ttCacheDDLTrackingConfig

このプロシージャは、キャッシュされたOracle Database表に対して発行されたDDL文の追跡を有効または無効にします。デフォルトでは、DDL文は追跡されません。

DDL追跡では、キャッシュされたすべてのOracle Database表の変更履歴が保存されます。DDL追跡表が1つ作成され、キャッシュされた任意のOracle Database表に対して発行されたDDL文が格納されます。この情報を使用して自動リフレッシュの問題を診断できます。

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイド』「キャッシュされたOracle Database表に対して発行されたDDL文の追跡」を参照してください。

必要な権限

このプロシージャには、CACHE_MANAGER権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャは、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttCacheDDLTrackingConfig('trackingStatus')

パラメータ

ttCacheDDLTrackingConfigには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

trackingStatus

TT_VARCHAR(10)

キャッシュされたOracle Database表に対して発行されたDDL文を追跡するかどうかを指定します。有効な値は次のとおりです:

enable - 追跡を有効にします。

disable(デフォルト) - 追跡を無効にします。

結果セット

ttCacheDDLTrackingConfigは結果を返しません。

Command> CALL ttCacheDDLTrackingConfig('enable');

このプロシージャは、キャッシュ操作でのみ使用可能です。