パススルー機能

アプリケーションでは、キャッシュへの単一接続を使用して、キャッシュ・グループまたはOracleデータベースにSQL文が送信されます。この単一接続の機能は、パススルー機能によって、SQL文をTimesTenのキャッシュ表でローカルで処理できるのか、Oracleデータベースにリダイレクトする必要があるのかを確認することで実現されます。

パススルー機能の設定では、パススルーの対象とする文の種類とそれを実行する状況が指定されます。パススルー機能の具体的な動作は、キャッシュの一般接続属性であるPassThroughによって制御されます。

図7-2 パススルー機能

図7-2の説明が続きます。
「図7-2 パススルー機能」の説明

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイド』パススルー・レベルの設定を参照してください。