CipherSuites

CipherSuites属性は、クライアント設定に応じて、使用できる暗号スイートをリストします。

次の暗号スイートの1つ以上をカンマで区切って、優先順位に従って指定します:
  • SSL_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256
  • SSL_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384
  • SSL_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256
デフォルト設定はありません。

この属性は、クライアントとサーバーの両方に対して設定する必要があります。TLSを使用するには、サーバーおよびクライアント設定に1つ以上の共通スイートが含まれている必要があります。

詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseセキュリティ・ガイド』「クライアント/サーバー用のTLSの構成」を参照してください。

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性はTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

設定

CipherSuitesは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル

CipherSuites

SSL_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256SSL_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384、あるいはその両方をカンマ区切りで望ましい順に指定します。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

「Oracle TimesTen Client DSN Setup」ダイアログの「Encryption」フィールド。

SSL_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256SSL_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384、あるいはその両方をカンマ区切りで望ましい順に指定します。