5 TimesTenデータベースとOracleデータベース間で変更を送信する方法

TimesTenデータベースとOracle Database間で、変更を手動でまたは自動的に送信できます。

  • キャッシュ・グループの手動ロード: LOAD CACHE GROUP文またはREFRESH CACHE GROUP文を使用して、Oracle Database表からTimesTenキャッシュ表にキャッシュ・インスタンスを手動でロードまたはリフレッシュできます。

  • コミットされた変更の手動伝播: FLUSH CACHE GROUP文を使用して、TimesTenキャッシュ表に対するコミットされた変更を、キャッシュされたOracle Database表に伝播します。

  • キャッシュ・グループの自動リフレッシュ: AUTOREFRESHキャッシュ表属性を使用してキャッシュ・インスタンスが自動的にリフレッシュされるようにできます。自動リフレッシュは、明示的または動的にロードされるキャッシュ・グループに対して定義できます。

  • リクエストに応じたデータの動的ロード: DYNAMICキーワードを使用してキャッシュ・グループを定義すると、キャッシュ・グループ内のデータはリクエストに応じて動的にロードされます。

  • Oracle Databaseへの変更の自動伝播: TimesTenキャッシュ表でPROPAGATEキャッシュ表属性を構成すると、コミットされた変更は、キャッシュされたOracle Database表に自動的に伝播されます。

これらの各方法の概要は、「TimesTenデータベースとOracleデータベース間での変更の送信」を参照してください。

ノート:

SQL文またはSQL Developerを使用すると、この章のほとんどの処理を実行できます。SQL Developerの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQL Developerサポート・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

次の各項では、次の処理について説明します。