静的AWTキャッシュ・グループの検証

これは静的AWTキャッシュ・グループであるため、TimesTenデータベースで行われたすべての変更は自動的にOracleデータベースに伝播されます。

次の例では、新しい行の挿入、既存の行の削除、customersキャッシュ表の既存の行の更新、およびTimesTenデータベースでの変更のコミットを行います。

salesとしてttIsqlに接続してから、次のようにします。

Command> INSERT INTO customers VALUES (342, "West", "Jane Stone");
1 row created.
Command> DELETE FROM customers WHERE cust_num=122;
1 row deleted.
Command> UPDATE customers SET region="East" WHERE cust_num=663; 
1 row updated.
Command> COMMIT;
Command> exit;
Disconnecting...
Done.

これを検証するには、Oracleデータベースに接続します。Oracleデータベース・スキーマ・ユーザーsalesとして、SQL*Plusを使用してcustomer表の内容を問い合せます:

SQL> SELECT * FROM customers;
cust_num  region  name 
-----------------------------------------
342       West    Jane Stone
663       East    Pat Reed

これは、静的AWTキャッシュ・グループの作成方法のクイック・ガイドであるため、静的AWTキャッシュ・グループの概念およびオプションをより詳細に理解するには、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイド』のキャッシュの概念および非同期ライトスルー(AWT)キャッシュ・グループを参照してください。