タスク5: レプリケーション・エージェントの起動
非同期ライトスルー処理を実行するには、AWTキャッシュ・グループを含むTimesTenデータベース上でレプリケーション・エージェントが実行されている必要があります。
CREATE ASYNCHRONOUS WRITETHROUGH CACHE GROUP
文を実行すると、TimesTenキャッシュ表上でコミットされた変更を、キャッシュされたOracle Database表に非同期に伝播できるレプリケーション・スキームが作成されます。
AWTキャッシュ・グループを作成した後、キャッシュ管理ユーザーとしてttRepStart
組込みプロシージャをコールすることによって、TimesTenデータベースでレプリケーション・エージェントを起動します。
ノート:
ttRepStart
では、「キャッシュ管理ユーザーの名前およびパスワードの登録」のttCacheUidPwdSet
組込みプロシージャに登録された資格証明を使用してOracleデータベースに接続します。DSNでCacheAdminWallet=1
を設定しているため、資格証明は、キャッシュ管理ユーザー名および両方のキャッシュ管理ユーザーのパスワードを含むOracle Wallet内で渡されます。
AWTキャッシュ・グループを作成した後、TimesTenデータベース上でレプリケーション・エージェントを起動します。ttIsqlを終了します。
Command> CALL ttRepStart;
Command> exit;
Disconnecting...
Done.