ttLockLevel
この接続の次のトランザクションとすべての後続トランザクションに対して、行レベルのロックとデータベース・レベルのロックでロック・レベルを変更します。アプリケーションでは、再度
ttLockLevel
を呼び出すことによって、再度ロック・レベルを変更できます。初期値は、LockLevel
接続属性によって異なります。各種ロック・レベルの詳細は、「LockLevel」を参照してください。
必要な権限
このプロシージャには、ADMIN
権限が必要です。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。関連ビュー
このプロシージャには関連ビューはありません。
構文
ttLockLevel('lockLevel')
パラメータ
ttLockLevel
には、次のパラメータがあります。
パラメータ | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
接続で使用するロック・レベル。 |
lockLevel
の値は次の文字列のいずれかで、大文字と小文字は区別されません。
Row
: 行レベル・ロックに設定します。
DS
: データベース・レベル・ロックに設定します。
結果セット
ttLockLevel
は結果を返しません。
例
CALL ttLockLevel ('Row');
ノート
-
このプロシージャは、現在のトランザクションには影響しません。
-
Oracle Databaseから表をキャッシュするには、行レベル・ロックが必要です。
-
このプロシージャは、トランザクション内からコールする必要があります。トランザクションを起動した接続に対する後続のトランザクションに、ロック・レベルを設定します。新しいロック・レベルは、現在のトランザクションには影響しません。次のトランザクションの開始時に有効になります。
関連項目