ttGridAdmin

ttGridAdminユーティリティは、グリッドの作成、データ・インスタンスまたは管理インスタンスの追加または削除、データベースの作成、新しいデータ・インスタンスへのデータの再分散など、グリッド管理のあらゆる側面に使用します。これらの操作の結果となるグリッドおよびデータベース構成は、グリッド・モデルに格納され、それがグリッドのインスタンスに分散されます。(モデルの概要は、「グリッド・モデル」を参照してください。)

ノート:

TimesTen Scaleoutでは、構成ファイル(timesten.confsys.odbc.initnsnames.oraなど)を手動で更新しないでください。

必要な権限

ttGridAdminの実行元である管理インスタンスのインスタンス管理者。ユーザーが、ttGridAdminで作成されたすべてのインスタンスのインスタンス管理者になります。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このユーティリティはTimesTen Scaleoutで特に使用され、グリッドに対して操作を実行するコマンドが用意されています。

構文

一般的な構文(ヘルプ・オプションや、すべてのコマンドに適用されるオプション)は、「ヘルプ・オプションおよび一般オプション」を参照してください。個別のコマンドの構文は、「ttGridAdmin操作」の関連する項を参照してください。