実行時のメモリーの監視について
TimesTenオペレータでは、実行時にTimesTenポッドのメモリー使用量が監視されます。それによって、次のことが通知されます:
-
tt
コンテナのいずれかが、指定されているメモリー制限に近づいているかどうか。 -
TimesTenコンテナがLinuxのOOMキラーによって終了されたかどうか。
これらの状態を報告するために、Kubernetesイベントが生成されます。
各tt
コンテナ内のTimesTenエージェントにより、.spec.ttspec.pollingInterval
秒ごとに、コンテナの基にあるLinux cgroupに対する問合せによってそのcgroupのmemory.limit_in_bytes
およびmemory.usage_in_bytes
が確認され、これらの値がTimesTenオペレータに報告されます。各コンテナのKubernetesステータスの問合せも同様に実行されます。TimesTenオペレータでは、必要に応じて、このデータを使用して適切なイベントが生成されます。
usage
がlimit
の.spec.ttspec.memoryWarningPercent
より大きい場合は、通知するためにイベントが生成されます。また、TimesTenオペレータで、1つ以上のTimesTen関連コンテナが(OOMキラーまたはその他の方法で)終了または再起動されたことが検出された場合は、TimesTenオペレータによって、適切なイベントを使用することで検出内容が報告されます。