キャッシュ・エージェントの起動

キャッシュ・エージェントは、TimesTenデータベースのキャッシュ関連関数の多くを管理するTimesTenデーモン・プロセスです。キャッシュ・エージェントは手動で起動できます。

次のように、キャッシュ・エージェントを起動します:

  • TimesTen Scaleoutでは、ttGridAdmin dbCacheStartコマンドを使用して、グリッド内のすべてのインスタンスでキャッシュ・エージェントを起動します。『Oracle TimesTen In-Memory Database Scaleoutユーザーズ・ガイド』「TimesTen Scaleoutのキャッシュ・エージェントの起動」を参照してください。

  • TimesTen Classicでは、TimesTenキャッシュ管理ユーザーとしてttCacheStart組込みプロシージャをコールします:

    Command> call ttCacheStart;

    また、CACHE_MANAGER権限を持つTimesTen外部ユーザーとしてttAdmin -cacheStartユーティリティ・コマンドを実行することによって、コマンドラインからキャッシュ・エージェント起動することもできます。

    % ttAdmin -cacheStart cache1