ドライバ

Driver属性はTimesTen ODBCドライバの名前を指定します。

たとえば、Windowsシステムでは、この値はTimesTen Client 22.1になります。

UNIXおよびLinuxシステムでは、Driver属性の値は、TimesTen ODBCドライバ共有ライブラリ・ファイルtimesten_home/install/lib/libtten.soのパス名です。

詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「LinuxおよびUNIXでのTimesTen ClassicのDSNの作成」を参照してください。

一般的な使用例は、次のような標準的なODBCのリファレンス・ドキュメントを参照してください:

https://docs.microsoft.com/en-us/sql/odbc/reference/syntax/odbc-api-reference

必要な権限

インスタンス管理者のみがこの属性の値を変更できます。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

Driverを次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

Driver

ドライバ・マネージャを使用する場合、TimesTen ODBCドライバの共有ライブラリ・ファイルのパス名を指定します。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

「Create New Data Source」ダイアログから、ドライバを選択します。

TimesTenおよびそのリリースのクライアント・ドライバを指定します。