ttClientImport

Transport Layer Securityの場合は、クライアントでttClientImportユーティリティを使用して、クライアント・ウォレット、sys.odbc.ini構成情報およびその他の情報を必要に応じてインポートします。 これは、ttGridAdmin gridClientExportAllコマンド(TimesTen Scaleout内)またはttAdmin -clientExportAll option (TimesTen Classic内)を使用してZIPファイルにエクスポートされた情報です。ウォレットは、サーバー上の場所に従って配置されます。このユーティリティは、UNIX上のsys.odbc.iniファイルまたはWindows上のレジストリをDSN定義で更新します。

詳細および例は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseセキュリティ・ガイド』の「タスク5: TimesTen Classicでの証明書および構成のインポート」および「タスク5: TimesTen Scaleoutでの証明書および構成のインポート」も参照してください。

必要な権限

このユーティリティには、インスタンス管理者の権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このユーティリティは、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています

構文

ttClientImport [-h | -help | -?]

ttClientImport [exportfile]

オプション

ttClientImportには次のオプションがあります。

オプション	説明
-h -help -?	ヘルプ情報を表示します。
exportfile	エクスポートZIPファイルがサーバー上で作成され、クライアントにインポートされるパス。