ttCacheStart
このプロシージャは、接続しているデータベースに対してTimesTenキャッシュ・エージェントを起動します。
必要な権限
このプロシージャには、CACHE_MANAGER
権限が必要です。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。関連ビュー
このプロシージャには関連ビューはありません。
構文
ttCacheStart()
パラメータ
ttCacheStart
にパラメータはありません。
結果セット
ttCacheStart
は結果を返しません。
例
キャッシュ・エージェントを起動するには、次を使用します:
CALL ttCacheStart ();
ノート
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このプロシージャは、キャッシュ操作でのみ使用可能です。
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データベースに自動リフレッシュ・キャッシュ・グループまたは非同期ライトスルー・キャッシュ・グループがある場合、またはある可能性がある場合は、キャッシュ管理ユーザーIDおよびパスワードを
ttCacheUidPwdSet
組込みプロシージャで設定してから、キャッシュ・エージェントを起動する必要があります。 -
ポリシーをmanualからalwaysに変更することによって、相対パスを使用してデータベースに対してキャッシュ・エージェントを起動しようとすると、TimesTenはTimesTen Data Managerが起動している場所に対する相対パスでデータベースを検索し、失敗します。たとえば、Windows上でデータベースのパスに
DataStore=./payroll
を指定し、この組込みプロシージャでキャッシュ・エージェントを起動しようとしても、TimesTen Data Managerはデータベースを\srv
ディレクトリで検索するため、起動しません。 -
このプロシージャを使用する場合、コールを実行するアプリケーションを含めたすべてのアプリケーションは、データベース・レベルのロック(
LockLevel=1
)を指定する接続を保持することができません。