JMS/XLAレプリケーションAPI

TimesTen com.timesten.dataserver.jmsxlaパッケージには、この項で示すように、TargetDataStoreインタフェースとTargetDataStoreImplクラスが含まれています。

TargetDataStoreインタフェース

このインタフェースは、ソース・データベースからターゲット・データベースにXLA更新レコードを適用するために使用されます。ソースおよびターゲット・データベース・スキーマは、影響を受けた表で同一である必要があります。

このインタフェースは、表6-17に示すメソッドを定義します。

表6-17 TargetDataStoreのメソッド

メソッド 説明

apply()

XLA更新記述子をターゲット・データベースに適用します。

close()

データベースへの接続をクローズし、リソースを解放します。

commit()

手動コミットを実行します。

getAutoCommitFlag()

自動コミット・フラグの値を返します。

getConnectString()

データベース接続文字列を返します。

getUpdateConflictCheckFlag()

更新の競合を確認するためのフラグの値を返します。

isClosed()

オブジェクトがクローズしているかどうかを確認します。

isDataStoreValid()

データベースが有効であるかを確認します。

rollback()

最後のトランザクションをロールバックします。

setAutoCommitFlag()

適用時に自動コミットのフラグを設定します。

setUpdateConflictCheckFlag()

適用時の更新の競合の確認のフラグを設定します。

TargetDataStoreImplクラス

このクラスは、ターゲット・データベースの接続とXLAハンドラを作成します。これは、TargetDataStoreインタフェースを実装します。