6 Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームのプロビジョニング
Oracle Database Applianceには、システムを再イメージ化し、アプライアンスを仮想化プラットフォームとして構成するオプションがあります。
ノート:
Standard EditionおよびStandard Edition 2のOracle Real Application Cluster (Oracle RAC)データベースをプロビジョニングできますが、Oracle Database Appliance上の仮想化プラットフォームでOracle VM仮想化を使用し、サーバー・ライセンスごとに単一ソケットの制限に従う必要があります。単一ソケットの制限とは、サーバー当たり最大18個のコアを2の倍数で使用できることを意味します。残りのコアはアプリケーションに使用できます。- システムが仮想化OSイメージで構成されているかどうかの確認
Oracle Database Applianceに仮想化プラットフォームをデプロイする前に、システムに仮想化OS ISOイメージがあるかどうかを確認します。 - 仮想化プラットフォームの設定
両方のノードでdom0
仮想化オペレーティング・システムを設定し、初期パブリック・ネットワークを構成します。 - 仮想化プラットフォーム・ソフトウェアのインストールとアプライアンスのデプロイ
仮想化プラットフォームのODA_BASEドメインをデプロイしてから、アプライアンスをデプロイします。
システムが仮想化OSイメージで構成されているかどうかの確認
Oracle Database Applianceに仮想プラットフォームをデプロイする前に、システムに仮想化OS ISOイメージがあるかどうかを確認します。
Oracle Database Applianceには、工場出荷時にベア・メタルISOイメージがインストールされています。仮想化機能を使用するには、仮想化OS ISOイメージを使用してシステムを再イメージ化する必要があります。
ベア・メタル・システムでは、odacli
コマンドとodaadmcli
コマンドを使用します。仮想化システムでは、oakcli
コマンドを使用します。
次のステップを実行し、Oracle Database Applianceを再イメージ化して仮想化プラットフォームのISOイメージをインストールする必要があるかどうかを判断します。
仮想化プラットフォームの設定
両方のノードでdom0
仮想化オペレーティング・システムを設定し、初期パブリック・ネットワークを構成します。
仮想化されたオペレーティング・システム・イメージは、両方のノードで同時にプロビジョニングするか、順番にプロビジョニングする必要があります。