IncludeInCore

IncludeInCore属性により、アプリケーションではTimesTen共有メモリーをアプリケーション・コア・ダンプに含めるかどうか、およびそのメモリーのどの部分を含めるかを制御できます。

単一のアプリケーション・プロセスから単一のTimesTenデータベースに対して複数の接続が存在する場合、プロセスの最新の接続のIncludeInCore値によって、ダンプするコア・ファイルの部分が判別されます。

クライアント/サーバー接続の場合、設定はTimesTenサーバーに渡されてから、ダイレクト・ドライバに渡されます。

TimesTenデーモンは、常にあらゆるものをダンプします。

ここで説明している設定は加算的です。たとえば、DBヘッダーおよびその他の固定割当てと永続領域の場合は、IncludeInCoreに3 (1+2)を設定します。DBヘッダー、その他の固定割当てと永続領域、一時領域およびログ・バッファの場合は、15 (1+2+4+8)を設定します。

必要な権限

DBヘッダーおよびその他の固定割当てを含めるには、ADMIN権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

IncludeInCoreは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

IncludeInCore

0 - このデータベース接続に関連付けられた共有メモリーをすべてのコア・ファイルから除外します。

1 - このデータベースのDBヘッダーとその他の固定割当てをコア・ファイルに含めます。これはリクエストした他の情報を理解するために必要となります。

2 - このデータベースの永続領域をコア・ファイルに含めます。

4 - このデータベースの一時領域をコア・ファイルに含めます。

8 - このデータベースのログ・バッファをコア・ファイルに含めます。

16 - このデータベースのPL/SQL共有メモリーをコア・ファイルに含めます。

デフォルト値は255です。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし