READONLYキャッシュ表属性

READONLYキャッシュ表属性は、ユーザー管理キャッシュ・グループ内のキャッシュ表に対してのみ指定できます。

READONLYは、キャッシュ表が直接更新されないように指定します。デフォルトでは、ユーザー管理キャッシュ・グループ内のキャッシュ表は更新可能です。

すべてのキャッシュ表が読取り専用である読取り専用キャッシュ・グループとは異なり、ユーザー管理キャッシュ・グループでは、READONLYキャッシュ表属性を使用して、個々のキャッシュ表を読取り専用に指定できます。

READONLYキャッシュ表属性を使用する場合は、次の制限が適用されます。

  • キャッシュ・グループでAUTOREFRESHキャッシュ・グループ属性を使用する場合は、すべてのキャッシュ表でREADONLYキャッシュ表属性を指定するか、またはいずれのキャッシュ表にもREADONLYキャッシュ表属性を指定しないようにする必要があります。

    AUTOREFRESHキャッシュ・グループ属性の使用方法の詳細は、「キャッシュ・グループの自動リフレッシュ」を参照してください。

  • READONLYPROPAGATEキャッシュ表属性の両方を同じキャッシュ表で使用することはできません。

    PROPAGATEキャッシュ表属性の使用方法の詳細は、「PROPAGATEキャッシュ表属性」を参照してください。

  • 1つ以上のキャッシュ表でREADONLYキャッシュ表属性もPROPAGATEキャッシュ表属性も使用していない場合を除いて、キャッシュ・グループに対してFLUSH CACHE GROUP文を発行できません。

    FLUSH CACHE GROUP文の詳細は、「ユーザー管理キャッシュ・グループのフラッシュ」を参照してください。

  • キャッシュ表にREADONLYキャッシュ表属性が指定されると、キャッシュ・グループを削除して再度作成する場合を除いて、この属性を変更できません。