ttTail

データベースからTimesTenの内部トレース情報をフェッチして、stdoutに表示します。デフォルトでは、TimesTenはトレース情報を生成しません。 詳細は、「ttTraceMon」を参照してください。

必要な権限

このユーティリティには、ADMIN権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このユーティリティはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

構文

ttTail {-h | -help | -?}
ttTail {-V | -version}
ttTail [-f] {-connStr connection_string | DSN}

オプション

ttTailユーティリティは、次のオプションをサポートします。

オプション 説明

-connStr connection_string

データベースの場所、ドライバ、および必要に応じてその他の接続属性設定を指定するODBC接続文字列。

DSN

トレースの取得元となるデータベースのODBCデータソース名を示します。

-f

トレースの最後に達しても、ttTailは処理を終了せずに継続し、定期的にデータベースのトレース・バッファのポーリングを行って追加のTimesTenトレース・レコードを検索して表示します。たとえば、これはリアルタイムで更新されるトレース・データの表示を生成するのに役立ちます。

-h-help

-?

使用方法のメッセージを出力して終了します。

-V | -version

ttTailのリリース番号を出力し、終了します。

% ttTail database1

ノート:

この情報は、主にTimesTenカスタマ・サポートによる使用を目的としていますが、システム管理者およびシステム開発者に役立つ場合もあります。