ttHeapInfo
このプロシージャは、データベース内のヒープ・メモリーの使用状況をレポートします。データベース内の各ヒープについて、割り当てられたサイズ、使用中のサイズ、最高水位標(使用中のサイズの最大量)および遅延空きバッファの数が表示されます。
必要な権限
このプロシージャには、権限は必要ありません。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。
TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。
TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。
構文
ttHeapInfo('name')
パラメータ
ttHeapInfo
には、次のパラメータがあります。
パラメータ | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
情報を取得するヒープの名前 指定しない場合、 |
結果セット
ttHeapInfo
は次の結果セットを返します。
列 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
ヒープ・メモリー情報を返す対象のヒープの名前。 |
|
|
ヒープ・メモリーの割当て済サイズ。 |
|
|
使用中のヒープ・メモリーの量。 |
|
|
使用されたヒープ・メモリーの最大量。 |
|
|
遅延している解放済ヒープ・メモリー・バッファの数。 |
例
CALL ttHeapInfo ('sampledb1'); < PERMANENT_0, 2515656, 2404112, 2582856, 0> < PERMANENT_1, 1024, 1024, 1024, 0> ... < INDEX_SNAPSHOT_VALUE_CONFIG_I, 2048, 776, 776, 0> 156 rows found