アーキテクチャの概要

次の項では、TimesTen ClassicおよびTimesTen Scaleoutのアーキテクチャについて説明します。

TimesTen Classicおよびキャッシュのアーキテクチャの概要

この項では、TimesTen Classicおよびキャッシュのアーキテクチャについて説明します。

TimesTen Classicのアーキテクチャは、Oracleデータベースおよびキャッシュ・エージェントが含まれていないこと以外は、キャッシュのアーキテクチャと同じです。図3-1に、キャッシュのアーキテクチャを示します。

図3-1 TimesTen Classicおよびキャッシュのアーキテクチャ

図3-1の説明が続きます。
「図3-1 TimesTen Classicおよびキャッシュのアーキテクチャ」の説明

アーキテクチャを構成するコンポーネントには、共有ライブラリ、メモリー常駐データ構造、データベース・プロセス、管理プログラムなどがあります。アプリケーションからTimesTenデータベースに接続するには、直接リンクまたはクライアント/サーバー接続を使用します。

レプリケーション・エージェントは、マスター・データベースから情報を受信し、サブスクライバ・データベースに送信します。キャッシュ・エージェントは、TimesTen内のキャッシュ・グループとOracleデータベースの間のすべての非同期データ転送を実行します。

「TimesTenのアーキテクチャ」を参照してください。

TimesTen Scaleoutのアーキテクチャの概要

TimesTen Scaleoutを使用すると、1つ以上のホストにインストールされている相互接続されたインスタンスのセットであるグリッドを作成できます。TimesTen Scaleoutを使用すると、このグリッド全体にわたってデータベースのデータを分散できます。

  • 1つ以上のインメモリー・データベース、SQLリレーショナル・データベース、ACID準拠データベースを作成できます。

    各データベースのアーキテクチャを構成するコンポーネントには、共有ライブラリ、メモリー常駐データ構造、データベース・プロセス、管理プログラムなどがあります。アプリケーションからTimesTenデータベースに接続するには、直接リンクまたはクライアント/サーバー接続を使用します。ここでは、これらのコンポーネントについて説明します。

  • (データが含まれ、管理されている)データ・インスタンスは、SQL文およびPL/SQLブロックを実行します。グリッドは各データベース内のデータをデータ・インスタンス間で分散します。

  • グリッドの管理に使用する1つまたは2つの管理インスタンスを作成します。すべてのデータ・インスタンスは、アクティブ管理インスタンスを通じて管理します。

  • 任意の時点で操作可能なデータ・インスタンスを追跡するメンバーシップ・サービスを設定します。メンバーシップ・サービスは3つ以上のメンバーシップ・サーバーで構成されます。

  • データベース全体のデータの分散方法に関係なく、すべてのデータへの完全なアクセス権を使用して、アプリケーションをデータベースに接続できます。

図3-2 TimesTen Scaleoutのグリッド構造

図3-2の説明が続きます。
「図3-2 TimesTen Scaleoutのグリッド構造」の説明

『Oracle TimesTen In-Memory Database Scaleoutユーザーズ・ガイド』TimesTen Scaleoutのアーキテクチャを参照してください。