ttCacheDbCgStatus

このプロシージャは、データベースおよび指定されたキャッシュ・グループの自動リフレッシュの状態を返します。パラメータに値を指定しない場合、プロシージャはデータベースの自動リフレッシュの状態を返します。

必要な権限

このプロシージャには、権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャは、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttCacheDbCgStatus([cgOwner], [cgName])

パラメータ

ttCacheDbCgStatusには、次のオプションのパラメータがあります。

パラメータ 説明

cgOwner

VARCHAR2(30)

キャッシュ・グループ所有者のユーザー名を指定します。

cgName

VARCHAR2(30)

キャッシュ・グループ名を指定します。

結果セット

ttCacheDbCgStatusは次の結果を返します。

dbStatus

VARCHAR2(20)

データベース内のすべてのキャッシュ・グループの自動リフレッシュの状態を指定します。次のいずれかの状態になります。

alive - データベースはアクティブです。すべてのキャッシュ・グループの状態はokです。キャッシュ・エージェントは、Oracle Databaseサーバーに繋がっています。

dead - キャッシュ・エージェントはタイムアウト時間内にOracle Databaseに接続できませんでした。すべてのキャッシュ・グループのAUTOREFRESH属性の状態はterminatedです。

recovering - AUTOREFRESH属性が指定されたキャッシュ・グループの一部またはすべてがOracle Databaseサーバーと再同期化中です。少なくとも1つのキャッシュ・グループの状態がrecoveringです。

cgStatus

VARCHAR2(20)

指定されたキャッシュ・グループの自動リフレッシュの状態を指定します。次のいずれかの状態になります。

ok - 指定されたキャッシュ・グループはOracle Databaseと同期化されています。キャッシュ・エージェントは、Oracle Databaseサーバーに繋がっています。

dead - キャッシュ・エージェントはタイムアウト時間内にOracle Databaseに接続できず、指定されたキャッシュ・グループはOracle Databaseサーバーと同期していない可能性があります。

recovering - 指定されたキャッシュ・グループはOracle Databaseサーバーと再同期化中です。

次の例は、データベースの自動リフレッシュの状態がaliveであることを示しています。キャッシュ・グループの自動リフレッシュの状態はokです。

CALL ttCacheDbCgStatus ('terry', 'cgemployees');
< alive, ok >
1 row found.

データベースの自動リフレッシュの状態を確認するには、パラメータを指定せずにttCacheDbCgStatusをコールします。

CALL ttCacheDbCgStatus;
< dead, <NULL> >
1 row found.

このプロシージャは、キャッシュ操作でのみ使用可能です。