ttclassicチャート

ttclassicチャートは、TimesTen Classicオブジェクトを作成します。

次の表では、ttclassicチャートの変数およびデフォルト値について説明します。インデントおよび大/小文字の区別は、変数ごとに正しい必要があります。フィールドはアルファベット順です。

表21-3 ttclassicチャートの変数

変数 デフォルト

additionalMemoryRequest

TimesTenデータベースに必要な量に加えて要求するメモリーの量を定義する変数。このメモリーは、クライアント/サーバー環境内のTimesTenデーモン、サブデーモン、レプリケーション・エージェント、キャッシュ・エージェントおよびサーバーで使用されます。

デフォルト: 2Gi

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

additionalMemoryRequest: 3Gi

affinity

KubernetesのnodeAffinitypodAffinityおよびpodAntiAffinityパラメータを定義する変数。

デフォルト値はありません。

affinity:
  nodeAffinity:
    requiredDuringSchedulingIgnoredDuringExecution:
      nodeSelectorTerms:
      - matchExpressions:
        - key: topology.kubernetes.io/zone
          operator: In
          values:
          - antarctica-east1
          - antarctica-west1

agentTcpTimeout

TimesTenオペレータがTimesTenエージェントとの通信時にTCPハンドシェイクを待機する時間(秒)を決定する変数。

デフォルトは10です。値0は、タイムアウトがないことを示します。タイムアウトを超えた場合、TimesTenオペレータはエージェントを停止とみなします。

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

agentTcpTimeout: 20

agentTlsTimeout

オペレータがTimesTenエージェントとの通信時にTLS (https)資格証明交換を待機する時間(秒)を決定する変数。

デフォルトは10です。値0は、タイムアウトがないことを示します。タイムアウトを超えた場合、TimesTenオペレータはエージェントを停止とみなします。

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

agentTlsTimeout: 20

annotations

TimesTenClassicオブジェクトに適用される注釈のリスト。

デフォルト値はありません。

annotations:
  x: y

clientTLS

このオプションの変数を使用して、証明書を自動的に生成し、クライアント/サーバーTLS接続を自動的に構成するようにTimesTenオペレータに指示できます。

TimesTenオペレータでこれらの操作を自動的に実行するには、clientTLSを指定する必要があり、clientTLS.autotrueに設定する必要があります。

clientTLSのオプションおよびデフォルトのリストは、TimesTenClassicSpecSpecClientTLSを参照してください。

TimesTenオペレータによる証明書の自動生成およびクライアント/サーバー接続の構成の詳細は、「クライアント/サーバーTLSの自動構成」を参照してください。

clientTLS:
  auto: true
  validity: 9999
  encryption: required

containers

カスタム・コンテナを定義する変数。このコンテナは、TimesTenClassicオブジェクトの各ポッドに作成されます。指定されたYAMLは、TimesTenClassicオブジェクトのYAMLマニフェストの.spec.template.spec.containersセクションに直接コピーされます。

デフォルト: デフォルト値はありません。

TimesTenClassicSpecを参照してください。

containers:
  - name: sampleapp
    image: sample.com/sample:latest
    command:
        - /bin/sample

createASReadinessProbe

TimesTenオペレータがレプリケートされたTimesTenClassicの準備プローブを作成するかどうかを決定する変数。

有効な値は次のとおりです。

  • true (デフォルト): TimesTenオペレータは準備プローブを作成します。

  • false: TimesTenオペレータは準備プローブを作成しません。

「TimesTenコンテナの準備プローブについて」を参照してください。

createASReadinessProbe: true

customerService[1-5]

1つ以上のサービス(最大5)を作成するための変数。サービスはTimesTenデータベースにマップされます。これにより、Kubernetesクラスタ外のアプリケーションは、クライアント/サーバーを介してTimesTenにアクセスできます。

customService1customService2customService3customService4およびcustomService5という名前の最大5つのカスタム・サービスを定義できます。

ノート:

customService定義に指定するYAMLは、変更なしで使用されます。

デフォルト: デフォルト値はありません。

customService1:
  apiVersion: v1
  kind: Service
  metadata:
    name: sampleexternal
  spec:
    type: NodePort
    selector:
      database.timesten.oracle.com: payroll
    ports:
      - port: 6625
        targetPort: 6625
        nodePort: 31625

customService2:
  apiVersion: v1
  kind: Service
  metadata:
    name: sampleinteral
  spec:
    type: NodePort
    selector:
      database.timesten.oracle.com: payroll
    ports:
      - port: 6626
        targetPort: 6626
        nodePort: 31626

daemonLogCPURequest

daemonlogコンテナに対してリクエストされたCPUの量。

デフォルト: 200m

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

daemonlogCPURequest: 400m

daemonLogMemoryRequest

daemonlogコンテナに対してリクエストされたメモリーの量。

デフォルト: 200Mi

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

daemonLogMemoryRequest: 300Mi

databaseCPURequest

ttコンテナに必要なCPUの量。これには、クライアント/サーバー環境内のTimesTenデーモン、サブデーモン、レプリケーション・エージェント、キャッシュ・エージェントおよびサーバーで使用されるCPUが含まれます。

デフォルト: デフォルト値はありません。

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

databaseCPURequest: 2

databaseMemorySize

データベースに必要な共有メモリーの量。

デフォルト: デフォルト値はありません。

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

databaseMemorySize: 20Gi

dbConfigMap

指定された値に基づいてKubernetes ConfigMapを作成し、dbConfigMapエントリをTimesTenClassicオブジェクト定義に追加する変数。

デフォルト: デフォルト値はありません。デフォルトでは、ConfigMapはttclassicチャートによって作成されません。

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

dbConfigMap:
  - name: sample
    directory: cm

ノート: ttclassicチャートの/ttclassicディレクトリにディレクトリを作成する必要があります。ディレクトリ内のすべてのファイルが、生成されたConfigMapに追加されます。この例では、/ttclassicディレクトリ・ツリーにcmディレクトリが作成されていることを前提としています。

dbSecret

指定された値に基づいてKubernetes Secretを作成し、dbSecretエントリをTimesTenClassicオブジェクト定義に追加する変数。

デフォルト: デフォルト値はありません。デフォルトでは、シークレットはttclassicチャートによって作成されません。

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

dbSecret:
  - name: sample
    directory: seekret

ノート: ttclassicチャートの/ttclassicディレクトリにディレクトリを作成する必要があります。ディレクトリ内のすべてのファイルが、生成されたシークレットに追加されます。この例では、/ttclassicディレクトリ・ツリーにseekretディレクトリが作成されていることを前提としています。

deleteDbOnNotReadyNode

指定した場合、この変数は特定の期間ノードの準備ができていない(または不明な)状況を検出するようにTimesTenオペレータに指示します。検出されると、TimesTenオペレータは、状況を修正するための適切なアクションを実行します。具体的には、TimesTenオペレータは、ノードの準備が完了していない状況がdeleteDbOnNotReadyNode秒を超えて存在しているかどうかを確認します。その場合、TimesTenオペレータはポッドおよびポッドに関連付けられたPVCを削除します。これにより、Kubernetesは、生存しているノードに新しいポッドと新しいPVCを作成します。ポッドがKubernetesによってスケジュールおよび起動されると、TimesTenオペレータによって通常どおりに構成されます。

値は秒単位で表され、pollingIntervalより大きくする必要があります。

デフォルトでは、この変数は指定されません。ユーザーが指定する必要があります。

ノート: このデータ項目を指定するときは注意してください。このデータ項目を指定すると、TimesTenオペレータによってPVCが削除される可能性があります。PVCを削除すると、TimesTenデータベースのディスク上のコピーが破棄されます。

詳細は、「TimesTen Kubernetesオペレータによるノード障害の処理方法」を参照してください。

deleteDbOnNotReadyNode: 30

exporterCPURequest

exporterコンテナに対してリクエストされたCPUの量(このコンテナがプロビジョニングされている場合)。

デフォルト: 200m

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

exporterCPURequest: 400m

exporterMemoryRequest

exporterコンテナに対してリクエストされたメモリーの量(このコンテナがプロビジョニングされている場合)。

デフォルト: 200Mi

exporterMemoryRequest: 400Mi

image

コンテナ・イメージに影響するパラメータ。

デフォルト:
  • repository: コンテナ・イメージの場所。たとえば、container-registry.oracle.com/timesten/timestenです。

  • tag: 関連するHelmチャートを含むTimesTenリリース番号。たとえば"22.1.1.34.0"です。

  • pullPolicy: コンテナ・イメージのプル・ポリシー。たとえば、Alwaysです。

image: 
  repository: phx.ocir.io/youraccount/tt2211260image
  tag: "1"
  pullPolicy: Always

imagePullSecret

コンテナ・イメージをプルするのに必要なプル・シークレット。

デフォルト: デフォルト値はありません。

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

imagePullSecret: sekret

imageUpgradeStrategy

TimesTenオペレータが自動アップグレードを実行するかどうかを決定する変数。Manualに設定すると、Helmはリリースを自動的にアップグレードまたはロールバックできません。

デフォルト: Auto

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

imageUpgradeStrategy: Manual

initContainers

initコンテナの定義に使用される変数。このinitコンテナは、TimesTenClassicオブジェクトの各ポッドに作成されます。

指定されたYAMLは、TimesTenClassicオブジェクトのYAMLマニフェストの.spec.template.specセクションに直接コピーされます。

デフォルト: デフォルト値はありません。

initContainers:
- name: sample
  image:
  command:
  - sh
  - "-c"
  - |
    /bin/bash <<'EOF'
    echo test/user > /ttconfig/testUser
    ls -l /ttconfig
    EOF
  volumeMounts:
  - name: tt-config
    mountPath: /ttconfig

labels

TimesTenClassicオブジェクトに適用されるラベルのリスト。

デフォルト: デフォルト値はありません。

labels:
  x: y

logStorageClassName

TimesTenデータベース・トランザクション・ログ・ファイルの永続ボリュームをリクエストするために使用される記憶域クラスの名前。

デフォルト: デフォルト値はありません。logStorageClassNameを指定しない場合、ログ・ボリュームは割り当てられません。

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

logStorageClassName: fast

logStorageSize

TimesTenトランザクション・ログ・ファイルにプロビジョニングされる記憶域の量。

デフォルト: 50Gi

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

logStorageSize: 100Gi

name

作成するTimesTenClassicオブジェクトの名前。

デフォルト: releaseName

name: sample

podDisruptionBudget

podDisruptionBudgetが作成されるかどうかを決定する変数。作成されている場合は、指定された値を使用します。

デフォルト: create: false

デフォルトでは、podDisruptionBudgetは作成されません。

podDisruptionBudget:
  create: true
  pdbName: samplepdb
  maxUnvailable: 1
  minAvailable: 1
  matchLabels:
    "x": "y"

pollingInterval

TimesTenオペレータがTimesTenClassicオブジェクトのステータスをチェックする頻度(秒単位)を指定する変数。

デフォルト: 5

pollingInterval: 6

readOnlyRootFilesystem

TimesTenオペレータによってコンテナ・イメージがTimesTenコンテナに読取り専用でマウントされるかどうかを決定する変数。TimesTenオペレータが空のディレクトリをプロビジョニングし、これをすべてのTimesTenポッド内のすべてのTimesTenコンテナの/tmpディレクトリ上にマウントします。これには、各ポッドのttdaemonlogおよびexporterコンテナが含まれています。

有効な値は次のとおりです。

  • true (デフォルト): TimesTenオペレータは空のディレクトリをプロビジョニングし、これを/tmpディレクトリ上にマウントします。また、TimesTenオペレータは、読取り専用としてマウントされたコンテナ・イメージを使用してこれらのコンテナを作成します。

  • false: TimesTenオペレータは空のディレクトリをプロビジョニングせず、読取り専用としてマウントされたコンテナ・イメージを持つコンテナを作成しません。

独自のコンテナを指定した場合、TimesTenオペレータはコンテナ・イメージを読取り専用として自動的にマウントしません。

v1 TimesTenClassicオブジェクトをアップグレードし、そのTimesTenClassicオブジェクトに関連付けられているポッドを置き換えた場合、readOnlyRootFilesystemは設定されません。

readOnlyRootFilesystem: true

replicas

レプリケートされないTimesTenClassicオブジェクトに対してプロビジョニングするポッドの数を決定する変数。

デフォルトは1です。最大値は3です。

replicas: 2

replicationTopology

TimesTen Classicデータベースの構成を決定する変数。

有効な値は次のとおりです。
  • activeStandbyPair (デフォルト): TimesTenオペレータは、アクティブ・スタンバイ・ペアのレプリケーション・スキームを構成します。

  • none: TimesTenオペレータはレプリケーションを構成しません。かわりに、レプリケートされない構成を構成し、replicas変更を使用して、作成するTimesTenポッドの数を決定します。

replicationTopology: activeStandbyPair

または

replicationTopology: none

repStateTimeout

TimesTen ttRepStateGet組込みプロシージャでレポートされたとおり、レプリケートされたデータベースがrecoveringレプリケーション状態のままになる時間(秒)を示す変数。

recoveringレプリケーション状態は、障害が発生した後にデータベースがアクティブ・データベースと更新を同期していることを示します。TimesTen ttRepStateGet組込みプロシージャの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』ttRepStateGetを参照してください。

デフォルト: 30 (秒で表されます)。

repStateTimeoutの詳細は、TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

repStateTimeout: 40

rollingUpdatePartition

レプリケートされない構成のアップグレードに固有の変数。Kubernetesは、rollingUpdatePartition値以上の序数値でポッドをアップグレードします。

たとえば、レプリケートされないポッドが3つ(replicas = 3で、ポッドはsamplerep-0samplerep-1およびsamplerep-2)あり、rollingUpdatePartition1に設定した場合、samplerep_1およびsamplerep-2ポッドはアップグレードされますが、samplerep-0ポッドはアップグレードされません。

デフォルトは0です。

詳細は、このマニュアルの「アップグレードの実行」およびKubernetesドキュメントの「Partitioned rolling updates」を参照してください。

rollingUpdatePartition: 2

securityContext

オプションのsecurityContext定義の作成に使用する変数。このsecurityContext定義は、ポッド・レベルでTimesTenClassicに適用されます。

指定されたYAMLは、TimesTenClassicオブジェクトのYAMLマニフェストの.spec.template.specセクションに直接コピーされます。

デフォルト: デフォルト値はありません。

securityContext
  runAsNonRoot: true

serviceAccountName

TimesTenオペレータによって作成されるポッドに割り当てられるサービス・アカウントの名前。

デフォルトでは、TimesTenオペレータがStatefulSetsを作成する(これにより、TimesTenを実行するポッドが作成される)場合、StatefulSetsおよびポッドにはサービス・アカウントがありません。serviceAccountNameを指定すると、TimesTenポッドが実行されるKubernetes ServiceAccountを定義できます。

デフォルト: デフォルト値はありません。

serviceAccountName: xyz

storageClassName

TimesTenデータベースの永続ボリュームをリクエストするために使用される記憶域クラスの名前。

デフォルト: デフォルト値はありません。ただし、storageClassNameの値を指定する必要があります。

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

storageClassName: oci-bv

storageSize

TimesTenおよびTimesTenデータベースにプロビジョニングされる記憶域の量。

デフォルト: 50Gi

storageSize: 250Gi

storePassword

TimesTenオペレータは、そのセキュリティ証明書をJavaキーストアに格納します。Javaキーストアを作成して使用するには、既知のパスワード(storePassword)で保護する必要があります。このパスワードは、キーストアを作成および読み取るTimesTenオペレータと、キーストアを読み取るTimesTenエージェントの両方で認識されている必要があります。

デフォルト値は、ドキュメント化されていないハードコードされた文字列です。

お薦めしませんが、storePassword変数を使用して、パスワードをデフォルトとは異なる値に設定し、パスワード設定を制御できます。一度設定したstorePasswordは変更できません。変更された場合、TimesTenオペレータは、Kubernetesイベントの形式で警告を生成し、変更された値を無視します。

storePassword: pseudoRandomString

templateSpec

TimesTenClassicオブジェクトの.spec.template.specセクションに任意のYAMLを挿入するために使用される変数。

デフォルト: デフォルト値はありません。

TimesTenClassicSpecを参照してください。

templateSpec:
  preemptionPolicy: Never

terminationGracePeriod

Kubernetesがポッドの正常な停止を待機してから強制的に終了されるまでの時間(秒)を決定する変数。

デフォルトは、構成によって異なります:
  • レプリケートされる構成(アクティブ・スタンバイ・ペア: デフォルト)は10秒です。

  • レプリケートされない構成: デフォルトは300秒です。

terminationGracePeriod: 30

testAffinity

KubernetesのnodeAffinitypodAffinityおよびpodAntiAffinityパラメータを定義する変数。これらのアフィニティ構成は、Helm testポッドにのみ適用されます。

デフォルト値はありません。

testAffinity:
  nodeAffinity:
    requiredDuringSchedulingIgnoredDuringExecution:
      nodeSelectorTerms:
      - matchExpressions:
        - key: topology.kubernetes.io/zone
          operator: In
          values:
          - antarctica-east1
          - antarctica-west1

testAnnotations

Helm testポッドに適用される注釈のリスト。このポッドは、helm testコマンドを実行するときに作成されます。

デフォルト:
helm.sh/hook-delete-policy: hook-succeeded
testAnnotations:
  x: y

testLabels

Helm testポッドに適用されるラベルのリスト。このポッドは、helm testコマンドを実行するときに作成されます。

デフォルト: デフォルト値はありません。

testLabels:
  x: y

tolerations

TimesTenClassicオブジェクトのポッドに適用される許容範囲を定義する変数。

指定されたYAMLは、TimesTenClassicオブジェクトのYAMLマニフェストの.spec.template.specセクションに直接コピーされます。

デフォルト: デフォルト値はありません。

tolerations:
  - key: "key1"
    operator: "Equal"
    value: "value1"
    effect: "NoSchedule"

ttspec

TimesTenClassicオブジェクトの.spec.ttspecセクションに任意のYAMLを挿入するための変数。この変数を使用して、TimesTenClassicオブジェクト・タイプでサポートされてもttclassicチャートでは明示的にサポートされない追加のデータ項目を指定します。

デフォルト: デフォルト値はありません。

TimesTenClassicSpecSpecを参照してください。

ttspec:
  agentGetTimeout: 10
  prometheus:
    port: 7777

volumes

オプションのvolume定義の作成に使用される変数。これらの定義は、TimesTenClassicオブジェクトに適用されます。

指定されたYAMLは、TimesTenClassicオブジェクトのYAMLマニフェストの.spec.template.specセクションに直接コピーされます。

デフォルト: デフォルト値はありません。

volumes:
  - name: tt-config
    emptyDir: {}