インストール後のパスに関する考慮事項

TimesTen環境では、ODP.NETにより適切なOCIバージョンが検出され使用されます(つまり、TimesTen Instant ClientバージョンではなくOracle Clientのバージョン)。

さらに、パスについて次が確認されます。

  • PATH設定でTimesTen共有ライブラリの場所がtimesten_home\binになっていることを確認します(timesten_homeはTimesTenインスタンスのホーム・ディレクトリです)。これは、パス内のその他のOracleディレクトリの後に続きます。

    WindowsではインストールごとにTimesTenインスタンスが1つのみ存在し、timesten_home (インスタンス・ホーム)はtt_installation_dir\instanceを指すということを覚えておいてください。

  • XCopyインストールの場合、TimesTenのディレクトリを含むその他のOracleディレクトリの後に、PATH設定に、ODACインストール・ディレクトリとODACインストールbinディレクトリを追加します。たとえば、C:\oracle\odacがインストール・ディレクトリであるとします。

    set PATH=C:\oracle\odac;C:\oracle\odac\bin;%PATH%

ノート:

ODP.NETの設定の詳細は、ODP.NETのREADMEファイルを参照してください。