ttHostNameSet

このプロシージャは、現在のデータベースのデフォルトのローカル・ホスト名を指定します。この値は、現在のセッションのみで使用される値であり、システム全体に対する設定値ではなく、現在のセッションの接続が切断されると無効になります。

マスター/サブスクライバの関係およびレプリケーション・オブジェクトのアクセス権を正しく構成するには、スクリプトが現在実行されているコンピュータをレプリケーション・スキームで使用されるホスト名が参照しているかどうかを、レプリケーションDDLのプロセスで判断できることが必要です。このプロシージャを使用すると、現在のホスト名を確立する必要があるときにはいつでも、レプリケーションDDLのプロセスが使用する現在のセッションのデフォルト・ホスト名をアプリケーションから設定できるようになります。

必要な権限

このプロシージャには、ADMIN権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。

TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。

TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttHostnameSet('hostName')

パラメータ

ttHostNameSetには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

hostName

TT_VARCHAR (200)

ローカル・コンピュータの必要なデフォルト名。デフォルト値をクリアするには、NULLを指定します。

結果セット

ttHostNameSetは結果を返しません。

CALL ttHostNameSet ('alias1');

ノート:

hostNameの値は、localhost127.0.0.1または::1以外の任意のホスト名またはIPアドレスです。既存のレプリケーション・スキームで使用されているローカル・ホスト名と異なる値を、デフォルト・ホスト名に設定することはできません。

関連項目