ttRamPolicySet

このプロシージャは、データベースがメモリーにロードされるタイミングを決定するために使用するポリシーを定義します。ポリシーは、alwaysmanualinUseのいずれかです。

必要な権限

このプロシージャには、ADMIN権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttRamPolicySet('ramPolicy', [ramGrace])

パラメータ

ttRamPolicySetには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

ramPolicy

TT_VARCHAR(10) NOT NULL

データベースをシステムRAMにロードするタイミングを決定するために使用するポリシーです。有効な値は次のとおりです:

always - データベースはシステムRAMに常時存在します。

manual - ユーザーがttAdmin -ramLoadコマンドを使用して明示的にロードする場合にのみ、データベースはシステムRAMにロードされます。

inUse - データベースが使用中(アプリケーションの接続時)にのみシステムRAMにロードされます。このオプションは、一時データベースでは使用できません。一時データベースは手動でのみRAMにロードできます。ポリシーを設定しようとすると、警告が表示されます。

ramGrace

TT_INTEGER

最後のアプリケーションが切断されてから何秒後までデータベースをRAMに保持するかを設定します。この値は、ramPoliyinUseの場合にのみ有効です。このパラメータはオプションであり、省略するか、NULLに設定した場合、既存のramGrace期間は、変更されません。

結果セット

ttRamPolicySetは結果を返しません。

データベースをRAMにロードするポリシーをinUseに設定し、データベースが、最後のアプリケーションが切断された後も10秒間RAMに保持されるようにするには、次のように実行します。

CALL ttRamPolicySet('inUse', 10);

関連項目