TimesTenClassic

TimesTenClassicタイプのオブジェクトは、TimesTen Classicデータベースをデプロイするためのメタデータを示します。

次の表では、TimesTenClassicオブジェクト・タイプの構文について説明します。

表19-1 TimesTenClassicの構文

フィールド タイプ 説明

apiVersion

文字列

オブジェクトのこの表現のバージョニングされたスキーマ。

TimesTen Kubernetesオペレータは、v3v2およびv1スキーマ・バージョンをサポートしています。

値はtimesten.oracle.com/v3timesten.oracle.com/v2またはtimesten.oracle.com/v1である必要があります。

timesten.oracle.com/v3を指定して、v3スキーマ・バージョンを使用します。v2およびv1スキーマ・バージョンは、以前のリリースのTimesTenオペレータとの上位互換性を容易にするために利用できます。v1スキーマ・バージョンは非推奨です。このリリースでは完全にサポートされていますが、今後のリリースでは削除される予定です。

TimesTenClassicオブジェクトのスキーマ・バージョンの詳細は、「TimesTen CRDについて」を参照してください。

kind

文字列

オブジェクトのタイプ。たとえば、TimesTenClassicです。

metadata

ObjectMeta

オブジェクトに関するメタデータ(その名前など)。オブジェクトのメタデータはすべて、オブジェクトからStatefulSetに渡されます。ObjectMetaの詳細は、次を参照してください:

https://kubernetes.io/docs/reference/kubernetes-api/

spec

TimesTenClassicSpec

TimesTenのポッドおよびデータベースの必要な構成。

status

TimesTenClassicStatus

このTimesTenClassicオブジェクトのポッドの現在のステータスと、そのポッド内の様々なTimesTenコンポーネントのステータス。このデータは、時間が経過すると期限切れになる場合があります。