TimesTenClassic

TimesTenClassicタイプのオブジェクトは、TimesTen Classicデータベースをデプロイするためのメタデータを示します。

次の表では、TimesTenClassicオブジェクト・タイプの構文について説明します。

表20-1 TimesTenClassicの構文

フィールド タイプ 説明

apiVersion

文字列

オブジェクトのこの表現のバージョニングされたスキーマ。

TimesTen Kubernetesオペレータは、v4v3およびv2スキーマ・バージョンをサポートしています。

値はtimesten.oracle.com/v4timesten.oracle.com/v3またはtimesten.oracle.com/v2である必要があります。

timesten.oracle.com/v4を指定して、v4スキーマ・バージョンを使用します。v3およびv2スキーマ・バージョンは、以前のリリースのTimesTenオペレータの上位互換性を容易にするために利用できます。v2スキーマ・バージョンは非推奨です。このリリースでは完全にサポートされていますが、今後のリリースでは削除される予定です。

TimesTenClassicオブジェクトのスキーマ・バージョンの詳細は、「TimesTen CRDについて」を参照してください。

kind

文字列

オブジェクトのタイプ。たとえば、TimesTenClassicです。

metadata

ObjectMeta

オブジェクトに関するメタデータ(その名前など)。オブジェクトのメタデータはすべて、オブジェクトからStatefulSetに渡されます。ObjectMetaの詳細は、次を参照してください:

https://kubernetes.io/docs/reference/kubernetes-api/

spec

TimesTenClassicSpec

TimesTenのポッドおよびデータベースの必要な構成。

status

TimesTenClassicStatus

このTimesTenClassicオブジェクトのポッドの現在のステータスと、そのポッド内の様々なTimesTenコンポーネントのステータス。このデータは、時間が経過すると期限切れになる場合があります。