プライマリおよびスタンバイのOracleデータベースの構成

プライマリおよびスタンバイのOracleデータベースを使用してActive Data Guardを作成および構成する場合は、必ず構成にTimesTenキャッシュ環境をサポートする特定の構成を含めます。

  1. フラッシュバック問合せを使用するように、プライマリとスタンバイの両方のOracleデータベースを構成します。『Oracle Database 2日でデータベース管理者』「リカバリ設定の構成」を参照してください。

  2. TimesTenデーモン・プロセスおよびアプリケーション・クライアントがフェイルオーバー・イベントおよびスイッチオーバー・イベントにより速く応答するように、Data Guard BrokerでData Guard構成を管理する必要があります。『Oracle Data Guard Broker』を参照してください。

  3. Oracleクラスタ内のプライマリとスタンバイの両方のOracle Databaseでサポートしているデータベース・サービスを2つ作成します。一方のデータベース・サービスはプライマリOracle Databaseを指し、もう一方はフィジカル・スタンバイOracle Databaseを指します。これらは、ロールベースのサービスまたはシステム・トリガーのいずれかを介して作成できます。

    詳細は次の各項を参照してください。