Oracle Databaseへのトランザクションの伝播の監視

AWTキャッシュ・グループでは、レプリケーション・エージェントを使用してOracle Databaseにトランザクションを非同期に伝播するため、これらのトランザクションがOracle Databaseで完全に処理されたことをレプリケーション・エージェントが確認するまで、トランザクションはトランザクション・ログ・バッファおよびトランザクション・ログ・ファイルに保持されます。

ttLogholds組込みプロシージャを使用して、これらのトランザクションの伝播を監視できます。

ttLogHolds組込みプロシージャをコールすると、AWTキャッシュ・グループの伝播用に保持されているトランザクション・ログを識別するために、説明フィールドには_ORACLEと表示されます。

Command> call ttLogHolds();
< 0, 18958336, Checkpoint                    , cache1.ds0 >
< 0, 19048448, Checkpoint                    , cache1.ds1 >
< 0, 19050904, Replication                   , ADC6160529:_ORACLE >
3 rows found.

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseレプリケーション・ガイド』「レプリケート・ログ・レコードの表示」を参照してください。

また、Oracle Databaseへのパラレル伝播を構成することによってパフォーマンスを向上させることもできます。「Oracle Databaseへのパラレル伝播を使用したAWTスループットの向上」を参照してください。