ttBookmark

このプロシージャは、TimesTenトランザクション・ログに関する情報を返します。
トランザクション・ログ内のレコードは、次の整数のペアによって識別されます。
  • トランザクション・ログ・ファイル番号。

  • そのトランザクション・ログ・ファイルのオフセット。

トランザクション・ログ・ファイル番号は、トランザクション・ログ・ファイルに指定されたファイル・システム名に対応します。たとえば、トランザクション・ログ・ファイルSalesData.log29のトランザクション・ログ・ファイル番号は29です。

ttBookmarkの結果行では、次の3つのログ・レコードが識別されます。

  • 最後に書き込まれたログ・レコードの識別。

  • 最後にディスクに書き込まれたログ・レコードの識別。

  • レプリケーション・ブックマーク。レプリケーション・ブックマークとは、更新が別のシステムへレプリケートされていないことを示す、最も古いログ・レコードのことです。

必要な権限

このプロシージャには、権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。

TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。

TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。

関連ビュー

このプロシージャには、次の関連ビューがあります。

SYS.GV$BOOKMARK

SYS.V$BOOKMARK

構文

ttBookmark()

パラメータ

ttBookmarkにパラメータはありません。

結果セット

ttBookmarkは次の結果セットを返します。

説明

writeLFN

TT_INTEGER

最後に書き込まれたトランザクション・ログ・ファイル。

writeLFO

TT_BIGINT

トランザクション・ログ・ファイルに最後に書き込まれたオフセット。

forceLFN

TT_INTEGER

最後にディスクに書き込まれたトランザクション・ログ・ファイル。

forceLFO

TT_BIGINT

最後にディスクに書き込まれたトランザクション・ログ・ファイルのオフセット。

holdLFN

TT_INTEGER

レプリケーション・ブックマークのトランザクション・ログ・ファイル。

holdLFO

TT_BIGINT

レプリケーション・ブックマークのログのオフセット。

CALL ttBookmark();
<379, 60193048,  379, 60192768, -1, -1>
1 row found.