース: 外部エージェントのソース(外部エージェントの情報の源となる場所)。

ファイル名: 外部エージェント・ファイルの名前。

ロケーション: 外部エージェント・ファイルの場所。

ファイル・タイプ: ファイルのタイプ(CSV(カンマ区切りの値)、固定長フィールド、Excelスプレッドシートまたはプレーン・テキスト)。

フィールド・セパレータ: フィールドを区切る文字(カンマなど)。

データ・キャプチャ・タイプ: データ・キャプチャが完全リフレッシュであるか、指定したタイプのキャプチャ操作に限定されるかどうかを指定します。

自己説明: フィールドが自己記述的であるかどうかを示します。

スキップ・レコード: データファイルの上部でスキップするレコード数。

テキスト・デリミタ: テキスト文字列で使用されるテキスト・デリミタ文字(一重または二重引用符)。

データ要素

現在外部エージェントに定義されている外部データ要素がリストされます。要素を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、定義から要素を削除するには、その要素を選択して「削除」(X)アイコンをクリックし、要素のプロパティを表示するには、要素をダブルクリックするか、「プロパティ」アイコンをクリックします。

外部データ: 外部データ・オブジェクトの名前。

タイプ: 外部データの論理型。

開始位置: データファイルの要素の開始位置。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.47 外部データのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、プロセス・モデルに含まれる外部エージェント・オブジェクトのデータ要素のプロパティが表示されます。

一般

名前: 外部データ・オブジェクトの名前。名前に順序番号を含める必要がある場合があります(MyExtData_1など)。

コメント: このデータ要素についてのコメント。

論理型: この外部データ・オブジェクトに関連付けられている論理型。

開始位置: データファイルの外部データ・オブジェクトの開始位置。0(ゼロ)が最初の位置です。

説明: 外部データ・オブジェクトの説明(オプション)。

構造化: この外部データ・オブジェクトをレコード構造にリンク付けするかどうかを示します。

レコード構造: 「構造化」を有効にすると、使用可能なレコード構造がリストされます。この外部データ・オブジェクトのレコード構造を選択します。

3.48 ファイル処理

このダイアログ・ボックスは、「ファイル」ナビゲータでディレクトリまたはファイルを右クリックし、「タグSQL」を選択した場合に表示されます。選択したディレクトリの下の選択したファイルに、指定パターンに一致するすべてのSQL文がリライトされて、文に一意にタグ付けするメイン問合せブロックのSELECTキーワードの後にコメントが挿入されるようにします。

たとえば、「SELECT 1 FROM dual」という文が含まれるPL/SQLソースは、「SELECT /* PREFIX 00f7d2 */ FROM dual」のようにリライトされます。これによって、V$SQLなどのパフォーマンス・ビューに表示される問題のある文を簡単に識別できます。

タグ接頭辞: 挿入されたコメントのPREFIXの後に表示されるテキスト。

選択した拡張子: SQL文のリライト操作を実行するファイルの拡張子。

3.49 オブジェクトの検索(検索)

このウィンドウは次の場合に表示されます。

  • あるダイアグラムが選択されているときに、そのダイアグラムを検索するために「検索」(ツールバーの双眼鏡アイコン)をクリックする。

  • 関連したオブジェクトを検索するために、コンテキスト・メニューから「検索」を選択する。

文字列の検索、正規表現の使用、簡易モードまたは拡張モードの指定、オブジェクト・タイプおよびプロパティ値による検索結果のフィルタリング、検索結果からのレポートの生成ができます。

パターン: 検索用のパターン文字列を入力します。「検索」ユーザー・プリファレンスで指定したオプションに応じて、表示は入力ごとに、または[Enter]を押したときに動的に更新されます。

大/小文字区別: アルファベット文字に関して検索で大文字小文字の区別をするかどうかを制御します。

フィルタ: パターンに該当するすべてのオブジェクト・タイプを検索するには、「すべて」を選択し、あるタイプのオブジェクトの検索に制限するには、そのオブジェクト・タイプを選択します。

保存済の検索: 保存済の検索がある場合はそれを表示し、保存済検索を使用できるようにします。検索を保存するには、検索の詳細を入力し、保存される検索の名前を入力してから「詳細」をクリックし、「保存」を選択します。

レポート (「フィルタ」でオブジェクト・タイプを指定した場合のみ選択可能): データ・モデラー・レポートを生成するためのダイアログ・ボックスを表示し、選択したオブジェクトに関するレポートを表示および保存します。

プロパティ (「フィルタ」でオブジェクト・タイプを指定した場合のみ選択可能): 「共通プロパティの設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスでは、選択したオブジェクトに共通のプロパティに新しい値を指定できます。

「簡易モード」または「拡張モード」: 「簡易モード」には基本的な検索オプションが含まれ、「拡張モード」には、オブジェクト・タイプ別の検索や、プロパティを指定することによるプロパティ別の検索、およびその両方について、大文字小文字の区別の有無を指定した検索、そしてORやAND検索ロジックを指定した検索などのオプションがあります。

最初で停止: 「名前」で全く同じ結果が複数あった場合に、最初に出現した結果のみが表示されます。

検索プロファイル: 検索操作に使用できる検索プロファイルを表示します。(「検索」ユーザー・プリファレンスと「検索プロファイル」ダイアログ・ボックスに関する情報を参照してください。)

3.50 フローのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、プロセス・モデルに含まれるフロー(データ・フロー)・オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: フローの名前。

シノニム: フローのシノニム。

ソース: フローのソース(たとえばプロセス)。

宛先: フローの宛先(たとえば情報ストア)。

親フロー: 親フローの名前(存在する場合)。

ロギング・フロー: フローに対してロギングをアクティブ化するかどうかを制御します。

イベント: フロー・イベント。「新規」をクリックして新しいフロー・イベントを作成できます。

操作: フローで実行可能な操作のタイプ(作成、読取り、更新、削除)を制御するオプション。

コンポーネント・フロー

フローに関連付けられたすべてのコンポーネント・フローがリストされます。コンポーネント・フローを表示または編集するには、その項目をダブルクリックします。

情報構造

フローに関連付けられているすべての情報構造がリストされます。情報構造を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、フロー定義から情報構造を削除するには、その情報構造を選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「情報構造のプロパティ」も参照してください。)

外部データ

フローに関連付けられたすべての外部データ・オブジェクトがリストされます。外部データ・オブジェクトを表示または編集するには、その項目をダブルクリックします。

システムの目的

このフローのシステムの目的の説明。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.51 外部キーのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、リレーショナル・モデルの表の定義に含まれる外部キー・リレーションのプロパティが表示されます。

一般

名前: 外部キーの名前。

: この外部キー(値が別の表にある主キーまたは一意キーの列の値に一致する必要がある列)を含む表の名前。

PK/UK索引: この外部キーが参照する主キー、一意キーまたは索引(たとえば、外部キー列の各値に一致する値を含む必要がある別の値の主キー列)。

ルールの削除: (「PK/UK索引」の)参照先の表の行が削除され、その値を含む行がこの外部キーを含む表内に存在する場合に自動的に行われるアクション。「アクションなし」(ダイアグラムでは斜め線で表示)はこれらの行に対してアクションを実行しません。「カスケード」(「X」で表示)はこれらの行を削除します。「NULLを設定」は、NULL値が設定可能な行のすべての列にNULLを設定します。「制限」(斜め線で表示)は、これらの行を削除できないようにします。

ソース表のシノニム: この外部キーが参照する主キーまたは一意キーを含む表の名前またはシノニム。

ターゲット表のシノニム: この外部キー列を含む表の名前またはシノニム。

必須: 参照整合性を適用するかどうかを指定します。このオプションを有効にすると、参照整合性が適用されます(つまり、参照先の主キーまたは一意キーに一致する表の値は必須であり、一致する値が存在しない場合は、現在の表にレコードを作成できません)。このオプションを無効にすると、参照整合性は適用されず、データベースを使用するアプリケーションは、一貫性のないデータが原因で発生する可能性のある問題を処理する必要があります。

移動可能(更新可能): 外部キーのリレーションシップが移動可能(つまり、更新可能)かどうかを制御します。移動不可能なリレーションシップでは、各外部キー値を変更できません。たとえば、明細項目と注文に移動不可能なリレーションシップがある場合、明細項目は後で別の注文に再割り当てすることができません。移動可能なリレーションシップでは、外部キー値を変更できます。たとえば、従業員はある部門から別の部門に後で移動できます。

外部キー・リレーションシップが移動不可能な場合、ダイアグラムの行にひし形が表示されます。

DDLでの生成: データベースの作成に使用するDDL文が生成されるときに外部キーの作成を含めるかどうかを制御します。

arcに含める: 排他的リレーションシップ・グループ(arc)に外部キーのリレーションシップを含める必要があるかどうかを制御します。詳細は、「arc」を参照してください。

関連付けられた列

外部キー定義の親列と子列のペアがリストされます。

動的プロパティ

検出された外部キー(「検出された外部キーの作成」を参照)には、「名前」createdByFKDiscovererおよび「値」 trueが含まれています。

「ダイアログ・ボックスの共通情報」の「動的プロパティ」も参照してください。

「コメント」、「注意」、「影響分析」、「サマリー」

3.52 Git: 追加

選択したファイルをGitステージング領域に追加します。ファイルがステージング領域に追加されると、リポジトリにコミットする準備が整います。

ファイルが開いている(つまり、まだ保存されていない)場合、追加する前に保存するよう求められます。

名前およびロケーション: ステージング領域に追加するファイルの名前およびロケーションを示します。

関連項目

3.53 Git: すべて追加

まだGitステージング領域に追加されていないすべてのファイルを追加します。ファイルがステージング領域に追加されると、リポジトリにコミットする準備が整います。

まだ保存されていないファイルがある場合は、保存するよう求められます。

名前およびロケーション: Gitに追加するファイルの名前およびロケーションを示します。

関連項目

3.54 Git: 追加先.gitignoreファイル

共有ファイル名を識別するファイルまたはパターンを、Gitによって無視される必要がある内容としてマークします。

多くの場合、ディレクトリにはバージョン管理の対象としないようにする必要があるファイルが含まれています。たとえば、デバッグ操作やバッチ操作のログ・ファイルには、追跡またはマージが不要ですが、多くの場合、これらのファイルはプロジェクトの共有コードと同じディレクトリにあります。このようなファイルは、Gitによって無視されるようにマークする必要があります。

関連項目

3.55 Git: ブランチ比較

リモート・リポジトリとローカル・リポジトリが同期されていない場合に、現在のブランチの変更が表示されます。

差異を確認するには、「ブランチ比較」ペインでエントリを右クリックし、「比較」を選択します。

関連項目

3.56 Git: リビジョンのチェックアウト

Gitリポジトリからのファイルのチェックアウト。

Gitリポジトリからファイルをチェックアウトする場合に、特定のリビジョンおよびブランチをチェックアウトできます。オプションで、既存のタグを選択し、タグ付きリビジョンをチェックアウトできます。また、特定のコミットにもチェックアウトできます。デフォルトでは、チェックアウトには最新のコミットが使用されます。

名前およびロケーション: ファイルをチェックアウトするローカル・リポジトリの名前およびロケーション。

ブランチ: このチェックアウトに使用するブランチ。名前がわかっていれば、ブランチ名を入力します。それ以外の場合は、「ブランチの選択」をクリックして使用可能なブランチを参照します。新規のブランチを作成する場合は、「ブランチの作成」をクリックします。変更を追跡するための新規のローカル・ブランチを指定しないでリモート・ブランチをチェックアウトすると、変更は元のブランチから切り離されます。

タグ: タグを入力して、チェックアウトに望ましいリビジョンを選択できます。使用するタグ名がわかっている場合は、タグ名を入力します。それ以外の場合は、「タグの選択」をクリックして使用可能なタグ一覧を参照します。

コミットIDの使用: このチェックアウトを使用するコミットのID。「コミットの選択」をクリックして使用可能なコミット・オプションを参照します。

ブランチの作成: このチェックアウトに使用する新しいブランチを作成します。

関連項目

3.57 Git: Gitからのクローニング

Gitからのクローニング・ウィザードは、Gitリポジトリを新規に作成したディレクトリにクローニングし、リモート・トラッキング・ブランチをクローニングされたリポジトリの各ブランチに作成し、クローニングされたリポジトリの現在アクティブなブランチから分岐した初期ブランチを作成およびチェックアウトします。

これらのページに入力した情報に基づき、Data ModelerによってGit cloneコマンドが実行されます。詳細は、http://www.git-scm.com/documentationGit Reference Manualおよびhttps://www.kernel.org/pub/software/scm/git/docs/git-clone.htmlgit-clone(1)のマニュアル・ページを参照してください。

このウィザードのペインは次のとおりです。

リモート・リポジトリ

リモートGitリポジトリにログインして操作のファイルにアクセスするのに必要な情報を指定します。

リモート名: リモート・リポジトリを参照する場合に使用する識別子。作成するクローンにわかりやすい一意の名前を入力します。

リポジトリURL: Gitリポジトリの存在するファイル・システムのURL。Git管理者がこの情報を検証できます。

ユーザー名: リモート・リポジトリが匿名の読取りアクセスを許可していない場合は、このフィールドにサーバーでのユーザー名を入力します。リポジトリが匿名アクセスを許可している場合は、この画面の残りのフィールドをスキップして「次」をクリックして続行します。

パスワード: リポジトリでユーザー名とパスワードによるログインを要求される場合は、このオプションを選択して、フィールドにパスワードを入力します。続行するには、「次」をクリックします。

秘密キー・ファイル: リポジトリ接続で秘密キーが使用されている場合は、このオプションを選択して秘密キーのパスを入力します。「参照」をクリックして標準のディレクトリ・ブラウザでファイルを選択します。

パスフレーズ: 秘密キー・ファイルでパスフレーズが要求される場合は、パスフレーズを入力します。

リモート・ブランチ

リモート・リポジトリのクローンに含めるブランチを指定します。リポジトリの各ブランチは、右側に表示されます。ブランチを選択するには、ブランチ名の隣のボックスをチェックします。

Gitリポジトリの内容をコピーする、ローカル・システム上の宛先に関するすべての情報を指定します。

宛先

リポジトリをクローニングするローカル・システム上のパス名。フィールドにパス名を入力するか、「参照」をクリックしてファイルを選択します。

クローン名: 作成するクローンの名前。

チェックアウト・ブランチ: 生成するクローンに使用するブランチ。

サマリー

操作用に選択されたオプションを表示します。変更を加えるには「戻る」をクリックします。操作を実行するには、「終了」をクリックします。

3.58 Git: コミット

(ステージング領域に置かれている)ファイルをGitリポジトリにコミットします。まだ保存されていないファイルがある場合は、このダイアログ・ボックスが表示される前にファイルを保存するよう求められます。

個別のファイルか選択した複数のファイルをコミットできます。1つの操作で、まだコミットしていないすべてのファイルを(使用可能なすべてのファイルの中から選択するのではなく)コミットするには、「チーム」>「Git」>「すべてコミット」を選択します。

名前およびロケーション: リポジトリにコミットするファイルの名前と物理的な場所。

ステージングされていないファイルをコミットします。: まだステージングしていないファイル(つまり、ステージングされた索引一覧に記載されていないファイル)をコミットできます。

コメント: コミット・アクションに付けるコメント。特定のファイルのバージョンのリストを表示すると、これらのコメントが表示されます。

テンプレートまたは前のコメント: 「コメント」ボックス用のコメント・テキストを含むテンプレートコメント・テンプレートへのリンクをクリックして、コメント・テンプレートへの一般的な変更と追加を行います。

関連項目

3.59 Git: すべてコミット

開いていてコミットされていないすべてのファイルを同時にGitリポジトリに保存およびコミットします。

複数のファイルをコミットするが、コミットされていないすべてのファイルをコミットするわけではない場合は、アプリケーション・ペインで(シフトクリックを使用して)ファイルを選択してから、「チーム」>「Git」>「コミット」を選択します。

名前およびロケーション: リポジトリにコミットするファイルの名前と物理的な場所。

ステージングされていないファイルをコミットします。: まだステージングしていないファイル(つまり、ステージングされた索引一覧に記載されていないファイル)をコミットできます。

コメント: コミット・アクションに付けるコメント。特定のファイルのバージョンのリストを表示すると、これらのコメントが表示されます。

テンプレートまたは前のコメント: 「コメント」ボックス用のコメント・テキストを含むテンプレートコメント・テンプレートへのリンクをクリックして、コメント・テンプレートへの一般的な変更と追加を行います。

関連項目

3.60 Git: ブランチの作成

既存のブランチから始めて、ブランチを作成します。ファイルをリポジトリからチェックアウトし、新しいブランチ名を指定することで、新しいブランチを作成することもできます。

名前: 作成するブランチの名前。

ブランチ: このタグを使用するブランチ。フィールドにブランチ名を入力するか、「ブランチの選択」をクリックして使用可能なブランチ名を参照します。

タグ: ブランチを作成する際にタグを追加できます。使用するタグ名がわかっている場合は、タグ名を入力します。それ以外の場合は、「タグの選択」をクリックして使用可能なリストの一覧を参照します。

コミットIDの使用: このブランチを作成するコミットのID。「コミットの選択」をクリックして使用可能なコミット・オプションを参照します。

関連項目

3.61 Git: タグの作成

使用可能なブランチと既存のタグから選択して、タグを作成します。

名前: 作成するタグの名前。

Comments: サポートするリリース、修正すべきバグやその他、将来このタグを適切に選択するのに役立つ識別情報など、このタグについてのコメント。

ブランチ: このタグを使用するブランチ。フィールドにブランチ名を入力するか、「ブランチの選択」をクリックして使用可能なブランチ名を参照します。

タグ: 既存のタグのサブセットであるタグを作成します。サブセットを作成するタグの名前がわかっている場合は、タグ名を入力し、それ以外の場合は、「タグの選択」をクリックして使用可能なタグの一覧を参照します。

コミットIDの使用: このタグを適用するコミットのID。「コミットの選択」をクリックして使用可能なコミット・オプションを参照します。デフォルトのコミットIDは、作成された最新のIDです。

関連項目

3.62 Git: コミットされた変更のエクスポート

コミットされたすべてのファイルの変更を含むファイルを作成します。ファイルは、SQL Developerエディタに表示されます。エクスポートに関連する次の条件を指定できます。

名前およびロケーション: 変更のエクスポート元のファイルの名前およびロケーション。

エクスポート・ファイル: 変更のエクスポート先のファイル名。

ブランチ: このエクスポートに使用するブランチ名。使用可能なブランチの一覧から選択するには、「ブランチの選択」をクリックします。

タグ: 「タグの選択」をクリックして、使用可能なタグの一覧からこのエクスポートに使用するタグを選択します。

コミットIDの使用: このエクスポートに使用するコミットID(オプション)。使用可能なコミットIDの一覧から選択するには、「参照」をクリックします。

関連項目

3.63 Git: コミットされていない変更のエクスポート

まだテキスト・ファイルにコミットしていない変更をエクスポートし、SQL Developerで表示します。チーム・メンバーで共有する場合、または、変更一覧を他の用途に使用する場合は、このファイルを保存できます。

これらの変更を取得するファイルは、ステージング領域に存在する必要があります。つまり、それらのファイルは「追加」または「すべて追加」コマンドで追加され、まだコミットされていない必要があります。編集済でステージング領域に追加していないファイルはすべて無視されます。

名前およびロケーション: 変更のエクスポート元のファイルの名前およびロケーション。

選択: ファイルをエクスポートに含めるにはこのボックスをチェックします。

エクスポート・ファイル: 変更のエクスポート先のファイル名。

関連項目

3.64 Git: Gitからのフェッチ

リモート・ソースをローカルGitリポジトリにフェッチします。

リポジトリ・コピーの変更をリモート・リポジトリからローカル・システムに、カレント・ブランチを変更することなくフェッチします。変更をフェッチすると、ブランチにマージするか、そのまま表示できます。

リモート・リポジトリ

変更をフェッチするリモート・リポジトリの情報を指定します。

リモート名: リモート・リポジトリを参照する場合に使用する識別子。わかりやすい一意の名前を入力します。

リポジトリURL: ファイルをフェッチする元のGitリポジトリのURL。Git管理者がこの情報を検証できます。

ユーザー名: リモート・リポジトリが匿名の読取りアクセスを許可していない場合は、このフィールドにサーバーでのユーザー名を入力します。リポジトリが匿名アクセスを許可している場合は、この画面の残りのフィールドをスキップして「次」をクリックして続行します。

パスワード: リポジトリでユーザー名とパスワードによるログインを要求される場合は、このオプションを選択して、フィールドにパスワードを入力します。続行するには、「次」をクリックします。

秘密キー・ファイル: リポジトリ接続で秘密キーが使用されている場合は、このオプションを選択して秘密キーのパスを入力します。「参照」をクリックして標準のディレクトリ・ブラウザでファイルを選択します。

パスフレーズ: 秘密キー・ファイルでパスフレーズが要求される場合は、パスフレーズを入力します。

リモート・ブランチ

リモート・リポジトリから変更をフェッチする際に含めるブランチを指定します。リポジトリの各ブランチは、右側に表示されます。ブランチを選択するには、ブランチ名の隣のボックスをチェックします。

フェッチした変更は、ローカル・リポジトリのいかなるブランチにも影響しません。変更をレビューして、それらを無視するか、ローカル・リポジトリにマージできます。

サマリー

操作用に選択されたオプションを表示します。変更を行うには、「戻る」をクリックします。操作を実行するには、「終了」をクリックします。

関連項目

3.65 Git: Gitへのインポート

Gitへのインポート・ウィザードを表示するには、「チーム」「アプリケーションのバージョニング」の順に選択します。「Git」を選択して「OK」をクリックします。このウィザードは、ローカル・ソースをGitリポジトリにインポートします。

関連項目

3.66 Git: リポジトリの初期化

Gitリポジトリを作成します。

リポジトリ・パス: 新しいリポジトリの場所。「参照」をクリックして場所を選択します。

関連項目

3.67 Git: マージ

変更をマージし、マージに使用するブランチ、タグおよびコミットIDをオプションで指定します。

名前およびロケーション: マージするファイルの名前およびロケーション。

ブランチ: ローカル・システムのファイルとマージするブランチ。使用可能なブランチの一覧から選択するには、「ブランチの選択」をクリックします。

タグ: プロジェクトを追跡するためのタグを設定している場合は、マージのターゲットをタグでソートできます。「タグの選択」をクリックして使用可能なタグ一覧を表示します。

コミットIDの使用: このブランチをマージするコミットのID。使用可能なコミットIDの一覧から選択するには、「参照」をクリックします。

関連項目

3.68 Git: 保留中の変更

「保留中の変更」ウィンドウは、「チーム」「Git」「保留中の変更」の順に選択するか、ローカル・ソース・ファイルの制御状態が変更される操作を開始した場合に表示されます。このウィンドウには、ローカルで追加、変更または削除されたファイルが表示されます。

「送信の変更」ペインにはローカルで行われた変更が、「候補」ペインにはローカルで作成され、ソース制御に追加されていないファイルが表示されます。ファイル名をダブルクリックすると、ファイルを編集できます。コンテキスト・メニューを使用すると、使用可能な操作を実行できます。

ペインの下部にある2つのタブは次のとおりです。

  • 候補: 作業領域に追加されているが、追跡されていない(ステージング領域に追加されていない)ファイルを表示します。
  • 送信: 変更されたオブジェクトのステータス(「変更済」、「削除済」、競合)、およびステージング領域に対する関係(「ステージングされて変更済」またはステージングされて変更済およびインスタンスに対して変更済)を表示します。

開いている設計に属しているオブジェクトについては、次の内容が表示されます。

  • 名前: オブジェクトの名前とアイコン。名前の上にカーソルを置くと、ファイル・パスが表示されます。
  • 場所:オブジェクトが属するモデルがシンプルに表されたものです。場所の上にカーソルを置くと、ディレクトリ・パスが表示されます。
  • ステータス: オブジェクトのGitステータス。

次の項目でソートできます。

  • 場所: オブジェクトは、それらが属するモデルでソートされます。
  • 名前: オブジェクトが変更されたモデルを確認します。

ツールバーのアイコンを使用して、ウィンドウにリスト表示されたファイルに適したソース・コントロール処理を実行できます。

リフレッシュ: 「保留中の変更」ウィンドウをリフレッシュします。

コメント: 変更を説明するコメントを入力します。

追加: ステージング領域にファイルを追加します。

コミット: ファイルをローカル・リポジトリにコミットします。

前のバージョンと比較: 変更内容を前のバージョンと並べて表示します。

競合フィルタ: 競合しているファイルが表示されます。

関連項目

3.69 Git: Gitからのプル

リモート・ソースをローカルGitリポジトリにプルします。

プルは、プルするファイルと、すでにローカル・リポジトリに存在しているファイルとのマージを自動的に試みます。これがマージの競合と問題を引き起こす懸念がある場合、より安全な方法は、フェッチを使用してからローカル・リポジトリにファイルをマージすることです。

リモート・リポジトリ

ソース・ファイルをGitリポジトリにプルするために使用するリモート・リポジトリを指定します。

リモート名: リモート・リポジトリを参照する場合に使用する識別子。わかりやすい一意の名前を入力し、複数のリポジトリが使用可能な場合は一覧から選択します。

リポジトリURL: Gitリポジトリの存在するファイル・システムのURL。Git管理者は、この情報を検証できるか、使用可能なリポジトリが複数ある場合は、一覧から選択できる必要があります。

ユーザー名: リモート・リポジトリが匿名の読取りアクセスを許可していない場合は、このフィールドにサーバーでのユーザー名を入力します。リポジトリが匿名アクセスを許可している場合は、この画面の残りのフィールドをスキップして「次」をクリックして続行します。

パスワード: リポジトリでユーザー名とパスワードによるログインを要求される場合は、このオプションを選択して、フィールドにパスワードを入力します。続行するには、「次」をクリックします。

秘密キー・ファイル: リポジトリ接続で秘密キーが使用されている場合は、このオプションを選択して秘密キーのパスを入力します。「参照」をクリックして標準のディレクトリ・ブラウザでファイルを選択します。

パスフレーズ: 秘密キー・ファイルでパスフレーズが要求される場合は、パスフレーズを入力します。

リモート・ブランチ

ローカル・リポジトリにプルするリモート・ブランチを指定します。

含む: プル元のブランチをチェックします。

: ファイルのプル元の、リモート・リポジトリのブランチ。

: プル操作の一部となるブランチ。

サマリー

操作用に選択されたオプションを表示します。変更を行うには、「戻る」をクリックします。操作を実行するには、「終了」をクリックします。

関連項目

3.70 Git: Gitへのプッシュ

ローカル・システムからリモートGitリポジトリへファイルをコピーします。

変更のプッシュを準備する場合は、リモート・リポジトリから最新の変更をフェッチおよびマージすることをお薦めします。プッシュ時にマージの競合が生じた場合、操作は失敗します。

リモート・リポジトリ

プッシュ操作を行うリモート・リポジトリを指定します。

リモート名: リモート・リポジトリを参照する場合に使用する識別子。わかりやすい一意の名前を入力し、複数のリポジトリが使用可能な場合は一覧から選択します。

リポジトリURL: Gitリポジトリの存在するファイル・システムのURL。Git管理者は、この情報を検証できるか、使用可能なリポジトリが複数ある場合は、一覧から選択できる必要があります。

ユーザー名: リモート・リポジトリが匿名の読取りアクセスを許可していない場合は、このフィールドにサーバーでのユーザー名を入力します。リポジトリが匿名アクセスを許可している場合は、この画面の残りのフィールドをスキップして「次」をクリックして続行します。

パスワード: リポジトリでユーザー名とパスワードによるログインを要求される場合は、このオプションを選択して、フィールドにパスワードを入力します。続行するには、「次」をクリックします。

秘密キー・ファイル: リポジトリ接続で秘密キーが使用されている場合は、このオプションを選択して秘密キーのパスを入力します。「参照」をクリックして標準のディレクトリ・ブラウザでファイルを選択します。

パスフレーズ: 秘密キー・ファイルでパスフレーズが要求される場合は、パスフレーズを入力します。

ローカル・ブランチ

リモート・リポジトリにプッシュするローカル・ファイル・システムのブランチを指定します。

含む: プッシュ操作に含めるローカル・ブランチをすべてチェックします。

: リポジトリにプッシュするローカル・ブランチ。

: プッシュ完了後にリモート・リポジトリで使用する名前。

ステータス: このプッシュのステータス: 「更新」 (プッシュによってリモート・ファイルが更新される場合)または「作成」 (プッシュによってリモート・リポジトリに新規ファイルが作成される場合)。

サマリー

操作用に選択されたオプションを表示します。変更を行うには、「戻る」をクリックします。操作を実行するには、「終了」をクリックします。

関連項目

3.71 Git: リベース

Gitリポジトリ内のブランチのベースを変更します。

関連項目

3.72 Git: リセット

現在のブランチを指定したコミットに移動し、必要に応じてステージおよび作業ディレクトリを更新します。

索引および作業ツリーのオプションは次のとおりです。

索引は更新しますが、ワーキング・ツリーは更新しません(mixed)。: 変更されたファイルは保持されますがコミットのためにマークされません。これはデフォルト選択です。

索引およびワーキング・ツリーを更新します(hard)。: 作業ディレクトリとステージを切替え先のディレクトリと照合します。

索引またはワーキング・ツリーを更新しません(soft): 作業ディレクトリおよびステージは更新されません。

関連項目

3.73 Git: コミットの回復

「元に戻す」は、ファイルの最後のチェックアウト以降に行われた変更を元に戻します。

「コミットの回復」は、最後のコミット以降に行われた変更を元に戻します。

名前およびロケーション: リポジトリに格納されている最終バージョンに戻すファイルの名前と物理的な場所のリストを表示します。

関連項目

3.74 Git: 変更の退避

コミットされていないローカルな変更を一時的に格納し、作業ディレクトリをクリーンな状態にします。

トラッキングされていないファイルを格納するには、「トラッキングされていないファイルを含める」を選択します。

関連項目

3.75 用語集エディタ

このダイアログ・ボックスは、「ツール」→「用語集エディタ」をクリックすると表示され、選択した場所に存在しないファイル名(my_terms.glossaryなど)を指定して新しい用語集ファイルを作成するか、既存の用語集ファイルを選択して編集します。(「設計のプロパティ」ダイアログ・ボックスの項のネーミング標準も参照してください。)

Data Modelerの用語集は、設計で使用できる用語または使用する必要のある用語を集めたものです。モデルが設定したネーミング標準に準拠していることを確認するか、論理モデルとリレーショナル・モデル間でのエンジニアの際に「設計ルール」で用語集が使用されます。新しい用語集を最初から作成すること、既存の用語集を使用することまたは既存の論理モデルに基づいた新しい用語集を生成することができます。

外部テキスト・エディタで用語集ファイル(XML形式)を変更しないでください。かわりに、Data Modeler内で用語集エディタを使用して用語集を作成および変更してください。

名前: 用語集の名前。例: プロジェクトXYZの用語集

説明: 用語集の短い説明。

不完全な修飾子: 名前で使用されたすべての用語を用語集に定義する必要があるかどうかを制御します。このオプションを有効にすると、用語集での修飾子の定義は必須ではなくなり、その結果、用語集に存在しない名前の一部が名前構造の修飾子に対応しない場合でも、名前の検証は成功します。

大/小文字の区別: この用語集を使用する名前の検証で大/小文字を区別するかどうかを制御します。たとえば、このオプションを有効にすると、CodeとCODEは異なる値とみなされます。

一意の略語: 略語の一意性が必要であるかどうかを制御します。このオプションを無効にすると、一意性が不要になるため、あらゆる形式の1つの単語に1つの略語を使用できます。この場合、たとえば、ADMINはAdministrator、AdministrationおよびAdministrativeの略語にすることができます(つまり、3つの用語の略語が同じになります)。名前の検証(および名前の変換)では、すべての用語の分類設定が同じ場合にのみ正しい結果を返すため、このような定義は慎重にメンテナンスする必要があります。このオプションを有効にすると、名前の検証は一意でない略語(代替略語も含む)と略語のない単語をレポートします。

セパレータおよびセパレータ文字: 複数語からなる用語の単語セパレータを定義します。用語集を用語集エディタにロードするときに、セパレータ設定が確認されることに注意してください(セパレータが空白文字でないと警告が表示され、セパレータは空白に変更できます)。

フィルタ: すべての用語集エントリを表示するか、指定した分類を含むエントリに表示を制限できます。(「未分類」は、分類がないエントリのみを表示します。)

単語: 用語集エントリを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、エントリの新しい行に関する情報を入力します。用語集エントリを削除するには、そのエントリを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。エントリを編集するには、そのエントリを選択して情報を変更します。

(エントリの)名前: このエントリに関連付けられた用語集の用語。

複数: 関連付けられたエントリのオプションの複数形(たとえば、AMOUNTの複数形としてAMOUNTS)。複数の値が指定されている場合、設計ルール検証中およびエンティティと表の変換中に、単数と複数は同等とみなされます。

略語: 用語集の用語の略語。

代替略語: 用語集の用語の代替略語。

主要語、類語、修飾子、限定子: 用語集エントリに適用されるのと同数の分類タイプ(主要語、類語、修飾子、限定子)を指定します。エンティティ、属性、表、列およびドメインに対して名前パターンを定義できます。名前パターンは、許可された単語タイプとそれらを任意に選択した形式(順序に制限なし)で名前の構造を定義します。

主要語: 主要語は、定義されているオブジェクトまたは要素を識別します。通常、これらのオブジェクトは、組織が情報を保持する必要がある個人、場所、ものまたはイベントを表します。主要語は、データベース・システムに問い合せるときに主要な検索識別子として機能し、ビジネス上の用途に基づいて一般から特定の分類スキームを開発するための基本的なキーワード・リストを提供する場合があります。Customer AddressにおけるCUSTOMERは、主要語の例です。

類語: 類語は、データ要素名で最も重要な名詞です。類語は、データ要素の使用または目的を識別します。類語は、データ要素名のオブジェクト(主要語)について保持された情報のタイプを示します。Customer AddressにおけるADDRESSは、類語の例です。

修飾子: 修飾子は、類語または主要語についての追加情報を提供します。修飾子は、形容詞または名詞である場合があります。Customer Delivery AddressにおけるDELIVERYは、修飾子の例です。その他の修飾子の例として、ANNUAL、QUARTERLY、MOST、LEASTなどがあります。

限定子: 限定子は、値のドメイン内の類語の特徴についてさらに説明する場合や、オブジェクトに付加可能な情報のタイプを指定する場合に類語とともに使用される特殊な修飾子です。例: FEET、METERS、SECONDS、WEEKS

簡単な説明: エントリの短い説明。

インポート: 用語集ファイルを指定してそのエントリをインポートできます。

エクスポート: カンマで区切られた値(CSV)ファイルに用語集をエクスポートできます。

保存: 現在開いている用語集ファイルに、現在のエントリを保存します。

別名保存: 指定した用語集ファイルに、現在のエントリを保存します。

3.76 階層のプロパティ

このダイアログ・ボックスは、多次元モデルの階層のプロパティを表示すると表示されます。

階層は、集計の様々なレベルでデータを構成するための方法です。階層はデータ集計の定義に使用されます。たとえば、時間ディメンションでは、階層を使用して1日単位のデータを月単位、四半期単位、年単位で集計します。階層はナビゲーション・ドリル・パスの定義にも使用されます。リレーショナル表では、階層はディメンション・オブジェクトの一部として定義できます。

多次元データでの作業の詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』およびAnalytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

一般

名前: 階層の名前。

値ベース階層: これが値ベース階層(ディメンション・メンバー間の親子リレーションによってのみ定義された階層)であるかどうかを制御します。ベース・レベルから特定の距離があるディメンション・メンバーは、分析にとって意味のあるグループを形成しないため、そのレベルには名前が付けられません。

時間ベース階層: これが時間ベース階層(月、四半期、年などの時間に関連するレベルから構成された階層)であるかどうかを制御します。

不規則階層: これが不規則階層(リーフ・ノードが異なるレベルに存在することができる階層)であるかどうかを制御します。

デフォルト階層: これがディメンションのデフォルト階層であるかどうかを制御します。

レベル

階層に関連付けられているレベルがリストされます。レベル定義を表示または編集するには、その項目をダブルクリックします。(「レベルのプロパティ」も参照してください。)

ロールアップ・リンク

階層に関連付けられたロールアップ・リンクがリストされます。ロールアップ・リンク定義を表示または編集するには、その項目をダブルクリックします。(「ロールアップ・リンクのプロパティ」も参照してください。)

Oracle名

短縮名: ロング・ネームのかわりにアプリケーションで使用可能なわかりやすい短い名前。

ロング・ネーム: 通常は表示用に使用されるわかりやすい長い名前。

複数名: (レポート用の)複数名。例: 「短縮名」がMyhierarchyの場合はMyhierarchies

説明

階層の説明。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.77 「暗黙外部キー」ダイアログ

このダイアログを使用して、リレーショナル・モデル内の表またはビュー間に暗黙外部キーを作成します。

リレーショナル・モデル・ツールバーの新しい暗黙外部キーアイコンを使用して、暗黙外部キーを作成することもできます。ダイアグラムのソース表とターゲット表にドラッグ・アンド・ドロップします。

新しい暗黙外部キーアイコン

この「暗黙外部キー」ダイアログは、リレーショナル・ダイアグラムの表またはビューを右クリックして「暗黙外部キー」を選択すると表示されます。

「+」(追加)をクリックして、グリッドに行を追加します。

名前: 暗黙外部キーの名前を入力します。

グリッド内のエントリをクリックすると、次のフィールドが有効になります。

ローカル列: ソース・オブジェクトで照合される列の名前。

参照しているオブジェクト: ソース・オブジェクトに対する依存性を持つ、ダイアグラム内のオブジェクト。

参照先の列: ターゲット・オブジェクト内の列の名前。

検出ソース: 暗黙外部キーのソースを入力します。このフィールドは、暗黙外部キーがデータベースで検出されると自動的に事前入力されます。検出された外部キーの作成を参照してください。

コメント: 特定の暗黙外部キーについて説明するコメントを入力します。

「OK」をクリックします。暗黙外部キーの依存関係が、ダイアグラム上に点線で表示されます。

3.78 ドメインのインポート

このダイアログ・ボックスは、「ファイル」→「インポート」→「ドメイン」をクリックすると表示されます。たとえば、別の設計のために作成したドメインを使用するために、XMLファイルからドメインをインポートできます。

ドメイン・ファイルのオープン: インポートするドメイン定義を含むXMLファイルを指定するためのダイアログ・ボックスが表示されます

デフォルト・ドメインにインポート: インポートしたドメインをdefaultdomains.xmlというファイルに保存し、Data Modelerをインストールした場所の下のタイプ・ディレクトリ(フォルダ)に配置するかどうかを制御します。Data Modelerの使用中は、常にdefaultdomains.xmlファイルのドメイン定義を使用できます。

ファイルのドメイン: 開いたドメイン・ファイルのドメインが表示されます。

フィルタ: すべてのドメインを表示するか、新しいドメインや変更されたドメインのみを表示するかどうかを制御できます。

設計<名前>の対応するドメイン: 現在の設計の対応するドメインがすべて表示されます。

関連項目

設計の保存、オープン、エクスポートおよびインポート

3.79 用語集(ネーミング標準定義)のインポート

このダイアログ・ボックスは、「用語集エディタ」の「インポート」をクリックして、インポートする用語集用語を含む用語集ファイル(ネーミング標準定義)を指定すると表示されます。外部用語集から定義をインポートし、詳細を変更できます。

インポートする可能性がある単語と現在の用語集の対応する単語が表示されます。インポートする単語を選択および選択解除できます。

外部用語集の用語を用語集エディタにロードするときに、セパレータ設定が確認されます。セパレータが空白文字でない場合は、名前に空白を含むすべての用語を示すレポートが表示され、空白を定義済の用語集セパレータで置換することもできます。

関連項目

設計の保存、オープン、エクスポートおよびインポート

3.80 VARファイルからのマップ済モデルのインポート

このダイアログ・ボックスは、「VARファイルのインポート: インポートのタイプの選択」ダイアログ・ボックスでマップ済モデルのインポートを指定すると表示されます。

論理モデル: 論理モデルを含むファイルを選択します。

リレーショナル・モデル: 含まれるリレーショナル・モデルがリストされます。モデルを追加するには、「追加」をクリックし、モデルを削除するには、そのモデルの名前をクリックして、「削除」をクリックします。

関連項目

設計の保存、オープン、エクスポートおよびインポート

3.81 Oracle Designerモデルのインポート

このウィザードを使用すると、Oracle Designer設計をData Modelerにインポートできます。

データベースへの接続

Oracle Designer設計を含むデータベースへの接続情報を指定します。既存の接続を選択するか、「追加」をクリックして新しい接続の情報を指定します。

接続をテストするには、それを選択して「接続のテスト」をクリックします。

次のウィザード・ページに移動するには、接続を選択して「次へ」をクリックします。

残りのウィザード・ページの指示に従い、作業領域の選択、アプリケーション・システムの選択、インポートするオブジェクトの選択、設計の生成を行います。「次へ」をクリックして次のページに移動し、最後のページの「終了」をクリックしてインポート操作を実行します。

インポートするオブジェクトの選択で、バージョニング済のDesignerリポジトリからインポートする場合、選択したオブジェクトのみが、インポートできるオブジェクトのリストに表示されます。

関連項目

設計の保存、オープン、エクスポートおよびインポート

Oracle Designerモデルのインポート

3.82 Data Modeler設計のインポート

このウィザードは、「ファイル」→「インポート」→「Data Modeler設計」をクリックし、Data Modeler設計を含むXMLファイルを指定すると表示されます。

インポートするモデルの選択

論理モデルと、指定したファイルのすべてのリレーショナル・モデルがリストされ、インポート操作に含めるモデルを(個々にまたはすべて)選択できます。

設計の生成

生成される論理設計と物理設計の数が識別されます。インポート操作を続行するには、「終了」をクリックして、「モデリング設計の比較」ダイアログ・ボックスを表示します。

関連項目

設計の保存、オープン、エクスポートおよびインポート

3.83 データベース接続のインポート

このダイアログ・ボックスは、「データ・ディクショナリ・インポート(メタデータ抽出)」ウィザードでデータベース接続をインポートするために「インポート」をクリックすると表示されます。

ファイル名: 「参照」をクリックして、SQL DeveloperまたはData Modelerからエクスポートされたデータベース接続定義を含むXMLファイルを検索します。

接続: 指定したファイルのデータベース接続の名前が表示されます。

「OK」をクリックして、データベース接続をインポートします。

関連項目

設計の保存、オープン、エクスポートおよびインポート

3.84 VARファイルのインポート: インポートのタイプの選択

このダイアログ・ボックスは、「ファイル」→「インポート」→「VARファイル」をクリックすると表示されます。VARファイルからモデル定義をインポートできます。

単一モデルのインポート: 論理モデルまたはリレーショナル・モデルを記述する単一モデルのみをインポートします。

マップ済モデルのインポート: 論理モデルとリレーショナル・モデル、およびそれらのマッピングを記述するマップ済モデルをインポートします。

プロセス・モデルのインポート: インポート操作にプロセス・モデルを含めます。

VARタイプの選択: VARファイルのタイプ(Sterling COOL:DBA V2.1、Sterling Bnsteam V7.2またはCayenne Bnsteam V7.2)。

3.85 索引、主キーまたは一意キーのプロパティ

このダイアログには、主キーまたは一意キーなどのいくつかのタイプの索引を含む索引のプロパティが表示されます。これらは、「リレーショナル・モデル」の1つ以上の表の列で定義できるオブジェクトです。

一般

名前: 索引オブジェクトの名前。

ロング・ネーム: 表示目的の長い名前。

エンジニア: リバース・エンジニアリング操作時に索引を考慮するかどうかを制御します。このオプションを無効にすると、この索引とそのプロパティは、リレーショナル・モデルが論理モデルにリバース・エンジニアされるときに考慮されません。

: 索引付けする列を含む表。

状態: 索引の状態または目的(「標準索引」、「プライマリ制約」、「一意制約」または「一意標準索引」)。

ソート順序列: 列名とその索引ソート順序が表示されます。

索引式: これがファンクションベース索引(式に基づく索引)であるかどうかを示します。

空間索引: これが(MDSYS.SPATIAL_INDEXのINDEXTYPEを使用した)空間索引であるかどうかを示します。

DDLでの生成: データベースの作成に使用するDDL文が生成されるときに索引の作成を含めるかどうかを制御します。

索引定義に追加可能な列が左側に、索引定義に含まれる列が右側に表示されます。列を選択して、矢印キーを使用して一方から他方へ移動できます。

ファンクション

ファンクション索引の式の仕様(「一般」プロパティの「索引式」が有効になっている場合)。

空間プロパティ

空間索引用の空間プロパティ。

レイヤー・タイプへの制約: 指定したタイプのレイヤーに索引を制約します。

測地索引: 索引が測地データまたは投影データ上にあるかどうかを示します。

ディメンション数: 索引付けする空間ディメンションの数。例: 経度と緯度の場合は2

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

「コメント」、「注意」、「影響分析」、「測定」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.86 情報ストアのプロパティ

このダイアログ・ボックスでは、プロセス・モデルに含まれる情報ストア・オブジェクトの情報を表示および変更できます。

一般

名前: 情報ストアの名前。

シノニム: 情報ストアのシノニム。

タイプ: 情報ストアのデータを格納する場所(リレーショナル・データベース場合は「RDBMS」、外部ファイルの場合は「ファイル」、オブジェクトの場合は「オブジェクト」、一時記憶域の場合は「一時」)。

RDBMSタイプ: 「タイプ」が「RDBMS」の場合は、情報ストアのデータベース・タイプ(物理モデル)。

オブジェクト・タイプ: 「タイプ」が「オブジェクト」の場合は、オブジェクト・タイプ。

実装名: 「タイプ」が「オブジェクト」の場合は、実装名。

有効範囲: 「タイプ」が「一時」の場合は、データの有効範囲(データが使用できるとき(「セッション」や「アプリケーション」など))

属性

この情報ストアに関連付けられた属性がリストされます。リストされた属性のプロパティを表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

エンティティ

この情報ストアに関連付けられた各エンティティと対応する表がリストされます。リストされたエンティティのプロパティを表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

プロセス

この情報ストアに関連付けられたプロセスがリストされます。リストされたプロセスのプロパティを表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

情報フロー

この情報ストアに関連付けられた情報フローがリストされます。リストされた情報フローのプロパティを表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

システムの目的

この情報ストアのシステムの目的の説明。

データ・ファイル仕様

所有者: 情報ストアの所有者。

ソース: 情報ストアのソース(情報ストアの情報の源となる場所)。

ファイル名: 情報ストア・ファイルの名前。

ロケーション: 情報ストア・ファイルの場所。

ファイル・タイプ: ファイルのタイプ(CSV(カンマ区切りの値)、固定長フィールド、Excelスプレッドシートまたはプレーン・テキスト)。

フィールド・セパレータ: フィールドを区切る文字(カンマなど)。

データ・キャプチャ・タイプ: データ・キャプチャが完全リフレッシュであるか、指定したタイプのキャプチャ操作に限定されるかどうかを指定します。

自己説明: フィールドが自己記述的であるかどうかを示します。

スキップ・レコード: データファイルの上部でスキップするレコード数。

テキスト・デリミタ: テキスト文字列で使用されるテキスト・デリミタ文字(一重または二重引用符)。

データ要素

現在外部エージェントに定義されている外部データ要素がリストされます。要素を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、要素を削除するには、その要素を選択して「削除」(X)アイコンをクリックし、要素のプロパティを表示するには、要素をダブルクリックするか、「プロパティ」アイコンをクリックします。

外部データ: 外部データ・オブジェクトの名前。

タイプ: 外部データの論理型。

開始位置: データファイルの要素の開始位置。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.87 情報構造のプロパティ

このダイアログ・ボックスでは、プロセス・モデルに含まれる情報構造オブジェクトの情報を表示および変更できます。

一般

名前: 情報構造の名前。

シノニム: 情報構造のシノニム。

属性

この情報構造に関連付けられた属性がリストされます。リストされた属性のプロパティを表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

エンティティ

この情報構造に関連付けられた各エンティティと対応する表がリストされます。リストされたエンティティのプロパティを表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

情報フロー

この情報構造に関連付けられた情報フローがリストされます。リストされた情報フローのプロパティを表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

ボリューム情報

ボリューム: 情報構造の初期または現在のデータ・ボリューム。

増加率: パーセント: 次のフィールドで指定される期間に予想される増加率(%)。たとえば、毎月5パーセントの増加を予想している場合は、このフィールドに5を入力し、次のフィールドで「月」を入力します。

増加率: 年/月/日: 予想される増加率に関連付けられた期間。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.88 継承リレーションのプロパティ - <階層名>

このダイアログ・ボックスには、階層のサブタイプ・エンティティとスーパータイプ・エンティティ間の継承プロパティが表示されます(「論理モデル」「継承」を参照)。

一般

名前: 継承関係の名前。

ロング・ネーム: エンティティ間の関係を示すロング・ネーム

スーパータイプ: リレーションシップのスーパータイプ・エンティティ。

サブタイプ: リレーションシップのサブタイプ・エンティティ。

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.89 結合プロパティ

このダイアログ・ボックスは、多次元モデルのキューブの結合のプロパティを表示すると表示されます。多次元データでの作業の詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』およびAnalytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

一般

名前: 結合オブジェクトの名前。

左エンティティ: 結合操作の左側のエンティティ。

右エンティティ: 結合操作の右側のエンティティ。

既存のリレーション:

カーディナリティ: 左右のエンティティ間のカーディナリティ・リレーションシップ(1:1(1対1)、1:*(1対多)または*:1(多対1))。

主要なロール: 主要なロールを持つエンティティ。

属性ペア

各属性ペアの左右のエンティティがリストされます。ペアを追加および削除できます。ペアごとに、左右のエンティティを指定できます。

コメント、注意、サマリー

3.90 レベル・プロパティ

このダイアログ・ボックスは、多次元モデルのレベルのプロパティを表示すると表示されます。

ビジネス分析では、通常、データはレベル別にまとめられます。たとえば、データベースにはトランザクション・データベースの日次スナップショットが含まれる場合があります。日はベース・レベルです。週次、四半期、年次レベルでこのデータをまとめる場合があります。このため、レベルは詳細データから特定の距離があるディメンション・メンバーを識別する便利な方法を提供します。

多次元データでの作業の詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』およびAnalytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

一般

名前: レベルの名前。例: customer、product

レベル・エンティティ: このレベルに関連付けられたエンティティ。例: customers.customercustomers

値ベース階層: 階層が値ベースであるかレベルベースかどうかを制御します (より一般的なのは後者です)。このオプションを有効にすると、値ベース階層(親子リレーションが名前付きレベルを持っていない)が使用されます。このオプションを無効にすると、値ベース階層が使用されます。

ルート識別: 値ベース階層の場合は、「親がNULL」、「ルートが値を持つ」または「親が値を持つ」のいずれかを指定します。

デフォルト属性: デフォルトの説明属性(必要な場合)。

選択基準

このレベルの選択基準。

選択基準の説明

このレベルの選択基準の説明。

レベル・キー

レベルのキーであるすべての属性を表示します。レベル・キー・オブジェクトを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、レベル定義からレベル・キー・オブジェクトを削除するには、そのレベル・キー・オブジェクトを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。レベル・キー・オブジェクトを編集するには、その項目をダブルクリックするか、「プロパティ」アイコンをクリックします。

記述属性

名前: 属性の名前。

属性: 属性の完全修飾名。

索引付き: 属性を索引付けするかどうかを制御します。

緩やかな変更: これが緩やかに変化する属性であるかどうか、またその場合はそのタイプを示します。「なし」は、緩やかに変化する属性ではないことを意味し、「タイプ1」、「タイプ2」、「タイプ3」は、指定されたタイプの緩やかに変化する属性であることを意味します。

親キー

値ベースの階層を含むレベルの場合は、親エンティティの属性がリストされます。

計算済属性

レベル定義に計算属性を追加したり、定義から計算属性を削除できます。各計算属性について、関連する式を指定できます。

Oracle AWの属性

Oracle Analytic Workspaceのレベルの属性が表示されます。

Oracle名

短縮名: ロング・ネームのかわりにアプリケーションで使用可能なわかりやすい短い名前。

ロング・ネーム: 通常は表示用に使用されるわかりやすい長い名前。

複数名: (レポート用の)複数名。例: 「短縮名」がMylevelの場合はMylevels

MS Olap

Microsoft OLAPで使用するために、名前と値の列を指定できます。

説明

レベルの説明。

パーティション化の説明

キューブのパーティション化の説明。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.91 場所のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、ビジネス情報オブジェクトの一種であるロケーション・オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: ロケーション・オブジェクトの名前。

ロケーション・タイプ: ニーズに適したネーミング・スキームを使用して、ロケーション・オブジェクトのタイプを示す説明フレーズ。

アドレス: ロケールに適した形式の住所。

市区町村: 市または町の名前。

郵便番号: 地域や国に適した形式の郵便番号。

地域: 国の一部。たとえば、米国の住所の場合は、州を表す2文字の略語になります。

: 国コードまたは名前。

連絡先

この電子メール・ドキュメントに現在関連付けられている連絡先オブジェクトがリストされます。リストされた連絡先オブジェクトのプロパティを表示するには、そのエントリをダブルクリックします。

コメント、サマリー

3.92 機能と更新の管理

このダイアログ・ボックスは、「ツール」→「機能」をクリックすると表示されます。製品の機能のオン/オフを切り替えることができます。

更新の確認: その時点で使用可能な更新がないかどうかチェックし、製品が起動したときに自動で更新をチェックするかどうかを指定できます。

「検索」アイコン: 「使用可能な機能」フィールドをフィルタするテキストを入力します。

「機能」タブ

キャッシュのクリア: 以前にロードした機能をキャッシュから削除します。

使用可能な機能:製品で使用可能な機能を表示します。機能を無効にする場合は、チェックを外します。ツリーのすべてのノードを開くには「すべて開く」をクリックし、すべてのノードを閉じるには「すべて閉じる」をクリックします。

「インストール済の更新」タブ

インストール済の更新を参照および削除できます。ツリーのすべてのノードを開くには「すべて開く」をクリックし、すべてのノードを閉じるには「すべて閉じる」をクリックします。

3.93 論理型

このダイアログ・ボックスは、ユーザー定義の属性に論理データ型を指定するために使用されます。

論理型: 論理型の名前。

サイズ: このタイプのデータの最大サイズ。

精度: 数値型の場合は最大有効桁数(10進)。

スケール: 数値型の場合は少数点から最下位桁までの桁数。

3.94 マスク・テンプレート管理

このダイアログ・ボックスは、「ツール」→「マスク・テンプレート管理」をクリックすると表示されます。1つまたは複数のテンプレートを作成し、それをリレーショナル・モデルの表の適切な列に関連付けることができます。

Oracle Data RedactionはOracle Advanced Securityの一部で、これを使用すると、機密データをマスク(リダクション)できます。リダクション・ポリシーは、表の列に適用できます。

使用可能なマスク・テンプレート: 適切なデータ型の列への、(「表のプロパティ」「列」の「セキュリティ」タブを使用した)割当てで使用可能な、マスク・テンプレートのリストを表示します。

ボタン: 「追加」で新しいマスク・テンプレートを作成します; 「削除」で選択したマスク・テンプレートを削除します; 「変更」で選択したテンプレートを編集します; 「適用」で選択したテンプレートへの変更を適用します。

名前: マスク・テンプレート名

関数タイプ: 「部分」 (列データの一部をリダクションする部分リダクション)または「REGEXP」 (正規表現に基づいたリダクション)。

  • 「関数タイプ」が「部分」の場合: 「データ型」は、「文字」「数値」または「日付」が可能です。(残りのフィールドは、データ型に応じて異なります。)

  • 「関数タイプ」が「REGEXP」の場合、残りのフィールドは「パターン」「文字列を置換」「位置」「出現」および「パラメータの一致」です。

リダクションおよびマスクの詳細は、次を参照してください。

3.95 メジャー・フォルダのプロパティ

多次元モデルのメジャー・フォルダによって、メジャーを識別して簡単にアクセスできるように、メジャーをグループ化します。メジャー・フォルダの操作の詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』およびAnalytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

一般

名前: メジャー・フォルダ・オブジェクトの名前。

メジャー

関連するすべてのメジャーがリストされます。メジャーを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、フォルダ定義からメジャーを削除するには、そのメジャーを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「メジャーのプロパティ」も参照してください。)

Oracle名

短縮名: ロング・ネームのかわりにアプリケーションで使用可能なわかりやすい短い名前。

ロング・ネーム: 通常は表示用に使用されるわかりやすい長い名前。

複数名: (レポート用の)複数名。例: 「短縮名」がMyfolderの場合はMyfolders

コメント、注意、サマリー

3.96 メジャーのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、多次元モデルのメジャーのプロパティが表示されます。

メジャーには、ビジネスについて収集されたファクト(コスト、販売単位など)が格納されます。各メジャーは特定のキューブに属しているため、キューブの他のメジャーと特定の特性(同じディメンションなど)を共有します。メジャーのデフォルト特性は、キューブから継承されます。

メジャーの詳細は、『Oracle OLAPユーザーズ・ガイド』およびAnalytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

一般

名前: メジャーの名前。例: Sales

式です: 「式」フィールドに指定された式によってメジャーを定義するかどうかを制御します。式を指定しないと、「集計関数」フィールドで指定された関数が使用されます。

カスタム式: 式がカスタム式であるかどうかを識別します。

: これが式ベース・メジャーの場合の式。

式タイプ: 式のタイプ(「なし」、ベース、「OLAP」、Microsoftで計算)。

ファクトに基づく: メジャーに関連付けられたファクトの名前。

加算性: 完全加算(すべてのディメンション間で加算)、半加算(一部のディメンション間で加算)または非加算。

集計関数: 集計に使用される関数。

WHERE句: 集計を制限するWHERE句。

集計関数

関数: 集計関数とメジャーの別名がリストされます。集計関数を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、メジャー・プロパティ定義から集計関数を削除するには、その集計関数を選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。メジャーの別名にサマリー・レベルを設定するには、その項目を選択して、「Oracle AWのプレサマリー・レベル」アイコンをクリックします。

Oracle OLAPメジャー

Oracle OLAP式に基づくメジャーの場合は、OLAP演算子と他の情報を指定します。

Oracle名

短縮名: ロング・ネームのかわりにアプリケーションで使用可能なわかりやすい短い名前。例: Sales

ロング・ネーム: 通常は表示用に使用されるわかりやすい長い名前。例: Unit Sales

複数名: (レポート用の)複数名。例: 「短縮名」がMymeasureの場合はMymeasures

説明

メジャーの説明。例: 販売単位メジャー

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.97 測定のプロパティ

測定を使用すると、一部のオブジェクト属性の値を示すモデル・オブジェクトに対してメトリックを定義できます。たとえば、表のサイズの実際の値、予測値、計画値、表の行数、索引のページ数、列の異なる値の数などを保持するために測定を使用する場合があります。この柔軟性により、モデルを変更せずに製品またはプロジェクトを拡張できます。

名前: 測定オブジェクトの名前。

コメント: 説明コメント・テキスト(オプション)。

注意: 背景情報や実装上の注意などの注意テキスト(オプション)。

: メジャーに関連付けられた数値。例: メジャーが10メートル用の場合は10

単位: 値に関連付けられた測定の単位。例: メートル

タイプ: 値のタイプ(「メジャー」(測定済)、「予測」(予測済)、「計画」(計画済)、「最小」、「最大」、「平均」)。

作成日: 測定オブジェクトが確立された日付。

有効日: 測定オブジェクトが有効な日付。測定値の場合、有効日と作成日は同じである必要があります。予測された実際の値の場合、作成日は有効日の後になる場合があります。計画値の場合、通常、有効日は作成日の後になります。

サマリー: 読取り専用のサマリー情報が表示されます。

3.98 メソッドのプロパティ

このダイアログ・ボックスでは、構造データ型を実装するために使用されるメソッドのプロパティを定義します。

一般

名前: メソッドの名前。

コンストラクタ: メソッド用にコンストラクタを作成するかどうかを制御します。

オーバーライドされたメソッド: このメソッドがオーバーライドするメソッド(存在する場合)。

戻り値: 戻り値または戻り値のデータ型がない場合は、「戻りなし」。

パラメータ

メソッドの各パラメータの名前とデータ型がリストされます。

パラメータを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックします。削除するには、そのパラメータを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。リスト内でパラメータを上下に移動させるには、選択して該当する矢印をクリックします。

本体

メソッドを実装するコード。

コメント、注意、サマリー

3.99 モデルのプロパティ - ビジネス情報

「ビジネス情報」モデルには、次のプロパティがあります。

一般

名前: ビジネス情報モデルの名前。

参照可能: (このモデルには適用されません。)

コメント、注意、サマリー

3.100 モデルのプロパティ - <data-flow-diagram-name>

「プロセス・モデル」の一部である「データ・フロー・ダイアグラム」には、次のプロパティがあります。

一般

名前: データ・フロー・ダイアグラムの名前。

参照可能: Data Modelerウィンドウにデータ・フロー・ダイアグラムを表示するかどうかを制御します。また、オブジェクト・ブラウザでデータ・フロー・ダイアグラム名を右クリックした後、コンテキスト・メニューで「表示」または「非表示」を選択して表示を制御することもできます。

プロセス順序/番号

データ・フロー・ダイアグラムに関連付けられたすべてのプロセスが表示されます。「プロセスのプロパティ」を表示または編集するには、プロセスを選択して「プロパティ」アイコンをクリックします。データ・フロー内でプロセスの順序を上下に移動するには、プロセスを選択して矢印アイコンを使用します。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.101 モデルのプロパティ - データ型

「データ型モデル」には、次のプロパティがあります。

一般

名前: データ型モデルの名前。

参照可能: Data Modelerウィンドウにデータ型モデル・ダイアグラムを表示するかどうかを制御します。また、オブジェクト・ブラウザでデータ型モデルを右クリックした後、コンテキスト・メニューで「表示」または「非表示」を選択して表示を制御することもできます。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.102 モデルのプロパティ - 論理

「論理モデル」には、次のプロパティがあります。

一般

名前: 論理モデルの名前。

参照可能: Data Modelerウィンドウに論理モデルのダイアグラムを表示するかどうかを制御します。また、オブジェクト・ブラウザで論理モデル名を右クリックした後、コンテキスト・メニューで「表示」または「非表示」を選択して表示を制御することもできます。

命名オプション

エンティティ、属性およびビューに対して、次のネーミング規則を指定できます。

名前の最大長: 名前に使用する文字の最大数。

大文字/小文字: 大文字のみ、小文字のみ、大/小文字の両方(混合)のいずれを使用できるかを制御します。

有効な文字: 「すべて有効」(制限なし)を指定するか、「すべて有効」を無効にして有効な文字セットを選択します。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.103 モデルのプロパティ - <multidimensional-model-name>

多次元モデルには、次のプロパティがあります。

一般

名前: 多次元モデルの名前。

参照可能: Data Modelerウィンドウに多次元モデル・ダイアグラムを表示するかどうかを制御します。また、オブジェクト・ブラウザで多次元モデル名を右クリックした後、コンテキスト・メニューで「表示」または「非表示」を選択して表示を制御することもできます。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.104 モデルのプロパティ - プロセス・モデル

「プロセス・モデル」には、次のプロパティがあります。

一般

名前: プロセス・モデルの名前。

参照可能: Data Modelerウィンドウにプロセス・モデルのダイアグラムを表示するかどうかを制御します。また、オブジェクト・ブラウザでプロセス・モデル名を右クリックした後、コンテキスト・メニューで「表示」または「非表示」を選択して表示を制御することもできます。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.105 モデルのプロパティ - <名前> (リレーショナル)

「リレーショナル・モデル」には、次のプロパティがあります。

一般

名前: リレーショナル・モデルの名前。

参照可能: Data Modelerウィンドウにこのリレーショナル・モデルのダイアグラムを表示するかどうかを制御します。また、オブジェクト・ブラウザでリレーショナル・モデル名を右クリックした後、コンテキスト・メニューで「表示」または「非表示」を選択して表示を制御することもできます。

RDBMSタイプ: データベースのタイプ。

RDBMSサイト: RDBMSサイト。特定のRDBMSタイプのサイトを選択できます。(RDBMSサイトの詳細は、「物理モデル」を参照してください。)

命名オプション

表、列およびビューに対して、次のネーミング規則を指定できます。

名前の最大長: 名前に使用する文字の最大数。

大文字/小文字: 大文字のみ、小文字のみ、大/小文字の両方(混合)のいずれを使用できるかを制御します。

有効な文字: 「すべて有効」(制限なし)を指定するか、「すべて有効」を無効にして有効な文字セットを選択します。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.106 名前の略称

このダイアログ・ボックスは、「ツール」→「名前の略称」をクリックすると表示されます。(値がカンマで区切られた)string-to-use, string-to-be-changed形式の組合せを含む.csvファイルを指定する必要があります(カンマの後の空白の有無は関係ありません)。「OK」をクリックすると、各ペアの2つ目の語のスペルは、1つ目の語に変更され、この語は、現在の設計におけるリレーショナル・モデルの名前または(アンダースコアや空白で区切られた)名前の一部です。

例として、次に示す.csvファイルの行では、文字列CUSおよびCUSTOMERがCUSTに変更されます。

CUST, CUSTOMER
CUST, CUS

たとえば、customer_idという列はcust_idに、cus_last_nameという列はcust_last_nameに変更されます。(このように、変更後の名前は簡略化されるのではなく、一貫性が付与されます。)

.csvファイルの選択: カンマで区切られた値のペアを含む.csvファイルを検索します。

すべてのオブジェクト: 名前変更が表、列、索引およびビューに適用されるか、または指定したオブジェクト・タイプのみに適用されるかどうかを制御します。

大/小文字の保持: 名前文字列の変更時に、現在の名前の大/小文字を保持するかどうかを制御します。このオプションを無効にすると、変更される名前のスペル(大/小文字)には、.csvファイルにペアで指定されたとおりに大/小文字が使用されます。たとえば、このオプションを無効にしている場合に、文字列のペアがCUST,CUSTOMERであると、customer_first_nameの名前はCUST_first_nameに変更されます。

ノート: 名前略語をネーミング標準化と混同しないでください(ネーミング標準化は、有効範囲がより広く、「設計ルール」の確認に統合されています)。ネーミング標準化は、設計のプロパティを介して実装されています(ネーミング標準を参照してください)。

3.107 SSH接続の新規作成/編集

このダイアログ・ボックスでは、SSH (セキュア・シェル)接続を作成または編集できます。

ホスト: SSHサーバー。SQL Developerは、指定された情報を使用してこのホストへのSSHセッションを作成します。

ポート: SSHポート。デフォルトのポートは22です。

ユーザー名: SSHセッションの認証に使用されるユーザー名。

キー・ファイルの使用: 認証の提供にキー・ファイルを使用するように指定します。キー・ファイルには、サーバーに登録されている公開キーに対応する秘密キーが含まれています。サーバーは、SQL Developerに適切な秘密キーへのアクセス権があることを検証して、ユーザーの身元を確認します。

キー・ファイル: キー・ファイルのパス。

3.108 データベース接続の新規作成/更新

このダイアログ・ボックスは、インポート操作またはエクスポート操作で使用するデータベース接続を追加または編集する際に表示されます。データ・ディクショナリからのインポート操作では、Oracle Databaseまたはサポートされるサード・パーティ・データベースに接続できます。エクスポート操作の場合は、Oracle Databaseに接続して、Data Modelerのレポート・リポジトリとして使用できます(「Data Modelerレポート」を参照)。

接続情報の入力が完了したら、接続をテストします(「接続情報の指定後」を参照)。

次のフィールドには、特定のデータベース接続のみに該当するものも含まれています。

接続名: 入力する情報を使用したデータベースへの接続の別名。(接続名はデータベースに格納されません。また、接続はデータベース・オブジェクトではありません。)推奨: 接続名にはデータベース名(SID)およびユーザー名を含めることをお薦めします。例: personnel_herman(personnelデータベースにユーザーHermanとして接続する場合)

ユーザー名: 接続のデータベース・ユーザーの名前。このユーザーには、表やビューなどのオブジェクトの作成、編集、削除など、データベースへの接続中に目的のタスクを実行するのに十分な権限が必要です。

パスワード: 指定したデータベース・ユーザーに関連付けられたパスワード。

パスワードの保存: このオプションを選択すると、パスワードが接続情報とともに保存され、この接続を使用してその後で接続を試行してもパスワードの入力が求められません。

残りのフィールドは、データベース・タイプに従ってタブの下でグループ化されます。「「Oracle」タブ」または「「他のデータベース(サード・パーティ)」タブ」を参照してください。

「Oracle」タブ

次の情報は、Oracle Databaseへの接続に適用されます。

ロール: 接続に関連付ける権限セット。SYSDBAシステム権限を付与されたユーザーには、権限を含む接続を指定できます。

接続タイプ: 「基本」、「TNS」または「拡張」を選択します。(フィールドの表示は、接続タイプでの変更に合わせて変更されます。)

「基本」接続タイプ

ホスト名: Oracle Databaseのホスト・システム。

ポート: リスナー・ポート。

SID: データベース名。

サービス名: データベースのネットワーク・サービス名(セキュアな接続を介したリモート・データベース接続の場合)。

「TNS」接続タイプ

ネットワーク別名: データベースのOracle Net別名。(システムにtnsnames.oraファイルが存在する場合、ネットワークの別名の選択用リストには、最初にこのファイルの内容が移入されます。)

接続識別子: Oracle Netの接続識別子。

「拡張」接続タイプ

カスタムJDBC URL: Javaからデータベースに直接接続するURL。TNS、またはOCIドライバによるネーミング・サービスを使用している場合は、この情報を指定する必要があります。次に例を示します。

jdbc:oracle:thin:scott/@localhost:1521:orcl

この例では、「/」が必要であり、ユーザーはパスワードの入力を求められることに注意してください。

カスタムJDBCのURLを使用するには、Data Modelerを実行しているシステムに、Oracle Clientがインストールされている必要があります(このインストールは、JDBCとorai18nのライブラリを含み、指定したパス上に存在し、バージョン10.2以上です)。

「他のデータベース(サード・パーティ)」タブ

次の情報は、サード・パーティ(Oracle以外)のデータベースへの接続に適用されます。

ホスト名: データベースのホスト・システム。

ポート: リスナー・ポート。

データベース: データベースの名前。

「JDBC-ODBCブリッジ」または「他のサードパーティ・ドライバ」(JDBC ODBCブリッジのタブ): ODBCに対するJDBCブリッジ・ドライバか、サード・パーティのドライバかを示します。

ODBC別名(JDBC-ODBCブリッジ): 既存のODBCデータソースの名前。

「JDBC URL」(他のサードパーティ・ドライバ): Javaからデータベースに直接接続するためのURL(他のすべての接続タイプ指定より優先される)。

「ドライバ・クラス」(他のサードパーティ・ドライバ): 接続に使用されるドライバ・クラスの名前(com.microsoft.jdbc.sqlserver.SQLServerDriverなど)。この名前は、JDBCドライバの仕様書(通常はドライバに付属)で見つけることができます。

接続情報の指定後

指定した情報を使用して接続をテストするには、「接続のテスト」をクリックします。テスト結果を示すメッセージが表示されます。

新しい接続を追加するか、既存の接続に対する編集を完了するには、「OK」をクリックします。

3.109 オブジェクト名管理

このダイアログ・ボックスは、「ツール」の次に「オブジェクト名管理」をクリックした場合に表示されます。オブジェクトのプロパティのダイアログ・ボックスで、指定したオブジェクトの名前を固定(変更不能)または変更可能にできます。たとえば、従業員表の名前が固定の場合、リレーショナル・モデルの従業員表の「表のプロパティ」ダイアログ・ボックスで、名前はグレー表示(編集不能)されます。

固定または変更可能に指定できる名前のオブジェクトを表示するには、使用可能なタイプの各タブを選択します。各タブのページには、「すべて選択」アイコンと「すべて選択解除」アイコン、「フィルタ」ボックス、および使用可能な各オブジェクトの行(表示された各行の「固定」ボックスを含む)があります。

「すべて選択」アイコン: 表示されているすべてのオブジェクトを選択します。

すべて選択解除アイコン: 表示されているすべてのオブジェクトを選択解除します。

フィルタ: 文字列を入力すると、その文字列を含む名前のオブジェクトのみを表示するように制限できます。

名前: 選択したタブに関連付けられたタイプのオブジェクトの名前。

固定: このオプションが選択されている場合、オブジェクトのプロパティ・ダイアログ・ボックスではオブジェクト名を変更できません。このオプションが選択されていない場合、オブジェクト名は変更可能です。

適用: 指定を有効にするには、「適用」をクリックする必要があります。

3.110 プロセスのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、プロセス・モデルに含まれるプロセス・オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: プロセスの名前。

シノニム: プロセスのシノニム。

ソースのフィルタ条件: WHERE句で有効なSQLを使用した、ソース・レベルでのデータに対するフィルタ(WHEREキーワードは含まない)。例: dept_id = 'ENG'

ソースの結合条件: WHERE句で有効なSQLを使用した、プロセスで使用される2つ以上のソース間の結合(WHEREキーワードは含まない)。例: table1.dept_id = table2.dept_id

タイプ: プロセスのタイプです。「プリミティブ」(スタンドアロン)、「コンポジット」(複数の外部プロセスで構成)または「変換タスクの使用」(次のフィールドで指定)を指定します。

変換タスクの使用: 使用する変換タスクを選択します。

短い定義

プロセスの短い定義のテキスト。

モード

インタラクティブ/バッチ: モード: 「バッチ」、「インタラクティブ」、「手動」または「不明」。

最小許容スループット: 最小トランザクションのバッチ: バッチ・モードの場合に、指定したそれぞれの「最小許容スループット」の「バッチ時間単位」で許容される処理操作の最小数。例: 毎時間100の操作の場合は100。

最小許容スループット: バッチ時間単位: 処理操作について指定した最小許容数に対応する時間の単位。例: 毎時100の操作の場合は時間。

最長許容レスポンス時間: 最長許容レスポンス時間を表す数値部分。例: 5秒の場合は5。

最長許容レスポンス時間単位: 最長許容レスポンス時間を表す時間の測定単位。例: 5秒の場合は秒。

頻度/優先度

予想される頻度: 「予想される頻度の時間単位」に指定した単位内に使用されると予想されるプロセスの回数。例: 毎日50回の場合は50。

予想される頻度の時間単位: 「予想される頻度」に対応する時間の測定単位。例: 毎日50回の場合は日。

優先度: プロセスの優先度を表す用語(「低」、「標準」、「高」または「なし」)。

ピーク時

指定はプロセスが実行される日ごとに行いますが、ピーク時(レベル、アクティビティまたは要求が高い時間)を設定しないか、または1時間間隔で1つ以上の間隔を指定することができます。

情報構造

プロセスと関連のある情報構造が表示されます。「情報構造のプロパティ」を表示するには、情報構造の項目をダブルクリックするか、その項目を選択して「プロパティ」アイコンをクリックします。

イベント

プロセスに関連付けられているイベントが表示されます。フロー・イベント用の個別の領域を含みます。「イベントのプロパティ」を表示するには、情報構造の項目をダブルクリックするか、その項目を選択して「プロパティ」アイコンをクリックします。イベントを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、プロセス定義からイベントを削除するには、そのイベントを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。

受信フロー

プロセスに流入するフローが表示されます。「フローのプロパティ」を表示するには、フロー項目をダブルクリックするか、項目を選択して「プロパティ」アイコンをクリックします。(フローを追加するには、データ・フロー・ダイアグラムの「新しいフロー」を使用します。)

送信フロー

プロセスから流出するフローが表示されます。「フローのプロパティ」を表示するには、フロー項目をダブルクリックするか、項目を選択して「プロパティ」アイコンをクリックします。(フローを追加するには、データ・フロー・ダイアグラムの「新しいフロー」を使用します。)

処理済属性

プロセスによって処理された属性が表示されます。「属性のプロパティ」を表示するには、属性の項目をダブルクリックするか、その項目を選択して「プロパティ」アイコンをクリックします。

処理済エンティティ

プロセスによって処理されたエンティティが表示されます。「エンティティのプロパティ」を表示するには、エンティティの項目をダブルクリックするか、その項目を選択して「プロパティ」アイコンをクリックします。

タスク入力パラメータのマッピング

タスク入力パラメータとそのソース間のマッピングが表示されます。

ソースとターゲット間のマッピング

ターゲット要素ごとに、変換のタイプとして「そのまま」、「導出」または「集約」を指定できます。「要約」または「複合式」。(各ターゲット要素は、「処理済属性」ペインの項目と一致します。)

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.111 RDBMSサイト・エディタ

このダイアログ・ボックスは、「ツール」→「RDBMSサイト管理」をクリックすると表示されます。これを使用すると、RDBMSサイトの表示、サイトの追加、追加したサイトの編集および削除を行うことができます。事前定義済のサイトのプロパティを削除または変更することはできません。(RDBMSサイトの詳細は、「物理モデル」を参照してください。)

現在の設計

現在定義されているRDBMSサイトがリストされます。サイトを選択すると、その名前とRDBMSタイプが表示されます。ユーザー定義のサイトを追加するには、「追加」をクリックして、名前とRDBMSタイプを指定して、「適用」をクリックし、ユーザー定義のサイトを削除するには、RDBMSサイトの下でそのエントリをクリックして、「削除」をクリックします。

外部RDBMSファイル

RDBMSサイト定義を含む外部XMLファイルを指定して、サイトを表示できます。サイトを選択すると、その名前とRDBMSタイプが表示されます。サイトを追加するには、「追加」をクリックして、名前とRDBMSタイプを指定して、「適用」をクリックし、サイトを削除するには、RDBMSサイトの下でそのエントリをクリックして、「削除」をクリックします。このダイアログ・ボックスで行った変更をXMLファイルに保存するには、「保存」をクリックします。

3.112 レコード構造のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、レコード構造のプロパティが表示されます。

一般

名前: レコード構造の名前。

データ要素

レコード構造に関連付けられている外部データ・オブジェクトが表示されます。外部データ・オブジェクトのプロパティを表示するには、項目をダブルクリックするか、または項目を選択して、「プロパティ」アイコンをクリックします。外部データ・オブジェクトを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、レコード構造の定義から外部データ・オブジェクトを削除するには、その外部データ・オブジェクトを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.113 リレーションのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、論理モデルに含まれるリレーションシップのプロパティが表示されます。

一般

名前: リレーションシップの名前。

サロゲート・キーの使用: サロゲート・キーを使用してレベル接頭辞をメンバーに追加することにより、一意性を確保するかどうかを制御します。

ソース・カーディナリティ

ソース: リレーションシップのソース・エンティティ。

ソース・キー:

ソースの名前: リレーションシップのソース・エンティティのロールを説明するテキスト(「has」など)。このダイアログ・ボックスは、ダイアグラム・コンテキストのメニューから「表示」「ラベル」を選択すると、論理モデルダイアグラムに表示されます。

ソース・エンティティ・シノニム: ソース・エンティティのシノニム。

ターゲットに対するソースのカーディナリティ: 同じキー値を持つターゲット・レコードに対するソース・レコードのカーディナリティ。多数の場合は*、1つの場合は1。

オプションのソース: リレーションシップのソース・エンティティに1つ以上のインスタンスを含める必要があるかどうかを制御します。このオプションを有効にすると、ソース・インスタンスを0(ゼロ)にすることができ、このオプションを無効にすると、1つ以上のソース・インスタンスが必要になります。

移動可能:

ターゲット・カーディナリティ

ターゲット: リレーションシップのターゲット・エンティティ。

ターゲット・キー:

ターゲットの名前: リレーションシップのターゲット・エンティティのロールを説明するテキスト(「any number of」など)。このダイアログ・ボックスは、ダイアグラム・コンテキストのメニューから「表示」「ラベル」を選択すると、論理モデルダイアグラムに表示されます。

ターゲット・エンティティ・シノニム: ターゲット・エンティティのシノニム。

ソースに対するターゲットのカーディナリティ: 同じキー値を持つソース・レコードに対するターゲット・レコードのカーディナリティ。多数の場合は*、1つの場合は1。

オプションのターゲット: リレーションシップのターゲット・エンティティに1つ以上のインスタンスを含める必要があるかどうかを制御します。このオプションを有効にすると、ターゲット・インスタンスを0(ゼロ)にすることができ、このオプションを無効にすると、1つ以上のターゲット・インスタンスが必要になります。

移動可能:

主要なロール: 主要なロールを持つエンティティ。

識別: これが識別リレーションシップかどうかを制御します。親エンティティと子エンティティ間に識別リレーションシップがある場合、リレーショナル・モデルが生成されると、子表で、親に対する外部キーが子の主キーの一部になります。(非識別リレーションシップでは、親表に対する外部キーは、子表の別の列であり、主キーの一部にはなりません。)

ルールの削除: リレーションシップの子の最後で自動的に行われるアクション。リレーショナル・モデルへのエンジニアリングで使用されます。子表内の行が削除され、その値を含む行が親表内に存在する場合、「アクションなし」はこれらの行に対してアクションを実行しません。「カスケード」はこれらの行を削除します。「NULLを設定」は、NULL値が設定可能な行のすべての列にNULLを設定します。「制限」は、これらの行を削除できないようにします。

属性

リレーションシップの任意の属性を定義できます。

名前: 属性の名前。

データ型: 属性のデータ型。

必須:

エンジニアリング先

フォワード・エンジニアリング操作でこのリレーションシップを伝播する必要があるリレーショナル・モデルを指定できます。

エンジニア: フォワード・エンジニアリング操作時に、指定されたリレーショナル設計(モデル)にリレーションシップを伝播するかどうかを制御します。

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

「コメント」、「注意」、「影響分析」、「測定」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.114 リレーショナル・モデル

「リレーショナル・モデル」ダイアログ・ボックスでは、比較およびマージを行う2つのリレーショナル・モデルが識別されます。このボックスは、「ツール」→「モデルの比較/マージ」をクリックすると表示されます。

: 宛先モデルにマージされるソース・リレーショナル・モデル。

: ソース・リレーショナル・モデルからオブジェクトがマージされる宛先リレーショナル・モデル。

データベース・タイプ: データ型を使用するOracle物理モデルを選択します。

マッピングの比較の表示: 「マッピングの比較」ダイアログ・ボックスを表示します。

「OK」をクリックすると、「モデルの比較」ダイアログ・ボックスが表示されます。これを使用して、オブジェクトのタイプおよびマージするオブジェクトを制限するフィルタを適用することができます。

3.115 レポート・テンプレート管理

このダイアログ・ボックスは、レポートの生成(レポートの生成を参照)時に「テンプレート」(「標準」タブ)の下の「管理」をクリックすると表示されます。このダイアログ・ボックスを使用すると、標準レポート・テンプレートを変更したバージョンを作成、編集、削除および保存して、レポートに含めるオブジェクトのタイプを指定することができます。(これに比べると、「カスタム・レポート・テンプレート」で説明しているように、カスタム・レポート形式を作成するアプローチはもっと柔軟性が高くなっています。)

テンプレート: 作成されたレポート・テンプレートがリストされます。

新しいテンプレートを作成するには、「追加」をクリックします。リストされたテンプレートを編集するには、そのテンプレートを選択して、「編集」をクリックします。リストされたテンプレートを削除するには、そのテンプレートを選択して、「削除」をクリックします。必要な編集を行った後にテンプレートを保存するには、「保存」をクリックします。

テンプレート名: テンプレートの名前。推奨: Columns_and_CommentsForeign_Keys_Allなど、意味のある名前を選択してください(「外部キー - 参照元」および「外部キー - 参照先」を選択した場合)。

レポート・セクション: このレポート・テンプレートに含める情報の種類を示すアイテムを選択します(チェック・マークを付けます)。たとえば、「列」、「列のコメント」、「制約」、「外部キー - 参照元」、「外部キー - 参照先」および「索引」を選択することができます。

3.116 リソース・ロケータのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、ビジネス情報オブジェクトの一種であるリソース・ロケータ・オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: リソース・ロケータ・オブジェクトの名前。

URL: リソース・ロケータがWebアドレスである場合のUniform Resource Locator。

連絡先

リソース・ロケータ・オブジェクトには、リソースの責任のレベルを示す順序で、複数の連絡先オブジェクトを関連付けることができます。たとえば、URLに2つの連絡先をリストする場合、主要なウェブマスターを最初にリストするようにできます。

コメント、サマリー

3.117 責任者のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、ビジネス情報オブジェクトの一種である責任者オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: 責任者オブジェクトの名前。例: 人名、ロール(プロジェクト・リーダーなど)または部門(品質保証など)。

職責: 責任の内容に関する簡単な説明。例: 「全体的なプロジェクト管理」

連絡先

責任者オブジェクトには、責任者に連絡を試みる順序で、複数の連絡先オブジェクトを関連付けることができます。たとえば、会社、携帯、自宅という順序で連絡先がリストされている場合、責任者への連絡は、会社、携帯電話、自宅という順序で行われます。

コメント、サマリー

3.118 リビジョン・リスト作成者

このダイアログ・ボックスは、「Subversion: ブランチ/タグ」ダイアログ・ボックスで「リスト・リビジョン」をクリックすると表示されます。これには、リポジトリのリビジョンのリストが含まれます。

使用する目的のリビジョンを選択して、「OK」をクリックします。

3.119 ロールのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、プロセス・モデルに含まれるロール・オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: ロールの名前。

シノニム: ロールのシノニム。

説明: ロールの説明。

プロセス

ロールに関連付けられるプロセスの追加、削除および編集プロセスを行うことができます。

エンティティ

ロールに関連付けられるエンティティ、およびロールによってそのエンティティに許可される操作(作成、読取り、更新、削除)を表示および変更できます。

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.120 ロールアップ・リンクのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、多次元モデルのロールアップ・リンクのプロパティが表示されます。多次元データでの作業の詳細は、Analytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

3.121 ルール・セットのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、「設計ルール」ダイアログ・ボックスの「ルール・セット」タブで選択したルール・セットのプロパティが表示されます。このルール・セットに含める設計ルールを指定するには、必要なルールを選択して、そのルールを「すべてのルール」列から「選択したルール」列に移動します。

3.122 プロファイルの検索

このダイアログ・ボックスは、「検索プロファイル」で「追加」アイコンをクリックするか、「検索」プリファレンス・ペインで既存のプロファイル名をダブルクリックすると表示されます。

ファイル名: 検索プロファイルの定義を含むXMLファイルの名前。デフォルトのファイル拡張子は、.sposdmです。

パス: 検索プロファイル・ファイルのディレクトリ・パス。

説明: 目的や目標など、検索プロファイルに関する説明的なテキスト(オプション)。

アクティブ: Data Modelerで検索を実行するとき、検索プロファイルが選択可能として表示されるかどうかを制御します。

オブジェクト: 「リレーショナル・モデル」タブと「論理モデル」タブで、検索プロファイルに含めるプロファイルを指定できるオブジェクトのタイプを指定します。

プロパティ: 選択したオブジェクト・タイプで使用可能なプロファイルをリストします。

  • フィルタ: 文字列を入力すると、名前にその文字列が含まれるプロパティに表示が絞り込まれます。

  • プロパティ名: プロパティの名前。

  • 使用: このプロパティが検索プロファイルに含まれるかどうかを制御します。

3.123 スキーマのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、「リレーショナル・モデル」の表およびその他のオブジェクトに関連付けられるデータベース・スキーマのプロパティが表示されます。リレーショナル・モデル・オブジェクトをスキーマに関連付ける場合、ダイアグラムにスキーマ名が表示され、DDLの生成中に使用されます。

一般

名前: データベース・スキーマの名前。

表、ビュー、索引

表、ビューおよび索引で、そのタイプの(使用可能な)すべてのオブジェクトおよびそのタイプの選択したオブジェクトが表示されます。オブジェクトをスキーマと関連付けるには、「すべて」の下でオブジェクトを選択して、「追加」(右矢印)アイコンをクリックして、「選択済」列に移動します。関連付けを削除するには、「選択済」の下でその関連付けを選択して、「削除」(左矢印)アイコンをクリックして、「すべて」列に移動します。

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

「コメント」、「注意」、「測定」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」

3.124 DDLファイルの選択

このダイアログ・ボックスは、1つ以上のデータ定義言語(DDL)ファイルからリレーショナル・モデルに定義をインポートする目的で、「ファイル」→「インポート」→「DDLファイル」をクリックすると表示されます。インポート元のファイルをリストに追加するには、「DDLファイルの追加」(+)アイコンをクリックし、リストからファイルを削除するには、そのファイルを選択して「DDLファイルの削除」(X)アイコンをクリックします。

オプション

インポート先: 指定した1つ以上のファイルの定義のインポート先であるリレーショナル・モデルの名前。

ターゲット・モデルのスワップ: このオプション(使用可能な場合)は、どの定義がどの定義にマージされるかを決定し、マージ用の「リレーショナル・モデル」ダイアログ・ボックス(このボックスが表示される場合)の左側のペインと右側のペインにどのモデルが表示されるかを決定します。確実なインポートおよびマージ操作のために、このオプションを有効にすると、現行のリレーショナル・モデルを特定のデータベース(DDLファイル)にマージするスクリプトが生成されますが、このオプションを無効にすると、インポートされたファイルの定義がリレーショナル・モデルにマージされます。

スキップ・マージ・ダイアログ: このオプションを有効にすると、インポート操作の前に「リレーショナル・モデル」ダイアログ・ボックスが表示されなくなります。

3.125 ファイルの選択

これは、操作用のファイルを選択するための標準ボックスで、「ロケーション」を使用してファイルを保存または開くフォルダに移動して、ファイル名および必要に応じてファイル・タイプを選択または指定します。

DDLファイルが含まれるディレクトリおよびDDLファイルがあるサブディレクトリも選択できます。

3.126 エクスポートするモデル/サブビューの選択

このダイアログ・ボックスは、「ファイル」をクリックしてから、「エクスポート」「Data Modeler設計へ」とクリックした場合に表示されます。このダイアログ・ボックスを使用してエクスポート構成を作成、編集、削除、保存します。これにより、エクスポートするモデルおよびサブビューをカスタマイズできます。

構成のエクスポート: 作成されたすべての構成がリストされます。

新しい構成を作成するには、「追加」をクリックします。リストされた構成を編集するには、その構成を選択して「編集」をクリックします。リストされた構成を削除するには、その構成を選択して「削除」をクリックします。必要な編集を行った後に構成を保存するには、「保存」をクリックします。

エクスポート名: エクスポートする構成の名前。

説明: 任意指定の説明テキスト。

モデル: フィルタ: 使用可能なモデルのリストを、入力した文字で始まる名前のモデルに限定するための入力を開始できます。使用可能なモデルから選択するには、1つ以上のモデルの名前をクリックし、右矢印アイコンをクリックしてその名前を「選択済」リストに移動します。

SubView: フィルタ: 使用可能なサブビューのリストを、入力した文字で始まる名前のサブビューに限定するための入力を開始できます。使用可能なサブビューから選択するには、1つ以上のサブビューの名前をクリックし、右矢印アイコンをクリックしてその名前を「選択済」リストに移動します。

関連項目

設計の保存、オープン、エクスポートおよびインポート

3.127 機密タイプのプロパティ

このタイアログ・ボックスには、機密タイプのプロパティが表示されます(TSDP(透過的機密データ保護)ポリシーと関連付けできます)。『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』の「透過的機密データ保護の使用」の章で説明されている概念および技術を理解する必要があります。

一般

名前: 機密タイプの名前。

DDLでの生成: DDL文の生成時に、機密タイプの作成を含めるかどうかを制御します。

有効化: 属性または列との関連付けで、機密タイプを選択可能にするかどうかを制御します。

説明

機密タイプに関するオプションの記述テキスト。

使用中

機密タイプを使用する属性および列を指定できます。

設計: 設計名。

モデル: 論理またはリレーショナル・モデル名。

エンティティまたは表のリスト: 1つをクリックして、その属性または列を表示します。

「列/属性」: 選択したエンティティまたは表の属性または列のリスト。下矢印アイコンを使用して、選択した属性または列を「選択済要素」に移動します。

コメント、注意、サマリー

3.128 分類タイプの設定

このダイアログ・ボックスは、多次元モデルのエンティティまたは表に対して、それぞれの分類タイプ(「ファクト」、「外部」、「ディメンション」、「ロギング」、「サマリー」および「一時」)を指定するために使用されます。

「ダイアグラム: 分類タイプ」設計のプロパティでは、ダイアグラム内で各分類タイプに対して使用される色を指定できます。

3.129 共通プロパティの設定

このダイアログ・ボックスは、「オブジェクトの検索(検索)」ウィンドウで「プロパティ」をクリックした場合に表示されます。

選択したオブジェクトに共通の各プロパティについて、リストに「プロパティ名」「古い値」(ダイアログ・ボックスが表示されたときの値)、「新しい値」(新しい値を指定した場合)および「タイプ」(データ型)が表示されます。

リストされたプロパティに新しい値を指定するには、「新しい値」で必要に応じて任意の新しい値を入力します。それ以外の場合は、省略記号(...)ボタンが「タイプ」の隣に表示されるので、そのボタンをクリックして任意の新しい値を選択します。

3.130 データ型の設定

このダイアログ・ボックスは、ユーザー定義の属性にデータ型を指定するために使用されます。型のカテゴリ(「論理」「固有」「コレクション」または「構造化」)を選択した後、選択したカテゴリから特定の型を選択します。

「論理型」を指定して表示された型をクリックすると、「論理型」ダイアログ・ボックスが表示されます。

参照: 構造型について、型がREF(参照)として作成されるかどうかを制御します。REFは、参照用オブジェクトのオブジェクト識別子(OID)から構築される行オブジェクトへの論理ポインタであり、Oracle組込みデータ型です。REFとREFのコレクションではオブジェクト間の関連付け(特に多対1リレーションシップ)がモデル化されるため、外部キーの必要性が減少します。

3.131 要素の表示/非表示

このダイアログ・ボックスを使用して、ダイアグラムの1つまたは複数のオブジェクトの表示において、要素を表示または非表示できます。たとえば、リレーショナル・モデル・ダイアグラムのProducts表で、UnitsInStock列を非表示(表示しない)に設定できます。すべての要素または特定の要素を、非表示または非表示解除できます。

このビューにのみ適用: 表示/非表示の指定をこの表示に適用するか、またはすべての表示に適用するかを制御します。

すべての要素を非表示: リスト表示されたすべての要素を非表示にします。

すべての要素を表示: リスト表示されたすべての要素を非表示解除します。

フィルタ: 要素のリストを、指定した部分文字列を含むものに制限します。

: 要素のタイプ。たとえば、ある表において、要素は、列、索引および主キーを含む場合があります。

要素名: 要素の名前。

非表示: 要素を非表示にする(選択した場合)かどうかを示します。

3.132 スライスのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、多次元モデルにおけるキューブのスライスのプロパティが表示されます。多次元データでの作業の詳細は、Analytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

一般

名前: スライスの名前。

読取り専用: スライスのデータが読取り専用かどうかを制御します。

メジャー

計算済メジャーでは、情報に富んだデータをキューブに追加できます。データ・セットはその場で計算されるため、データは格納されません。計算済メジャーは、データベースのサイズを増やさなくても、必要な数だけ追加できます。

ディメンション、レベル

スライスのディメンション/階層/レベルのすべての組合せがリストされます。レベルを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、スライス定義からレベルを削除するには、そのレベルを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「レベルのプロパティ」も参照してください。)

選択した属性

スライスのすべてのディメンションがリストされます。ディメンションを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、スライス定義からディメンションを削除するには、そのディメンションを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。(「ディメンションのプロパティ」も参照してください。)

スライスとエンティティのマッピング

指定したエンティティのすべての属性およびマッピングがリストされます。

選択基準

1つ以上の選択基準(各基準の名前、WHERE句、その他の詳細)を指定できます。

Oracle名

短縮名: ロング・ネームのかわりにアプリケーションで使用可能なわかりやすい短い名前。

ロング・ネーム: 通常は表示用に使用されるわかりやすい長い名前。

複数名: (レポート用の)複数名。例: 「短縮名」がMysliceの場合はMyslices

Oracle AWへのSQLアクセス

Oracle Analytic Workspaces(AW)オブジェクトへの関連するすべてのSQLアクセスが表示されます。Oracle AWオブジェクトへのSQLアクセスを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、スライス定義からOracle AWオブジェクトへのSQLアクセスを削除するには、そのOracle AWオブジェクトへのSQLアクセスを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。Oracle AWオブジェクトへのSQLアクセスを編集するには、その項目をダブルクリックするか、「プロパティ」アイコンをクリックします。(「Oracle AWへのSQLアクセスのプロパティ」も参照してください。)

説明

スライスの説明。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.133 空間定義のプロパティ

空間表の空間列のプロパティを示します。プロパティはSDO_GEOMETRY型の属性およびオプションと一致します(詳細は、『Oracle Spatial and Graph開発者ガイド』を参照してください)。

名前: 空間定義オブジェクトの名前。

空間列: 空間列の名前。

関数の使用: 列値の計算に関数が使用されるかどうかを識別します。

関数式: 「関数の使用」が有効になっている場合の関数式。

座標系ID:: Oracle Spatial and GraphのSRID値。例: グリニッジ子午線を使用するWGS 84経度/緯度システムの場合は8307

空間索引の作成: 空間索引が作成されるかどうかを制御します。

空間索引名: 空間索引の名前。

ディメンション情報: ディメンションごとに、名前、下限、上限および許容差を指定します。例: 名前 = 経度、下限 = -180、上限 = 180、許容差 = 10(10メートル)

3.134 Oracle AWへのSQLアクセスのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、多次元モデルにおけるOracle Analytic Workspaces(AW)オブジェクトへのSQLアクセスのプロパティが表示されます。多次元データでの作業の詳細は、Analytic Workspace Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。

一般

名前: オブジェクトの名前。

AW名: ソースデータが格納されるアナリティック・ワークスペース。

GIDを含める: ディメンション・メンバーごとに、グループ化IDが含まれるかどうかを制御します。

オブジェクト・タイプの使用: 次の2つのフィールド(「オブジェクト・タイプ名」および「表タイプ名」)にアクセス可能かどうかを制御します。

オブジェクト・タイプ名: オブジェクト・タイプの名前。

表タイプ名: 表タイプの名前。

モデル句の使用: SQL文にデフォルトの文「RowToCellを含める」が含まれるかどうかを制御します。

RowToCellを含める: SQL文にデフォルトの文「モデル句の使用」が含まれるかどうかを制御します。

SQL文: 属性を表示、変更、順序変更したり、現在の仕様が反映されたSQL文を参照することができるダイアログ・ボックスが表示されます。このボックスの「SQL文」タブで「上限で書式設定されたマップの表示」オプションを使用すると、ディメンション情報の書式設定(複数行への分割)を行うことができます。

ディメンションと属性

オブジェクトに関連付けられているすべてのディメンションがリストされます。ディメンションごとに、事前定義された属性および階層を指定できます。ディメンションおよび属性項目を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックして、含める要素を選択し、オブジェクト定義からディメンションおよび属性項目を削除するには、そのディメンションまたは属性項目を選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。

メジャー

計算済メジャーでは、情報に富んだデータをキューブに追加できます。データ・セットはその場で計算されるため、データは格納されません。計算済メジャーは、データベースのサイズを増やさなくても、必要な数だけ追加できます。

説明

Oracle AWオブジェクトへのSQLアクセスの説明。

コメント、注意、サマリー

3.135 標準レポート構成

このダイアログ・ボックスは、「レポート」ダイアログ・ボックス(レポートの生成を参照)の「設計」の下の「管理」をクリックすると表示されます。このダイアログ・ボックスを使用してレポート構成を作成、編集、削除および保存します。これにより、レポートに含めるサブビューおよびオブジェクトをカスタマイズできます。

標準レポート構成: 作成されたすべての構成がリストされます。

新しい構成を作成するには、「追加」をクリックします。リストされた構成を編集するには、その構成を選択して「編集」をクリックします。リストされた構成を削除するには、その構成を選択して「削除」をクリックします。必要な編集を行った後に構成を保存するには、「保存」をクリックします。

レポート名: 構成の名前。

全オブジェクトを含む: 指定した使用可能なレポート・タイプのすべてのオブジェクトに関する情報がレポートに含まれるようになります。

SubViewオブジェクトの選択: 指定したサブビューの指定した使用可能なレポート・タイプのオブジェクトだけがレポートに含まれるように限定します。

説明: 任意指定の説明テキスト。

SubView: フィルタ: 使用可能なサブビューのリストを、入力した文字で始まる名前のサブビューに限定するための入力を開始できます。使用可能なサブビューから選択するには、1つ以上のサブビューの名前をクリックし、右矢印アイコンをクリックしてその名前を「選択済」リストに移動します。

オブジェクト: フィルタ: オブジェクト名のリストを、入力した文字で始まる名前のオブジェクトに限定するための入力を開始できます。

使用: リストされた各オブジェクト名を選択すると、そのオブジェクトをレポートに含めることができ、選択解除すると、そのオブジェクトをレポートから除外できます。

3.136 構造化属性のプロパティ

このダイアログ・ボックスは、構造データ型の属性のプロパティを定義します。

一般

名前: 属性の名前。

データ型: 属性のデータ型。

必須: このデータ型に基づくすべての列で値が要求されるかどうかを制御します。

コメント、注意、サマリー

3.137 構造型のプロパティ

このダイアログ・ボックスは、新しいデータ型を作成する場合、または「データ型」の表示にリストされる構造型を編集する場合に表示されます。

一般

名前: 構造型の名前。

スーパータイプ: これがサブタイプの場合は、そのスーパータイプの名前。

最終: この型のオブジェクトを別の型の定義から継承可能かどうかを制御します。このオプションを有効にすると、この型を継承できません(型定義でスーパータイプにすることができません)。

インスタンス化可能: この型のオブジェクトを作成可能かどうかを制御します。このオプションを有効にすると、この型のオブジェクトを作成できます。

属性

構造型に対して現在定義されている属性がリストされます。各属性のプロパティには、名前とデータ型が含まれます。

属性を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックします。属性を削除するには、その属性を選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。リスト内で属性を上下に移動するには、その属性を選択して該当する矢印をクリックします。属性のプロパティを表示するには、名前の左側のセルをダブルクリックします。

メソッド

構造型に対して現在定義されているメソッドがリストされます。

メソッドを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックします。メソッドを削除するには、そのメソッドを選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。リスト内でメソッドを上下に移動するには、そのメソッドを選択して該当する矢印をクリックします。メソッドのプロパティを表示するには、名前をダブルクリックします。

「コメント」、「注意」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.138 Subversion: プロパティの追加

このダイアログ・ボックスは、現在選択されているファイルまたはフォルダのバージョニング・プロパティを追加する場合に使用します。

関連項目

バージョニングの使用

3.139 Subversion: ソース・コントロールに追加

このダイアログ・ボックスは、Subversionコントロールに新しいファイルを追加する場合に使用します。

ファイル・リスト: Subversionに追加するファイルの名前と物理的な場所のリストを表示します。

関連項目

バージョニングの使用

3.140 Subversion: パッチの適用

このダイアログ・ボックスは、以前に生成されたパッチを適用する際に使用します。パッチは、そのパッチが生成されたリビジョン/タグに適用する必要があります。

パッチが適用されるプロジェクトまたはファイル・セットの名前と場所が表示されます。

パッチ・ソース: パッチの取得元(システム・クリップボードまたはファイル)を指定します。

システム・クリップボード: システム・クリップボードからパッチを取得します。

ファイル: ファイルからパッチを取得します。このオプションを選択すると、パッチ・ファイル用に提案された場所および名前が、テキスト・ボックスにすでに入力されています。これを変更するには、ボックスに新しい場所および名前を入力するか、「参照」ボタンを使用して新しい場所を検索します。

関連項目

バージョニングの使用

3.141 Subversion: ブランチ/タグ

このダイアログ・ボックスは、Subversionリポジトリでリモート・ディレクトリを右クリックし、「ブランチ/タグ」を選択すると表示されます。現行の作業用コピー、またはリポジトリのリビジョンを、リポジトリ内の選択した場所にコピーすることによって、ブランチを作成します。

FROM: 作業用コピーまたはリビジョンの場所。

作業用コピー: これにより、現行の作業用コピーがコピーされます。

ヘッド・リビジョン: これにより、ヘッド・リビジョン(リポジトリ内の最新のリビジョン)がコピーされます。

リビジョンの使用: これにより、テキスト・ボックスで指定したリビジョンがコピーされます。選択できるリビジョンのリストを表示するには、「リスト・リビジョン」をクリックします。

TO: 宛先の場所。

コメント: 説明コメント(オプション)。

新規ブランチ/タグへの切替え: このオプションを選択すると、既存の作業用コピーは新規ブランチに切り替えられます。

「OK」をクリックすると、下部に「SVNコンソール - ログ」ペインが表示され、実行されたコマンドに関するメッセージが示されます。

関連項目

バージョニングの使用

3.142 Subversion: Subversionからのチェックアウト

このダイアログ・ボックスは、Subversionリポジトリに保存されているファイルやフォルダの最初のローカル・コピーを作成するためにSubversionリポジトリからモジュールをチェックアウトする際に使用します。Subversionリポジトリの外に保存されるこのローカル・コピーで作業をします。Subversionの「作業用コピー」はこの場所とこの場所内のファイルで構成されます。

ノート: Subversionには「チェックイン」手順がないため、更新したファイルをチェックインしたり、次にそのファイルでの作業が必要になった場合に再度チェックアウトしないようにしてください。かわりに、ファイルのローカル・コピーで作業を完了した後、それをSubversionリポジトリにコミットしてファイルを最新の状態に保ちます。また、他の開発者によりSubversionリポジトリにコミットされたローカル・コピーの変更内容を取り込む必要がある場合は、それを更新します。

宛先: チェックアウトされたファイルの格納先となるフォルダ。この宛先が空でない場合、このディレクトリにチェックアウトするかどうかを尋ねる警告メッセージが表示されます。(空でない宛先へのファイルのチェックアウトの試行は、宛先を指定したときの誤りの結果か、またはユーザーの意図の可能性があります。)

リビジョンの使用: このオプションを選択すると、テキスト・ボックスで指定したリビジョンが使用されます。使用可能なリビジョンを表示するには、双眼鏡アイコンをクリックします。

深さ: チェックアウトするファイルを選択する場合の再帰レベルを示し、無限大(バージョン・ブラウザの階層で選択されている項目の下のすべてのレベルのすべての子)から「空」(このアイテムのみで子はなし)までのいずれかになります。

関連項目

バージョニングの使用

3.143 Subversion: リソースのコミット

このダイアログ・ボックスは、個々のファイルをSubversionリポジトリにコミットするために使用します。ファイルが、まだコミットされていない変更された親の子である場合は、まず親をコミットするか、作業用コピーをコミットする必要があります。

コミットされたファイルでリポジトリ内のファイルが置換されて最新ファイルとなります。それ以降にこれらのファイルからチェックアウトまたは更新をする他の開発者には、リポジトリ内に保持されていた以前のバージョンと比較してファイルが変更されたことが表示されます。

ファイル・リスト: Subversionリポジトリにコミットするファイルの名前と物理的な場所のリストを表示します。

ロックの保持: コミットしようとしているファイルに対して以前取得したロックを保持します。これは、他の開発者はファイルに加えた変更をまだコミットできないことを意味します。

コメント: コミット・アクションに付けるコメント。特定のファイルのバージョンのリストを表示すると、これらのコメントが表示されます。

テンプレートまたは前のコメント: 「コメント」ボックス用のコメント・テキストを含むテンプレート

関連項目

バージョニングの使用

3.144 Subversion: 作業用コピーのコミット

このダイアログ・ボックスは、作業用コピーをSubversionリポジトリにコミットするために使用します。コミットされたファイルでリポジトリ内のファイルが置換されて最新ファイルとなります。それ以降にこれらのファイルからチェックアウトまたは更新をする他の開発者には、リポジトリ内に保持されていた以前のバージョンと比較してファイルが変更されたことが表示されます。

ファイル・リスト: Subversionリポジトリにコミットする作業用コピーの名前と物理的な場所のリストを表示します。

ロックの保持: コミットしようとしているファイルに対して以前取得したロックを保持します。これは、他の開発者はファイルに加えた変更をまだコミットできないことを意味します。

コメント: コミット・アクションに付けるコメント。特定のファイルのバージョンのリストを表示すると、これらのコメントが表示されます。

関連項目

バージョニングの使用

3.145 Subversion: チェックアウトの確認

このダイアログ・ボックスは、リポジトリのブランチ、タグまたはトランクからではなく、リポジトリ・ルートからチェックアウトしようとすると表示されます。ルートからのチェックアウトを続行する場合は「はい」をクリックし、この要求を取り消す場合は「いいえ」をクリックします。

次回このメッセージを表示しない: このオプションを有効にすると、これ以降リポジトリ・ルートからのチェックアウトを要求した場合にこのダイアログ・ボックスは表示されなくなり、「はい」をクリックした場合と同様の操作が実行されます。

関連項目

バージョニングの使用

3.146 Subversion: リモート・ディレクトリの作成

このダイアログ・ボックスを使用すると、Subversionリポジトリで接続用のリモート・ディレクトリを作成できます。

ディレクトリ名: 指定したURLに関連付けるディレクトリ名。

コメント: 説明コメント(オプション)。

関連項目

バージョニングの使用

3.147 Subversion: Subversionリポジトリの作成

この情報は、Subversionリポジトリの作成に適用されます。リポジトリへの接続は自動的に作成されます。バージョニングおよびSubversionのData Modelerサポートの詳細は、「バージョニングの使用」を参照してください。

リポジトリ・パス: 新しいSubversionリポジトリの場所。「参照」をクリックすると、場所を選択できます。

ファイルシステム・タイプ: リポジトリのデータ記憶域システム・タイプ。システムの選択の詳細は、http://svnbook.red-bean.com/の「Subversionによるバージョン管理」を参照してください。

  • ネイティブ: オペレーティング・システムで使用されているファイルシステム・タイプ。

  • Berkeley DB: Berkeley DBデータベースがデータ記憶域システムとして使用されます。

接続名: この接続の名前。このボックスを空白のままにすると、リポジトリの場所のURLに基づいた名前が与えられます。

関連項目

バージョニングの使用

3.148 Subversion: Subversion接続の作成/Subversion接続の編集

この情報は、Subversion接続の作成または編集に適用されます。バージョニングおよびSubversionのData Modelerサポートの詳細は、「バージョニングの使用」を参照してください。

リポジトリURL: Subversionリポジトリの場所の完全で有効なURL。URLスキーマおよびそれらがマップされるアクセス方法は、次のとおりです。

  • file:/// -- ダイレクト・リポジトリ・アクセス(ローカル・ディスク上)

  • http:// -- WebDAVプロトコルを介したSubversion-aware Apacheサーバーへのアクセス

  • https:// -- http://と同じですが、SSL暗号化を使用します

  • svn:// -- カスタム・プロトコルを介したsvnserveサーバーへのアクセス

  • svn+ssh:// -- Same as svn://と同じですが、SSHトンネルを使用します

接続名: この接続の名前。このボックスを空白のままにすると、リポジトリの場所のURLに基づいた名前が与えられます。

ユーザー名: リポジトリでユーザーおよびパスワードの検証を必要とする場合にリポジトリで認識されるユーザー名。

パスワード: 指定したユーザーのパスワード(パスワードが不要な場合は空白)。

読取りアクセスのテスト: Subversionリポジトリへの読取りアクセスのための接続の確立を試行します。

ステータス: テストの結果(成功またはエラー・メッセージ)が表示されます。

関連項目

バージョニングの使用

3.149 Subversion: リソースの削除

このダイアログ・ボックスを使用して、リポジトリで選択したリソース(ファイルまたはディレクトリなど)を削除します。

コメント: 削除を説明するコメント。

関連項目

バージョニングの使用

3.150 Subversion: 構成ファイルの編集

このダイアログ・ボックスは、「バージョニング: Subversion: 一般」プリファレンス・ペインの「serverの編集」をクリックすると表示されます。Subversion構成ファイルを直接変更できます。

リセット: 行われた変更を破棄し、ダイアログ・ボックスを開いたままにします。

変更を保存してボックスを閉じる場合は「OK」、変更を破棄してボックスを閉じる場合は「取消」をクリックします。

関連項目

バージョニングの使用

3.151 Subversion: ファイルのエクスポート

このダイアログ・ボックスは、Subversionリポジトリからローカルのファイル・システム・ディレクトリにファイルをコピーするか、または作業用コピーをローカルのファイル・システム・ディレクトリに直接コピーするために使用します。

作業用コピーのパス: エクスポート用にコピーされるファイルの場所。「Subversion」コントロールの下にあるファイルのみがエクスポートされます。

宛先パス: ファイルのコピー先にするディレクトリを含むパス。

関連項目

バージョニングの使用

3.152 Subversion: Subversion接続のエクスポート

このダイアログ・ボックスは、ファイルに対する現在の1つ以上のSubversion接続の詳細をエクスポートするために使用します。この詳細情報を後でファイルからインポートすれば、接続を再作成できます。

ファイル名: 接続の詳細が格納されているファイルの場所と名前であるか、または「参照」ボタンを使用してファイルや場所を参照します。

接続: 詳細をエクスポートする1つ以上の接続を選択します。

関連項目

バージョニングの使用

3.153 Subversion: 履歴

このダイアログ・ボックスには、Subversionファイルのバージョン履歴情報が表示されます。

関連項目

バージョニングの使用

3.154 Subversion: 無視

このダイアログ・ボックスは、コメントファイル名を識別するファイルまたはパターンを、Subversionによって無視される必要がある内容としてマークするために使用します。(このダイアログ・ボックスでは、指定した内容に対してsvn:ignoreプロパティが設定されます。)

多くの場合、ディレクトリにはバージョン管理の対象としないようにする必要があるファイルが含まれています。たとえば、デバッグ操作やバッチ操作のログ・ファイルには、追跡またはマージが不要ですが、多くの場合、これらのファイルはプロジェクトの共有コードと同じディレクトリにあります。このようなファイルは、Subversionによって無視されるようにマークする必要があります。

関連項目

バージョニングの使用

3.155 Subversion: Subversion接続のインポート

このダイアログ・ボックスは、以前に作成したファイルからSubversion接続の詳細をインポートするために使用します。

ファイル名: 接続の詳細が格納されているファイルの場所と名前であるか、または「参照」ボタンを使用してファイルや場所を参照します。

接続: 詳細をインポートする1つ以上の接続を選択します。インポートする接続がすでに同じURLで存在する場合は、インポートする接続の詳細で既存の接続の詳細を上書きするかどうかの確認を求められます。

関連項目

バージョニングの使用

3.156 Subversion: Subversionへのインポート

このウィザードは、ソース・ファイルをSubversionリポジトリにインポートするために使用し、1つ次のステップに進む場合は「次へ」、1つ前のステップに戻る場合は「戻る」をクリックします。

宛先

インポートしたファイルが保存されるSubversionリポジトリおよびリポジトリ内のディレクトリを識別するために使用します。

リポジトリ接続: インポートしたファイルを保存するSubversionリポジトリの接続。

パス: インポートしたファイルを保存するためのSubversionリポジトリ内のディレクトリ。

ソース

ソース・ディレクトリ: Subversionにインポートするソース・ファイルを含むディレクトリ。最初は、ウィザードの起動時に選択した項目に基づいたパスを含んでいます。

コメント: インポートしたファイルに付けるコメント・テキスト。コメントは、Subversionリポジトリ内のファイルに対して記録され、ファイルのバージョン履歴で参照できます。コメント・テキストを入力する必要があり、入力せずに「終了」をクリックしてインポート操作を実行しようとするとエラーが発生します。

フィルタ

インポート操作に適用されるフィルタ。1つ以上のフィルタを適用しない場合は、左矢印キーを使用してそれらを「選択したフィルタ」から「使用可能なフィルタ」に移動します。必要に応じて、右矢印キーを使用してフィルタを「使用可能なフィルタ」から「選択したフィルタ」に移動できます。

新規: インポート操作に適用する新しいフィルタを作成できるダイアログ・ボックスを表示します。新しいフィルタは「選択したフィルタ」リストに追加されます。

オプション

インポート操作に固有のオプションを設定できます。

再帰しない: このオプションを有効にすると、ソース・ページで指定したディレクトリの下にあるディレクトリからはファイルがインポートされなくなります。

チェックアウトの実行 : このオプションを有効にすると、インポート後にインポートしたソース・ファイルがチェックアウトされます。

サマリー

インポート操作用に選択されたオプションを表示します。変更を行うには、「戻る」をクリックします。操作を実行するには、「終了」をクリックします。

関連項目

バージョニングの使用

3.157 Subversion: リソースのロック

このダイアログ・ボックスは、チェックアウトされた1つ以上のファイル(作業用コピー)に対してSubversionのロック操作を実行するために使用します。

ファイル・リスト: ロックするファイルの名前と物理的な場所のリストを表示します。個々にファイルを選択したり、選択解除できます。

ロックのスティール: 既存のすべてのロックを解除し、使用するためにファイルを再ロックします。基礎となるsvn lockコマンドに--forceオプションを追加します。

コメント: アクションに付けるコメント。

関連項目

バージョニングの使用

3.158 Subversion: マージ

マージ操作では、1つのブランチの変更を別のブランチにコピーするか、または1つのブランチの変更をトランク(開発のメイン・ライン)にコピーします。通常これは、別の開発者の作業を自分のファイルに反映する場合および個人的な開発作業を開発のメイン・ラインに戻す場合に使用します。

マージは、Subversionリポジトリ内の2つのリビジョンのコンテンツを比較し、Subversionの作業用コピーに差違を適用して作成します。その後マージの結果を開発のメイン・ラインで使用する場合は、通常の方法で作業用コピーをSubversionリポジトリにコミットします。

次の項目を指定します。

  • マージ・タイプ: 「選択したリビジョン範囲のマージ」「ブランチの再統合」、または「2つの異なるツリーのマージ」

  • マージ・リソース

  • マージ・オプション

「マージ・タイプ」の選択項目は、選択後の表示内容に次のように影響します。

マージするURL(元)とその(開始)リビジョン: 比較のベースにするリソース。(「URL(先)」ボックスに入力したリソースが、ここに入力したリソースと比較されます。)

リポジトリからのヘッド・リビジョン: Subversionに最も最近コミットされたリソースに対して比較を実行します。

リビジョンの使用: Subversionリポジトリ内の特定のリビジョン番号のリソースに対して比較を実行します。選択すると、付随するテキスト・ボックスが使用できるようになります。その後、テキスト・ボックスにリビジョン番号を入力するか、「リスト・リビジョン」ボタンをクリックして、必要なリビジョンを選択できます。

マージするURL(先)とその(終了)リビジョン: 「URL(元)」ボックスで選択したベース・リソースと比較するリソース。

URL"元"と同じ: 比較対象の両方の要素に対して同じベース・リポジトリの場所を使用します。

祖先を無視: 開始リビジョンと終了リビジョンを比較するときに、Subversionリポジトリ内のリソース間の関係を無視します。この機能を選択すると、リソース間に共通の祖先がない場合でも、比較対象のリソースと同じ名前のリソースが残されます。代替方法として、同じ名前のリソースよりも日付が前のリソースが削除されて、後の日付のリソースで置き換えられるようにすることもできます。

テスト実行: Subversionの作業用コピーに変更を適用せずに比較を実行します。比較結果は「メッセージ - ログ」ウィンドウに表示されます。

関連項目

バージョニングの使用

3.159 Subversion: 保留中の変更

このウィンドウには、ローカルまたはリモートで追加、変更または削除されたファイル、他バージョンの同じファイルと内容が競合するファイル、およびソース制御ファイルに追加されていないファイルが表示されます。このウィンドウは、ファイルのローカル・ソース制御の状態を変更するアクションを初めて開始するときに自動的に開きます。このウィンドウは、手動で開くこともできます。

このウィンドウには、送信変更(ローカルで追加、変更または削除されたファイルおよびリモート・ファイルと内容が競合するローカル・ファイル)、候補(ローカルで作成され、ソース制御に追加されていないファイル)および受信変更(リモートの場所で追加、変更または削除されたファイル)が表示されます。

ドロップダウン・リストから有効範囲を選択して、「保留中の変更」ウィンドウに表示されるファイルを制限できます。デフォルトの有効範囲は「アクティブ・アプリケーション」であり、ナビゲータで現在選択されているアプリケーションからファイルが表示されます。

ツールバーのボタンを使用して、ウィンドウにリスト表示されたファイルに適したソース・コントロール処理を実行できます。ボタンをクリックすると、操作がただちに開始する場合と、処理を進める前にオプションを選択できるダイアログ・ボックスが表示される場合があります。

関連項目

バージョニングの使用

3.160 Subversion: プロパティ

このダイアログ・ボックスは、バージョン・ナビゲータの接続の下のノードを右クリックして「プロパティ」を選択すると表示されます。選択したオブジェクトのプロパティとプロパティ値が表示されます。

関連項目

バージョニングの使用

3.161 Subversion: Subversionから削除

このダイアログ・ボックスは、リストされているファイルをSubversionリポジトリから削除する処理を開始するために使用します。

「OK」をクリックすると、リストされているファイルが、「保留中の変更」ウィンドウの「送信」タブに表示されます。個々のファイルまたはファイルが属する作業用コピーを次にコミットすると、「Subversion」ダイアログからファイルが削除されます。

関連項目

バージョニングの使用

3.162 Subversion: リポジトリ・ブラウザ

このダイアログ・ボックスは、ブランチ、マージ、切替えの各機能を使用するときに、Subversionリポジトリの場所を選択するために使用します。このダイアログの場所は、ディレクトリおよびオブジェクトとして表示されます。選択した場所は、最終的にはこのダイアログからURLとして返されます。

リポジトリ接続: 必要な場所がすでに存在している場合は、ブラウザ・ツリーからそれを選択します。

新しい場所を作成するには、親ディレクトリに移動して、「新規リモート・ディレクトリの作成」アイコンを選択します。これによって、親オブジェクトの場所が(URLの形式で)表示されるダイアログ・ボックスが開き、その下の新しい場所となるディレクトリに名前を付けることができます。

関連項目

バージョニングの使用

3.163 Subversion: ローカルでの変更の回復

このダイアログ・ボックスは、ファイルを以前の状態に回復するために使用します。

ファイルの内容が変更されている場合は、ベース・リビジョンにファイルが回復されます。ファイルが追加されたが、まだコミットされていない場合は、「未追加」ステータスに回復されます。「保留中の変更」ウィンドウで、ファイルが「削除をスケジュール済」になっている場合は、ナビゲータに戻して追加され、以前のステータスが設定されます。

ファイル・リスト: 回復するファイルの名前と物理的な場所のリストを表示します。

再帰的: 選択したオブジェクトの子オブジェクトにも再帰的に回復操作を行う場合に選択します。

関連項目

バージョニングの使用

3.164 Subversion: 切替え

このダイアログ・ボックスは、指定したリポジトリとリビジョンから指定したファイルの現在の作業用コピーを更新するために使用します。

URL(元): 現在の作業用コピーに関連付けられているリポジトリの場所の完全なURL。

URL(先): 現在の作業用コピーを更新するために使用するリポジトリの場所の完全なURL。

ヘッド・リビジョン: ヘッド・リビジョン(リポジトリ内の最新のリビジョン)を更新操作に使用します。

リビジョンの使用: テキスト・ボックスで指定したリビジョンを更新操作に使用します。選択できるリビジョンのリストを表示するには、「リスト・リビジョン」をクリックします。

関連項目

バージョニングの使用

3.165 Subversion: リソースのロック解除

このダイアログ・ボックスは、ロックされ、チェックアウトされた1つ以上のファイル(作業用コピー)に対してSubversionのロック解除操作を実行するために使用します。

ファイル・リスト: ロック解除するファイルの名前と物理的な場所のリストを表示します。個々にファイルを選択したり、選択解除できます。

強制ロック解除: 既存のすべてのロックを解除し、ファイルをロック解除します。基礎となるsvn lockコマンドに--forceオプションを追加します。

関連項目

バージョニングの使用

3.166 Subversion: リソースの更新

このダイアログ・ボックスは、他の開発者がSubversionリポジトリにコミットした変更を自分のローカル・コピーに組み込むために使用します。

ファイル・リスト: Subversionリポジトリの内容で更新するファイルの名前と物理的な場所のリストを表示します。

リビジョンの使用: Subversionリポジトリ内の特定のリビジョンの内容でファイルを更新します。隣のテキスト・ボックスにリビジョン番号を入力します。選択しない場合、ファイルはヘッド・リビジョンで更新されます。

外部を無視: 外部定義処理で作成された外部作業用コピーに対し、更新操作を適用しない場合に選択します。外部定義は、複数のリポジトリからデータを取得するために使用します。詳細は、Subversionのドキュメントを参照してください。

再帰的: 選択したオブジェクトの子オブジェクトに再帰的に更新操作を行わない場合には選択を解除します。

関連項目

バージョニングの使用

3.167 Subversion: 作業用コピーの更新

このダイアログ・ボックスは、Subversionリポジトリの内容で個々のファイルを更新するために使用します。

ファイル・リスト: Subversionリポジトリの内容で更新するファイルの名前と物理的な場所のリストを表示します。

リビジョンの使用: Subversionリポジトリ内の特定のリビジョンの内容でファイルを更新します。隣のテキスト・ボックスにリビジョン番号を入力します。選択しない場合、ファイルはヘッド・リビジョンで更新されます。

外部を無視: 外部定義処理で作成された外部作業用コピーに対し、更新操作を適用しない場合に選択します。外部定義は、複数のリポジトリからデータを取得するために使用します。詳細は、Subversionのドキュメントを参照してください。

再帰的: 選択したオブジェクトの子オブジェクトに再帰的に更新操作を行わない場合には選択を解除します。

関連項目

バージョニングの使用

3.168 Subversion: バージョニングのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、現在選択されているファイルまたはフォルダに関する一般情報およびバージョニング情報が表示されます。

関連項目

バージョニングの使用

3.169 Subversion: XMLメタデータ・コンパレータ

特定のプロパティの値に競合がある場合、このダイアログ・ボックスを使用して解消します。

フィルタ: 表示されるプロパティのリストを制御します。

「変更時間」プロパティの検討: このオプションを有効にすると、最終変更のタイムスタンプが異なる同一コンテンツを持つ2つのプロパティが別のものとしてみなされ、競合が発生する可能性があります。このオプションを無効にすると、プロパティの比較で、作成タイムスタンプが無視されます。

「詳細」タブ: プロパティごとに、プロパティ名、「マージ」をクリックするとマージされるかどうかを示す「選択済」ボックス、ボックスの上部に表示される左および右の列のプロパティの値が表示されます。

マージ: 指定したプロパティ定義をマージします。

閉じる: マージせずにダイアログ・ボックスを閉じます。

関連項目

バージョニングの使用

3.170 サブビューのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、サブビューのプロパティが表示されます。(「論理ダイアグラムおよびサブビュー」「リレーショナル・ダイアグラムおよびサブビュー」も参照してください)

一般

名前: サブビューの名前。

参照可能: Data Modelerウィンドウにサブビュー・ダイアグラムを表示するかどうかを制御します。また、オブジェクト・ブラウザでサブビューを右クリックした後、コンテキスト・メニューで「ダイアグラムの表示」または「ダイアグラムを非表示」を選択して表示を制御することもできます。

コメント、注意、サマリー

3.171 表のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、リレーショナル・モデルに含まれる表のプロパティが表示されます。

この表定義に関連する特定のタイプのオブジェクトに現在のネーミング規則を適用するには、「ネーミング規則」をクリックします。たとえば、CHECK制約にネーミング規則を適用して、表レベル制約にPRODUCTS_Checkという名前を付けた場合、名前はPRODUCTS_CK(表名がPRODUCTSの場合)に変更されます。

一般

名前: 表の名前。

ロング・ネーム: relational-model-name:table-name形式のロング・ネーム

エンジニア: リバース・エンジニアリング操作時に表を考慮するかどうかを制御します。このオプションを無効にすると、この表とそのプロパティは、リレーショナル・モデルが論理モデルにリバース・エンジニアされるときに考慮されません。

主キー名: 表の主キーの名前。

一時表の有効範囲: 「一時」として分類される表の場合、「セッション」や「ディメンション」などの有効範囲を指定できます。

空間表として登録: SDO_GEOMETRY型の列を持つ表に対して、空間索引を作成し、USER_SDO_GEOM_METADATAビューに適切なエントリを挿入します。

型置換の許可: 参照が無効になっている構造型または表に適用される構造型の場合、DDLでの置換構造型の生成が許可されるかどうかを制御します。

DDLでの生成: DDLが生成されるときに、表を作成するための文を含めるかどうかを制御します。

リレーションシップとしてエンジニアリング: エンジニアリングの際にリレーションシップ属性が作成されるかどうかを制御します。(リレーションシップはダイアグラムで表示または非表示にできます。)表が交差部表の基準に適合する場合は、このオプションを選択すると、表が多対多(m:n)の関係としてエンジニアリングされます(外部キー列以外の列はリレーションシップの属性になります)。

エンジニアリング中の列の並替えを許可: このオプションを有効にした場合、表が論理モデルにエンジニアリングされるときにData Modelerは関連付けられたエンティティの属性を並び替えることができます(たとえば、より重要だとみなされる属性を先頭に配置するなど)。(この動作は、多くの列が含まれる表の場合に特に役立ちます。)このオプションを有効にしない場合、エンティティの属性は関連付けられた列の表定義での順序と同じ順序で配置されます。

「マテリアライズド問合せ」表: その表に関連するSQL問合せがあるかどうかを示します。Oracleデータベースについては、このオプションは、その表がマテリアライズド・ビューとして実装されているかどうかが示されます。

「詳細」タブ

表に対して現在定義されている列がリストされます。各列のプロパティには、名前とデータ型に加え、列が主キー(PK)、外部キー(FK)、必須フィールド(必須を表すM)のいずれであるかが含まれます。

列を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックします。列を削除するには、その列を選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。列のプロパティを表示するには、名前の左側のセルをダブルクリックします。

「概要」タブ

各列のプロパティ(名前とデータ型、主キー(PK)または外部キー(FK)であるかどうか、必須(M)、非推奨(D)、コメント、RDBMSのコメントおよびノート)がリストされます。必要に応じてフィールドを編集できます。

「セキュリティ」タブ

各列および関連するすべてのセキュリティ関連プロパティ(個人情報(PII)を含めるか、機密情報を含めるかまたは表示時にマスクすべきか)がリストされ、使用するマスク・テンプレートが適切なマスク・テンプレートを示すリストで示されます(「マスク・テンプレート管理」を参照)。

主キー

表の現在の主キー(ある場合)を表示し、主キーを変更できます。

一意制約

すべての一意制約がリストされます。一意制約を追加、変更および削除できます。制約ごとに、値が一意である必要がある列または一意の値の組合せを持つ必要のある複数の列を指定します。

索引

表に対して現在定義されている索引がリストされます。各索引のプロパティには、名前と状態に加え、表の作成時に索引を生成するかどうかが含まれます。

索引を追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックします。索引を削除するには、その索引を選択して「削除」(X)アイコンをクリックします。索引のプロパティを表示するには、名前の左側のセルをダブルクリックします。

表レベル制約

検証ルール(有効なデータに対してtrueと評価する必要のある式)によって定義されたすべての表レベル制約がリストされます。

外部キー

表に対して現在定義されている外部キーがリストされます。各キーのプロパティには、名前、親表および削除ルールに加え、表の作成時に外部キー制約を生成するかどうかが含まれます。

外部キーを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックし、外部キーを削除するには、その外部キーを選択して「削除」(X)アイコンをクリックし、外部キーのプロパティを表示するには、外部キーをダブルクリックするか、名前の左のセル内をダブルクリックします。

ネストされた列

属性を持つ構造データ型に基づく列ごとに、各属性が(column-name.attribute-name形式で)リストされます。属性ごとに、それが主キー(PK)、外部キー(FK)、必須フィールド(必須を表すM)のいずれであるかを指定できます。

OIDオプションおよび主キー列

OID(オブジェクト識別子)設定、および構造型に基づく主キー列が表示されます。

OIDは主キー: OIDが表の主キーであるかどうかを示します。

ユーザー定義またはシステム生成: OIDがユーザー定義であるのか、データベース・システムによる生成であるのかを示します。

構造型に基づく表の主キー列: 構造型に基づく主キー列の列名とデータ型を表示します。

ボリュームのプロパティ

ボリューム: 最小値: 表の最小データ・ボリューム。

ボリューム: 予想値: 表の予想または通常のデータ・ボリューム。

ボリューム: 最大値: 表の最大データ・ボリューム。

増加率: パーセント: 次のフィールドで指定される期間ごとの表の予想増加率(%)。

増加率: 年/月/日: 予想増加率が適用される期間(年、月または日)。

正規形: 表に必須の正規形(データベースの正規化)(「なし」、「第1」、「第2」、「第3」または「第4」)。

十分に正規化されたか: 「はい」は、モデルが十分に正規化されていることを示します。「いいえ」は、モデルが十分に正規化されておらず、リレーショナル・モデルでさらに正規化が必要な場合があることを示します。

空間プロパティ

現在定義されているすべてのOracle Spatial and Graphのプロパティを表示します(各プロパティは、表のデータ列(SDO_GEOMETRY型またはSDO_GEOMETRYオブジェクトを戻すファンクション)を構成します)。「空間定義のプロパティ」を表示するには、項目の名前をダブルクリックします。

列グループ

列グループに関する情報が表示され、その情報を使用して、関連する列をグループ化し、ユーザー・インタフェースの生成に使用することができます。たとえば、Nameという名前の列グループには、列first_nameおよびlast_nameを含めることができ、Addressという名前の列グループには、列street_address、city、stateおよびpostal_codeを含めることができます。

列グループを追加するには、「追加」(+)アイコンをクリックして、列グループ名を指定し、必要な列を選択して、その列を右側に移動し、オプションで、「ノート」ボックスに説明テキストを入力してます。列グループを削除するには、そのエントリを選択して、「削除」(X)アイコンをクリックします。

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

スクリプト

SQL文が特定の時間または段階(表の削除または名前変更前、表の作成前、表の作成後、表に指定されたスクリプトの終了時)に自動的に実行されるように指定できます。たとえば、MY_TABLEという名前の表の「作成の後」に、次の文を指定できます(「DDLスクリプトに含める」も選択します)。

INSERT INTO my_table SELECT * FROM your_table

DDLスクリプトに含める: 指定した文のテキストを、表を作成するために生成するDDLスクリプトに含めるかどうかを制御します。

分類タイプ

エンティティの分類タイプ: 「ファクト」、「外部」、「ディメンション」、「ロギング」、「サマリー」および「一時」。

「ダイアグラム: 分類タイプ」設計のプロパティでは、ダイアグラム内で各分類タイプに対して使用される色を指定できます。

リダクション・ポリシー

ポリシー名: リダクション・ポリシーの名前。

有効: ポリシーが有効になっているかどうかを示します。

DDLでの生成: DDLを生成するときに、リダクション・ポリシーが考慮されるかどうかを示します。

: 実際のデータがユーザーに表示されるかどうかを決定するために定義する式。このフィールドを空白のままにすると、マスクされていないデータはユーザーに表示されます。

「コメント」、「注意」、「影響分析」、「測定」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.172 表からビュー

選択したリレーショナル・モデルで表に基づくビューを作成します。このダイアログは、「ツール」→「表からビュー」ウィザードをクリックすると表示されます。

選択したリレーショナル・モデルの表が表示されます。すべての表または一部を選択し、任意でネーミング規則を指定して「生成」をクリックします。選択した表ごとに、ビューが作成されます。各ビューでは表のすべての列が選択されますが、必要に応じて、後でビュー定義を変更できます。デフォルトでは(ネーミング規則を指定しなかった場合)、各ビュー名は関連する表名に接頭辞としてV_が付いたものになります。たとえば、表名がBOOKSの場合、関連するビュー名のデフォルトはV_BOOKSになります。

ネーミング規則: ビュー名に接頭辞としてV_のかわりに付ける任意の変数(リレーショナル・モデル名または表名、あるいは特定の順序でその両方)が表示されます。ネーミング規則の変数を選択するためのダイアログ・ボックスを表示するには、「変数の追加」をクリックします。たとえば、リレーショナル・モデル名がLibraryで、表名がBOOKSであるとします。

  • 表名のみを指定すると、生成されるビューの名前はBOOKSになります。つまり、すべてのビューは、関連する表と同じ名前を持つことになります。

  • モデル名のみを指定すると、生成されるビューの名前はLibraryになります。モデル名で始まり、そのモデル名にjv1jv2などが追加された名前はすべてのビューに存在するため、このオプションを選択することはお薦めしません。

  • モデル名と表名の両方を指定すると、生成されるビューの名前はLibraryBOOKSになります。

3.173 表DDL変換スクリプト

表に生成されたDDLに追加できるスクリプトを作成、テストおよびデバッグできます。「ツール」>「設計ルールおよび変換」>「表DDL変換」を選択すると表示されます。

アクティブなスクリプト・セット: 使用可能なスクリプトのセットがリストされ、リストでセットを追加および削除できます。

セット詳細: 選択したスクリプトの詳細が示され、セットの名前と説明を変更し、作成前作成するかわり作成後およびスクリプトの最後の1つ以上のカスタム・スクリプトを定義できます。(作成するかわりは、表および関連コンポーネントに対するDDLの組込みの生成を抑制するため、サポート対象外データベースにDDL生成を実装できます。)

スクリプト: 選択したスクリプト・セット内のスクリプトの詳細を表示および変更できます。テストする表とそのライブラリ(ある場合)および使用するメソッド(ある場合)を選択します。テキスト・ボックスに実際のスクリプト・コードを入力して編集します。

ボタン:

  • テスト: スクリプトをテストし、DDLプレビュー・ウィンドウを開いて、生成されたDDLを表示します。

  • デバッグ: デバッグを可能にします。DDLプレビューは含まれません。

  • 開くn: DDLプレビュー・ウィンドウを開きます。

3.174 電話のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、ビジネス情報オブジェクトの一種である電話オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: 電話オブジェクトの名前。

電話番号: 電話番号(ニーズに応じた任意の書式)。たとえば、国際ダイヤルに国コードを含めることができます。

電話タイプ: 電話のタイプ(ニーズに応じた任意の書式)。例: 携帯、会社、自宅。

連絡先

関連するすべての連絡先がリストされます。連絡先のプロパティを表示するには、その名前をダブルクリックします。(「連絡先のプロパティ」も参照してください。)

コメント、サマリー

3.175 変換パッケージ

このダイアログ・ボックスには、プロセス・モデルに含まれる変換パッケージ・オブジェクトのプロパティが表示されます。詳細は、「変換プロセスおよびパッケージ」を参照してください。

名前: 変換パッケージの名前。

コメント: 説明コメント・テキスト(オプション)。

3.176 変換<task-name>

このダイアログ・ボックスには、プロセス・モデルに含まれる変換タスク・オブジェクトのプロパティが表示されます。

一般

名前: 変換タスクの名前。

コメント: 説明コメント・テキスト(オプション)。

参照可能: Data Modelerウィンドウに変換タスクを表示するかどうかを制御します。

ソース

すべてのソースを表示するか選択したソースを並べて表示し、項目を選択して矢印アイコンを使用し、項目を一方から他方へ移動することができます。

ターゲット

すべてのターゲットを表示するか選択したターゲットを並べて表示し、項目を選択して矢印アイコンを使用し、項目を一方から他方へ移動することができます。

プライマリ変換

変換タスクの主要な変換を表示します。主要な変換のプロパティを表示するには、その名前をダブルクリックします。(「変換のプロパティ」も参照してください。)

3.177 変換のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、プロセス・モデルに含まれる変換のプロパティが表示されます。

一般

名前: 変換の名前。

シノニム: 変換のシノニム。

ソースのフィルタ条件:

ソースの結合条件:

プライマリ: 関連する変換タスクの主要な変換であるかどうかを制御します。

情報構造

関連するすべての情報構造がリストされます。情報構造のプロパティを表示するには、その名前をダブルクリックします。(「情報構造のプロパティ」も参照してください。)

処理済属性

変換によって処理されたすべての属性がリストされます。属性のプロパティを表示するには、その名前をダブルクリックします。(「属性のプロパティ」も参照してください。)

処理済エンティティ

変換によって処理されたすべてのエンティティがリストされます。エンティティのプロパティを表示するには、その名前をダブルクリックします。(「エンティティのプロパティ」も参照してください。)

ソースとターゲット間のマッピング

変換のすべてのターゲットおよびソースを表示します。ターゲット要素ごとに、変換のタイプ「そのまま」、「導出」、「集約」が含まれます。「要約」または「複合式」。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.178 変換フローのプロパティ

このダイアログ・ボックスには、プロセス・モデルに含まれる変換フローのプロパティが表示されます。

一般

名前: 変換フローの名前。

シノニム: 変換フローのシノニム。

ソース: クリックすると、入力パラメータが表示されます。

宛先: クリックすると、関連する変換の「変換のプロパティ」が表示されます。

ロギング・フロー: フローがロギング操作専用かどうかを制御します。ロギング・フローを個別に作成すると、情報の追跡を簡略化できます。

操作: 変換フローで実行可能な操作のタイプ(作成、読取り、更新、削除)を指定します。

情報構造

関連するすべての情報構造がリストされます。情報構造のプロパティを表示するには、その名前をダブルクリックします。(「情報構造のプロパティ」も参照してください。)

外部データ

関連するすべての外部データ・オブジェクトがリストされます。外部データ・オブジェクトのプロパティを表示するには、その名前をダブルクリックします。

システムの目的

この変換フローのシステムの目的の説明。

「コメント」、「注意」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.179 TSDPポリシーのプロパティ

このタイアログ・ボックスには、TSDP(透過的機密データ保護)ポリシーのプロパティが表示されます。『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』の「透過的機密データ保護の使用」の章で説明されている概念および技術を理解する必要があります。また、DBMS_TSDP_PROTECTパッケージ(『Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス』を参照)も理解する必要があります(DBMS_TSDP_MANAGEパッケージと組合せて、TSDPポリシーを構成するインタフェースとなります)。

一般

名前: ポリシー名。

DDLでの生成: DDL文の生成時に、ポリシーの作成を含めるかどうかを制御します。

サブポリシー

1つまたは複数の特定のポリシー(サブポリシー)を指定して、TSDPポリシーを構成できます。各サブポリシーに対して、「名前」、「式」、「マスク・テンプレート」、「長さ」、「親スキーマ」および「親表」を指定します。

オプションで、各サブポリシーに関する「コメント」および「注意」を入力できます。

コメント、注意、サマリー

3.180 型管理

このダイアログ・ボックスは、「ツール」→「型管理」をクリックすると表示されます。これを使用すると、サポートされる特定のデータベース製品に対して論理データ型とネイティブ・データ型のマッピングを管理し、論理型を追加および削除できるようになります。

ネイティブ型に対する論理型

左側のリストで型を選択すると、各論理型について、サポートされる各データベース製品の型に対するマッピングが表示されます。

論理型を追加してマッピングを指定するには、「追加」をクリックします。論理型を削除するには、型を選択して「削除」をクリックします。論理型(事前定義済またはユーザー定義)のマッピングを変更するには、変更する型を選択して「変更」をクリックし、目的のデータベース製品に対するマッピング情報を指定します。

論理型に対するネイティブ型

サポートされる各データベース製品について、そのネイティブ型とData Modelerの論理型の間でマッピングを表示することができます。

3.181 型からドメイン

選択したモデルのデータ型(論理、リレーショナルまたは組合せ)に基づいて、ドメインを作成します。このダイアログは、「ツール」→「型からドメイン・ウィザード」をクリックすると表示されます。

このウィザードは、論理モデルのエンティティの属性に関連付けられている型およびリレーショナル・モデルの表の列に基づいてドメインを生成する便利な方法を提供します。

生成したドメイン定義を後で編集または削除する場合、「ドメイン管理」ダイアログ・ボックスを使用してできます。

新規ドメインの作成: 作成した新しいドメインが既存のドメインと同じ名前の場合に、既存のドメイン定義を上書きするかどうかを制御します。生成された新しいドメインが同じ名前を持つ場合に、このオプションを有効にすると、これらの既存のドメイン定義が上書きされ、このオプションを無効にすると、既存のドメインは上書きされません。

3.182 接続できません

このボックスは、SQL Developerをインターネットに接続できないことを通知します。指定したHTTPプロキシ・サーバーの接続情報が無効か、またはサーバーを利用できないことが原因の可能性があります。

3.183 一意識別子(UIDまたはキー)のプロパティ

このダイアログ・ボックスには、論理モデルに定義されるオブジェクトである候補キーのプロパティが表示されます。

一般

名前: キーの名前。

シノニム: キーのシノニム。

ロング・ネーム: 表示目的の長い名前。

状態: キーの状態または目的(「主キー」または「一意キー」)

属性とリレーション

キー定義に追加可能な属性およびリレーションが左側に、索引定義に含まれる属性およびリレーションが右側に表示されます。属性およびリレーションを選択して、矢印キーを使用して一方から他方へ移動できます。

エンジニアリング先

フォワード・エンジニアリング操作でこのキーを伝播する必要があるリレーショナル・モデルを指定できます。

エンジニア: フォワード・エンジニアリング操作時にキーを指定されたリレーショナル設計(モデル)に伝播するかどうかを制御します。

「コメント」、「注意」、「影響分析」、「測定」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「サマリー」

3.184 ビューのプロパティ(論理モデル)

このダイアログ・ボックスには、論理モデルのビューのプロパティが表示されます。

一般

名前: ビューの名前。

クエリー・ビルダー: クリックすると、クエリー・ビルダー・インタフェースが表示され、これを使用して、表、列およびその他の情報を指定すると、クエリーからビューを作成できます。クエリー・ビルダーでは、次のことができます。

  • メイン領域へ表をドラッグ・アンド・ドロップすること、含める列をクリックして選択すること、問合せのSQLを表示、コピーおよび貼付けすること、SQLを編集またはメイン・ダイアグラムを反映して読取り専用にすることができます。

  • 「メタデータ・オブジェクトをダイアログ別にフィルタ」によって、多数のメタデータ・オブジェクトがある場合にオブジェクトを簡単に検索できるようになります。

  • 「構造ツリーの表示」で、クエリーの構造ビューを表示します。

  • 「基準リストの表示」で、SELECT文の基準を指定します。指定により、WHERE句とすべてのGROUP BY、HAVINGおよびORDER BY句に影響を与える可能性があります。

構造型に基づく: 構造型に基づくビューの型の名前。

ビュー・タイプ: ビューのタイプ(エンティティ・ビューまたは名前付きビュー)。

エンジニアリング先

フォワード・エンジニアリング操作でこのビューを伝播する必要があるリレーショナル・モデルを指定できます。

エンジニア: フォワード・エンジニアリング操作時に、指定されたリレーショナル設計(モデル)にビューを伝播するかどうかを制御します。

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

「コメント」、「注意」、「影響分析」、「測定」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「動的プロパティ」、「サマリー」

3.185 ビューのプロパティ(リレーショナル・モデル)

このダイアログ・ボックスには、リレーショナル・モデルのビューのプロパティが表示されます。

リレーショナル・モデル・ダイアグラムのビューでは、ビュー名の横にステータスを示すアイコンが表示される場合があります。

  • (アイコンなし): ビューは解析済で有効です。

  • 感嘆符が付いた黄色の三角形: 旧バージョンのData Modelerで作成されたかインポートされた、未解析の古いスタイルのビュー。このようなビューを解析するには、ダイアグラムでそのビューのボックスを右クリックして「古いスタイルのビューの解析」を選択します。

  • 感嘆符が付いた赤色の三角形: 無効なビュー。たとえば、解析後にビュー内のオブジェクト名が変更され場合や、ビューに無効な構文がある場合などです。ビューを検証にするには、ダイアグラムでそのビューのボックスを右クリックして「選択済のビューを検証」を選択します。

一般

名前: ビューの名前。

クエリー・ビルダー: クリックすると、クエリー・ビルダー・インタフェースが表示され、これを使用して、表、列およびその他の情報を指定すると、クエリーからビューを作成できます。クエリー・ビルダーでは、次のことができます。

  • メイン領域へ表をドラッグ・アンド・ドロップすること、含める列をクリックして選択すること、問合せのSQLを表示、コピーおよび貼付けすること、SQLを編集またはメイン・ダイアグラムを反映して読取り専用にすることができます。

  • 「メタデータ・オブジェクトをダイアログ別にフィルタ」によって、多数のメタデータ・オブジェクトがある場合にオブジェクトを簡単に検索できるようになります。

  • 「構造ツリーの表示」で、クエリーの構造ビューを表示します。

  • 「基準リストの表示」で、SELECT文の基準を指定します。指定により、WHERE句とすべてのGROUP BY、HAVINGおよびORDER BY句に影響を与える可能性があります。

構造型に基づく: 構造型に基づくビューの型の名前。

OID列: オブジェクト識別子(OID)の列名。

スキーマ: ビューを所有しているデータベース・ユーザーのスキーマ。指定されない場合は、現在のスキーマ名が使用されます。

問合せにスキーマ名を含める: スキーマ名が指定されている場合、ビューの問合せのオブジェクトにそのスキーマ名の接頭辞が付けられます。

オブジェクトのみの使用: ビューで指定されたオブジェクトを使用する、リレーショナル・モデルの名前。

型置換の許可: DDLで置換構造型の生成が許可されるかどうかを制御します(該当する場合)。

DDLでの生成: DDLが生成されるときに、ビューの定義を含めるかどうかを制御します。

問合せのテスト: データベース接続を指定し、ビューの問合せをテストできるダイアログ・ボックスを表示します。

構造型のビューに対するSQL

構造型のビューに対するSQL文。

RDBMSのコメント

このモデリング・オブジェクトに基づいて生成されるデータベース・オブジェクトに含めるコメント・テキスト。

スクリプト

削除/名前変更前: ビューの削除または名前変更の前に実行する文。

作成前: ビューの作成前に実行する文。

作成後: ビューの作成後に実行する文。

スクリプトの最後: スクリプトで他のすべての文の実行後に実行する文。

DDLスクリプトに含める: 定義済のイベント(削除前、スクリプトの最後など)で生成されたDDLに、ユーザー定義のスクリプトを含むことができるようにします。

「コメント」、「注意」、「影響分析」、「測定」、「変更リクエスト」、「責任者」、「ドキュメント」、「動的プロパティ」、「サマリー」

3.186 ビューから表

選択したリレーショナル・モデルでビューに基づく表を作成します。このダイアログは、「ツール」→「ビューから表ウィザード」をクリックすると表示されます。

選択したリレーショナル・モデルのビューが表示されます。すべてのビューまたは一部を選択し、任意でネーミング規則を指定して「生成」をクリックします。選択したビューごとに、表が作成されます。各表ではビューのすべての列が選択されますが、必要に応じて、後でビュー定義を変更できます。デフォルトでは(ネーミング規則を指定しなかった場合)、各表名は関連するビュー名に接頭辞としてT_が付いたものになります。たとえば、ビュー名がBOOKSの場合、関連する表名のデフォルトはT_BOOKSになります。

ネーミング・ルール: 表名に接頭辞としてT_のかわりに付ける任意の変数(リレーショナル・モデル名またはビュー名、あるいは特定の順序でその両方)が表示されます。ネーミング規則の変数を選択するためのダイアログ・ボックスを表示するには、「変数の追加」をクリックします。たとえば、リレーショナル・モデル名がLibraryで、ビュー名がBOOKSであるとします。

  • ビュー名のみを指定すると、生成される表の名前はBOOKSになります。つまり、すべての表は、関連するビューと同じ名前を持つことになります。

  • モデル名のみを指定すると、生成される表の名前はLibraryになります。モデル名で始まり、そのモデル名にjt1jt2,などが追加された名前はすべての表に存在するため、このオプションを選択することはお薦めしません。

  • モデル名とビュー名の両方を指定すると、生成される表の名前はLibraryBOOKSになります。

3.187 ウィンドウ

このダイアログ・ボックスは、「Data Modeler」ウィンドウの右側のタブを右クリックして「Windows」を選択すると表示されます。現在開いているすべての編集ペインがリストされます。

アクティブにする: フォーカスを選択したペインに移動して、ダイアログ・ボックスを開いたままにします。

閉じる: 選択したペインを閉じ、ダイアログ・ボックスを開いたままにします。

名前をダブルクリックすると、フォーカスがそのペインに移動し、ダイアログ・ボックスが閉じます。