TimesTenデータベースおよびOracleデータベースのキャッシュ・グループの削除
このマニュアルのすべての例で、同じキャッシュ・グループを使用しています。このガイドの他のキャッシュ・グループ・タイプを試行する場合は、TimesTenデータベースとOracleデータベースの両方でキャッシュ・グループ(およびそれらのキャッシュ・グループに関連付けられたキャッシュ・メタデータ)を削除します。
キャッシュ・グループおよびそのキャッシュ表を削除するには、DROP CACHE GROUP文を使用します。Oracleデータベースでは、Oracleデータベース内の関連するキャッシュ表のキャッシュを管理するために使用されるメタデータ・オブジェクトが自動的に削除されます。
インスタンス管理者として、ttIsqlユーティリティを使用してcache1 DSNに接続します。
DROP ANY TABLE権限をTimesTenキャッシュ管理ユーザーに付与し、このユーザーがキャッシュ・グループを削除するときに基礎となるキャッシュ表を削除できるようにします。
% ttIsql cache1 Command> GRANT DROP ANY TABLE TO cacheadmin; Command> exit; Disconnecting... Done.
キャッシュ管理ユーザーとして、ttIsqlユーティリティを起動してcache1 DSNに接続します。ttIsqlを使用して、customer_orders読取り専用キャッシュ・グループを削除します。
% ttIsql "DSN=cache1;UID=cacheadmin;PwdWallet=/wallets/cacheadminwallet" Command> DROP CACHE GROUP customer_orders;
customer_ordersキャッシュ・グループとその各キャッシュ表sales.customersおよびsales.ordersは、TimesTenデータベースから削除されます。このキャッシュ・グループのキャッシュ処理を管理するために作成されたメタデータ・オブジェクトは、Oracleデータベースで削除されます。
『Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイド』のキャッシュ・グループの削除を参照してください。