動的ロードの有効化または無効化

DynamicLoadEnable接続属性を使用して動的ロードを有効または無効にできます。

  • 0: 現在の接続について、単一の動的キャッシュ・グループへのOracle Databaseデータの動的ロードを無効にします。

  • 1 (デフォルト): 現在の接続について、単一の動的キャッシュ・グループへのOracle Databaseデータの動的ロードを1文ごとに有効にします。

DynamicLoadEnableオプティマイザ・ヒントを設定して、特定のトランザクションの単一キャッシュ・インスタンスの動的ロードを一時的に有効または無効にできます。次のいずれかの方法によりDynamicLoadEnableオプティマイザ・ヒントを設定します。

  • ttIsqlユーティリティのset dynamicloadenableコマンドを使用します。

  • DynamicLoadEnableフラグを希望の値に設定し、ttOptSetFlag組込みプロシージャをコールします。次の例では動的ロードを1に設定しています。

    call ttOptSetFlag('DynamicLoadEnable', 1)

ノート:

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』「DynamicLoadEnable」「ttIsql」および「ttOptSetFlag」を参照してください。

接続属性は、SQLSetConnectOption ODBC関数(ODBC 2.5)またはSQLSetConnectAttr関数(ODBC 3.5)を使用して設定することもできます。『Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者ガイド』「ODBC 2.5 SQLSetConnectOptionおよびSQLGetConnectOptionのオプションのサポート」および「ODBC 3.5 SQLSetConnectAttrおよびSQLGetConnectAttrの属性サポート」を参照してください。