TimesTenClassicSpec

TimesTenClassicSpecはTimesTenClassicに表示されます。次の表は、TimesTenClassicSpecの構文を示しています。3番目の列は、フィールドが最初に導入されたスキーマ・バージョンを示しています。詳細は、「TimesTen CRDについて」を参照してください。

表19-2 TimesTenClassicSpecの構文

フィールド タイプ 導入されたスキーマ・バージョン 説明

ttspec

TimesTenClassicSpecSpec

v1

TimesTenに固有の属性。

template

PodTemplateSpec

v1

TimesTenClassicオブジェクトにプロビジョニングされたポッドについて説明します。templateで指定されたポッドに加えて、各ポッドに自動的に含まれるttコンテナおよびdaemonlogコンテナがあります。TimesTenは、ttコンテナで実行されます。Prometheusを構成して使用する場合、exporterコンテナも含まれます。PodTemplateSpecの詳細は、次を参照してください。

https://kubernetes.io/docs/reference/kubernetes-api/

volumeClaimTemplates

PersistentVolumeClaim

v1

TimesTenでは、/tt (および指定されている場合は/ttlog)に対してPersistentVolumeClaims (PVC)が自動的にプロビジョニングされます。TimesTenポッドのコンテナで実行されているアプリケーションがあり、これらのアプリケーションで追加のPVCが必要な場合は、このフィールドで指定します。PersistentVolumeClaimの詳細は、次を参照してください。

https://kubernetes.io/docs/reference/kubernetes-api/