ReplicationTrack

追跡ベース・パラレル・レプリケーションを管理する場合、この属性はレプリケーション追跡に接続を割り当てます。

接続によって発行されたすべてのトランザクションは、追跡が変更されないかぎり、この追跡に割り当てられます。

追跡ベース・パラレル・レプリケーションを開始するには、ReplicationParallelism属性の値を設定して、パラレルで適用されるレプリケーションの追跡数を指定する必要があります。ReplicationApplyOrderingも2に設定する必要があります。

TTREP.REPPEERSシステム表のTrack_ID列(『Oracle TimesTen In-Memory Databaseシステム表およびビュー・リファレンス』を参照)は、接続に関連付けられているトラックを示します。

ALTER SESSION SQL文(『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』を参照)を使用して、セッション内でこの属性の値を割当てまたは変更できます。例:

ALTER SESSION SET REPLICATION_TRACK=4;

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性はTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

設定

ReplicationTrackは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル

ReplicationTrack

n - 接続によって発行されるトランザクションで使用するレプリケーション追跡を指定するための1から64の整数です。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし