TimesTenScaleoutオブジェクトのデプロイメントの監視

kubectl getコマンドとkubectl describeコマンドを使用してグリッドとその関連データベースの進行状況を監視します。この例では、1つのデータベースがあります。

1. kubectl getコマンドを使用し、OVERALLフィールドを確認します。値がInitializingであることを確認します。

   kubectl get tts cachegrid

   出力は次のようになります。

   NAME        OVERALL        MGMT   CREATE   LOAD   OPEN   AGE
   cachegrid   Initializing                                 12s
   

   kubectl get tts cachegrid

   出力は次のようになります。

   NAME        OVERALL          MGMT   CREATE   LOAD   OPEN   AGE
   cachegrid   ZookeeperReady                                 3m
   

   kubectl get tts cachegrid

   出力は次のようになります。

   NAME        OVERALL       MGMT   CREATE   LOAD   OPEN   AGE
   cachegrid   GridCreated                                 3m54s

   kubectl get tts cachegrid

   出力は次のようになります。

   NAME        OVERALL            MGMT   CREATE   LOAD   OPEN   AGE
   cachegrid   InstancesCreated                                 6m17s

   kubectl get tts cachegrid

   出力は次のようになります。

   NAME        OVERALL           MGMT   CREATE   LOAD   OPEN   AGE
   cachegrid   DatabaseCreated                                 6m59s
   

2. kubectl getコマンドを再度使用して、TimesTenScaleoutオブジェクトがNormal状態に遷移したかどうかを確認します。Normal状態は、グリッドおよびデータベースがプロビジョニングされ、プロセスが完了したことを示しています。

   kubectl get tts cachegrid

   出力は次のようになります。

   NAME        OVERALL   MGMT     CREATE    LOAD              OPEN   AGE
   cachegrid   Normal    Normal   created   loaded-complete   open   8m29s

これで、グリッドとデータベースのデプロイが完了しました。TimesTen Cacheが正しく構成され、正常に動作していることを確認しましょう。