SQLQueryTimeout
データベースがSQL文を実行する必要がある制限時間(秒単位)を指定するには、この属性を使用します。
この属性によって、Oracle Databaseで処理中のキャッシュ操作が停止されることはありません。このような操作には、PassThrough文、フラッシング、手動ロード、手動リフレッシュ、同期ライトスルーおよび伝播が含まれます。
SQLQueryTimeout
およびSQLQueryTimeoutMSec
属性はどちらも、1つのタイムアウト値(ミリ秒)に内部的にマップされます。これらの属性に異なる値が指定された場合は、1つの値のみが保持されます。
SQLQueryTimeout
/SQLQueryTimeoutMsec
値はTransactionTimeout
値より小さくする必要があります。TransactionTimeout
値はTTC_Timeout
値より小さくする必要があります。
詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』の「SQLおよびPL/SQLのタイムアウト値の選択」を参照してください。
ノート:
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SQL問合せタイムアウト(
SQLQueryTimeout
またはSQLQueryTimeoutMsec
)を使用すると、TimesTenの動作はベスト・エフォートが基準になります。タイムアウトが指定された時間内に実際に発生することは保証できません。 -
SQL問合せタイムアウトは動的ロード中に考慮されますが、動的ロードでOracleデータベースへの新しい接続が必要な場合(この場合、接続の完了が許可されます)は除きます。接続は正常に終了したが、動的ロードがタイムアウトした場合、接続は保持されます。
必要な権限
この属性の値の変更に権限は必要ありません。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。設定
SQLQueryTimeout
は次のように設定します。
属性の設定場所 | 属性の表示 | 設定 |
---|---|---|
CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicの |
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Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ |
該当なし |