21 TimesTen KubernetesオペレータのHelmチャート

TimesTen CRD、TimesTenオペレータおよびTimesTenClassicオブジェクトをデプロイできる4つのHelmチャートがあります。各チャートには、チャートに固有の変数とデフォルト値が含まれます。チャートの名前は次のとおりです:
  • ttcrd: KubernetesクラスタにTimesTen CRDをデプロイします。このチャートの変数の値は変更できません。

  • ttoperator: KubernetesクラスタのネームスペースにTimesTenオペレータをデプロイします。TimesTenオペレータはネームスペーススコープで実行され、このネームスペースのTimesTenClassicオブジェクトにサービスを提供します。このチャート内の変数に独自の値を定義することもできます。

  • ttclusteroperator: TimesTenオペレータを、Kubernetesクラスタのtimesten-operatorネームスペースにデプロイします。TimesTenオペレータはクラスタスコープで実行され、そのクラスタ内のすべてのネームスペースのTimesTenClassicオブジェクトにサービスを提供します。timesten-operatorネームスペースは、TimesTenオペレータによって作成され、変更できません。このチャート内の変数に独自の値を定義することもできます。

  • ttclassic: TimesTenClassicオブジェクトをデプロイします。TimesTenオペレータは、オブジェクトの定義に基づいてTimesTen Classicデータベースを作成します。このチャート内の変数に独自の値を定義することもできます。

次の項では、ttoperatorチャート、ttclusteroperatorチャートおよびttclassicチャートの値とデフォルト値について説明します。

Helmの使用の詳細は、「TimesTen Kubernetesオペレータ環境でのHelmの使用」を参照してください。