データベースのオープンまたはクローズ

オプション

ttAdminには、データベースをオープンまたはクローズするための次のオプションがあります。

オプション 説明

-close

ユーザー接続に対してデータベースをクローズします。

データベースがユーザー接続に対してクローズされると、新しい接続の試行は失敗しますが、既存の接続に影響はありません。

-connStr connection_string

データベースの場所、ドライバ、および必要に応じてその他の接続属性設定を指定するODBC接続文字列。

DSN

管理するデータベースのODBCデータソース名。

-open

ユーザー接続に対してデータベースをオープンします。

作成時、デフォルトでデータベースはユーザー接続に対してオープンです。

-ramLoad

-ramPolicymanualの場合にのみ有効です。これにより、データベースがRAMにロードされます。

database1 DSNをオープンするには、次のようにします。

% ttAdmin -open database1

アンロードされてクローズされた状態からdatabase1 DSNをロードしてオープンするには、次のようにします。

% ttAdmin -ramLoad -open database1

database1 DSNをクローズするには:

% ttAdmin -close database1

アンロードされてオープンの状態からdatabase1 DSNをロードしてクローズするには、次のようにします。

% ttAdmin -ramLoad -close database1

ノート

データベースのクローズ状態やオープン状態がttAdminまたはttRestorettRepAdminなどの他のユーティリティを使用して変更されないかぎり、データベースはロードされた状態やRAMポリシーに関係なく、ユーザー接続に対してクローズ状態またはオープン状態のままになります。

-openまたは-closeオプションを-ramLoad以外のオプションと組み合せて使用すると、ttAdminはエラーを返します。

クローズされたデータベースをクローズしようするか、オープンしているデータベースをオープンしようとすると、エラーが返されます。