AUTOREFRESHキャッシュ・グループ属性の概要

AUTOREFRESHキャッシュ・グループ属性は、CREATE CACHE GROUP文を使用して読取り専用キャッシュ・グループまたはユーザー管理キャッシュ・グループを作成する場合に指定できます。

AUTOREFRESHは、キャッシュされたOracle Database表でコミットされた変更が、TimesTenキャッシュ表に自動的にリフレッシュされるように指定します。読取り専用キャッシュ・グループには、デフォルトで自動リフレッシュが定義されます。

自動リフレッシュ属性のデフォルト設定は、次のとおりです。

  • 自動リフレッシュ・モードはINCREMENTALです。

  • 自動リフレッシュの間隔は5分です。

  • 自動リフレッシュの状態はPAUSEDです。

AUTOREFRESHキャッシュ・グループ属性を使用するキャッシュ・グループに対して一意索引を作成する場合は、制約違反を回避するために索引が非一意索引に変更されます。Oracle Database表に対して同じ文を処理すると更新競合が発生する可能性があるため、一意索引によって制約違反が発生する可能性がありますが、TimesTenでは各行の更新が個別に処理されます。キャッシュされているOracle Database表に一意索引が存在する場合は、Oracle Database表で一意性が確保されるため、TimesTenで再度確認する必要はありません。

次の各項では、各自動リフレッシュ属性について説明します。