ttCachePolicySet

このプロシージャは、接続されたデータベースに対してTimesTenキャッシュ・エージェントを実行するタイミングを決定するために使用するポリシーを定義します。ポリシーは、alwaysまたはmanualのいずれかです。

必要な権限

このプロシージャには、CACHE_MANAGER権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttCachePolicySet('cachePolicy')

パラメータ

ttCachePolicySetには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

cachePolicy

TT_VARCHAR(10)
NOT NULL

データベースに対してTimesTenキャッシュ・エージェントを実行するタイミングを決定するために使用するポリシーを指定します。有効な値は次のとおりです:

always - エージェントはデータベースに対して常時実行されます。このオプションは、TimesTenキャッシュ・エージェントをただちに起動します。TimesTenデーモンが再起動されると、自動的にキャッシュ・エージェントが再起動されます。

manual(デフォルト) - ttCacheStart組込みプロシージャまたはttAdmin -cacheStartコマンドのいずれかを使用して、キャッシュ・エージェントを手動で起動する必要があります。ttCacheStop組込みプロシージャまたはttAdmin -cacheStopコマンドのいずれかを使用して、キャッシュ・エージェントを明示的に停止する必要があります。

norestart - エラーが発生した後、データベースに対するキャッシュ・エージェントは再起動されません。

結果セット

ttCachePolicySetは結果を返しません。

TimesTenキャッシュ・エージェントのポリシーをalwaysに設定するには、次のように実行します。

CALL ttCachePolicySet ('always');

ノート

  • このプロシージャは、キャッシュ操作でのみ使用可能です。

  • TimesTenデータベースの場所は常にフルパスで指定します。相対パスが指定された場合、TimesTenはデーモンの作業ディレクトリtimesten_home/infoに相対的に参照します。

  • ポリシーの設定をalwaysに設定すると、キャッシュ・エージェントが停止している場合は自動的に起動されます。