TTC_TCP_KEEPALIVE_PROBES

確認応答のないプローブの送信回数がTTC_TCP_KEEPALIVE_PROBES属性に設定した数を超えると、接続が失敗したとみなされ、クライアントに通知されます。

デフォルトでは、接続に失敗した場合、TimesTen Scaleoutは別のアクティブなサーバーにクライアント接続を送信します。接続が稼働しているか、失敗したかを確認する方法の一環として、TCPソケットがチェックされます。TCP接続が開始されると、一連のタイマーが接続に関連付けられます。これらのタイマーは、TimesTen ScaleoutがいつTCPソケットをチェックして、接続が稼働しているか失敗したかを判別するかを示します。

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

TTC_TCP_KEEPALIVE_PROBESは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

TTC_TCP_KEEPALIVE_PROBES

正の整数値。デフォルトは2です。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

「Oracle TimesTen Client DSN Setup」ダイアログの「TCP KeepAlive Probes」フィールド。

正の整数値。デフォルトは2です。